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英語の規則動詞と不規則動詞の違いって?覚え方もマスターしよう!(中学レベルの不規則動詞一覧プレゼントあり)

しゅみすけです。
本職は英会話教室の社長をやってます。

今日の話はですね。
英語の不規則動詞の秘密についてお話します。

実は不規則動詞って超重要だってことご存知でしたか。
不規則動詞でしょ?知ってるよ。

go went gone、come came come。
全然言えるよ。

こんな風に思ってる方多いかもしれません。

ただ、いざ、会話で使ったり、リスニングで聞こうとすると変化の仕方がバラバラ。
句動詞になったり、代名詞とくっついてcut it offみたいになると分からない。
何よりも覚えるのがめんどくさい。

だったら規則動詞の方がルールがはっきりしていて覚えやすいじゃん。
ってことで、日本人英語学習者の中には、不規則動詞をあまり使わない方って多いです。

僕も、かつてはそうでした。

彼と議論したと言おうとしたら、えっと、議論はdiscussだから、ってことで、I discussed with him.ってわざわざdiscussを使ったり、私は良い経験をしました、とかだと、I experiencedなんんていうのかなあ?みたいに規則動詞を使おうとする癖がありました。

ただですね。
の規則動詞を使いがちなのは、英語が話せない人に共通する問題なんです。

というのも、英語を話せたり聞けるようになるためには、この不規則動詞をどれだけ使いこなせるか。
これにかかってるからです。

この記事では、不規則動詞ってそもそもどういうものなのか。なぜ、不規則に変化するのか。不規則動詞・規則動詞との生い立ちの違い。そして、なぜ、不規則動詞が英語学習において超重要な理由を説明します。その後、不規則動詞を効率よく学ぶ方法を伝授します。また、プレゼントとして不規則動詞の一覧表もありますので」最後までお読みください。

不規則動詞を制するものは英会話を制す。
皆さんも、今日の記事を通じて不規則動詞をマスターしてください。

皆さん準備はできましたか?

それでは、
Make sure you stick with me to the end!

今回の記事は、こちらの動画にまとめていますので、あわせてご覧になってみてください。

不規則動詞が英会話で大事な理由

では、不規則動詞がなぜ英語学習において、ここまで大事なのか。
その秘密について、お話します。

不規則動詞が英会話において超大事な理由。

それは、不規則動詞ってのは、田舎のマイルドヤンキーのような存在だからなんです。
だから、大事なんです。

なぜ、田舎のマイルドヤンキーが不規則動詞なのか?

おいおい。
不規則動詞が田舎のマイルドヤンキーかよ。

じゃ、規則動詞はドラえもんの出来杉君?
そんなツッコミが来るかもしれません。

そう思った方はかなり勘が鋭いです。
その通りなんですよ!

より厳密に言えば、規則動詞は生まれた地元を離れて都会に出てきてしまった出来杉君です。
なので、たまにしか生まれ故郷には帰ってきません。
規則動詞のことを比喩するとすると、こんな感じでちょっといけ好かない出来杉君を想像してください。

話を不規則動詞に戻します。

では、僕がなぜ、不規則動詞が田舎のマイルドヤンキーと例えたかを話します。
これを聞けば、別にウケ狙いで言ったわけじゃなくちゃんとした理由があるってことがわかるはずです。

1つ皆さんに質問です。

皆さんの地元のお祭りで神輿を担いでるのは誰ですか?
想像してみてください。

真面目そうな出来杉君は思い浮かばないはずです。

子供の頃はやんちゃ坊主。
学生時代はちょっとグレてたけど、今はいいパパママになってるようなやつ。
そんな人を思い出しませんか?髪の毛は今も茶髪。
肌も真っ黒に日焼けして、一見怖いけど、実は超いいやつ。
家族を愛し、地元を愛し、そして、お祭りでは神輿を担ぐ。
不規則動詞ってのは、そんな存在です。

実はですね。
僕が、不規則動詞を田舎のマイルドヤンキーに例えたのは、不規則動詞がまさに、英語という言語の中における立ち位置がこの田舎のマイルドやキーな立ち位置だからなんです。

英語の不規則動詞と規則動詞の歴史

次に、ここで、不規則動詞って何なのって話をします。
この話は、僕が以前アップした英語の歴史の記事に詳しいですが、このことを理解しておくと今後の学習を助けます。

不規則動詞とは、実は、大昔から英語を話すアングロサクソン系の人達によって使い続けられてきた動詞です。
なので、単語としては、go、cut、take、get、think, guess, hope, wishなど体の動き、心、脳内のこと、願望といった身近なことを表す単語が多いです。

つまり、不規則動詞とは寅さんじゃないですけど

「わたくし、生まれも育ちもイングランドです。昔から英単語として使われて。姓は不規則、名は動詞、人呼んで不規則動詞と発します。」

ってことです(厳密には、ノルド語などの外来語もある)。

一方で、規則動詞はフランス語、ラテン語、ギリシャ語など、あとから、外来語として入ってきた単語です。
ここで1つ、皆さんに質問です。

なぜ、不規則動詞は不規則に変化するのか。
考えてみたことありますか?
殆どの方はないと思います。

不規則動詞が不規則な理由。
それは、不規則動詞は、ルールが誕生する前から使われてたからなんです。
だから、色んな人が勝手に過去や過去分詞で使っているうちにそれが定着しちゃったってことです。

例えば、マクドナルド。
日本に一号店ができたのは1971年ですが、どのようにニックネームがつくか別にルールなんてなかったですよね。
みんなで、マクドナルドはこれだよってなかったです。

その結果、関東では、マック、関西だとマクド。
そして、このまま定着してます。
これと不規則動詞は似てます。

英語の不規則動詞の3つの特徴

では、ここで、不規則動詞が、何故、超重要なのかをめちゃわかりやすく解説します。
まず、不規則動詞は大きくわけて3つの特徴があります。

この特徴を話す際、1つ問題があるんです。

それは、この3つの特徴のうち、学校の先生は1つしか私達に教えてくれません。
だから、社会人になって英語を勉強しようとすると、不規則動詞の重要性に多くの人が気づかないんです。
でも、この3つの特徴を理解すれば、なぜ、英会話において不規則動詞が超重要かがわかります。

1.活用がバラバラ

1つ目は、過去形、過去分詞がバラバラということ。

規則動詞は、discuss, discussed, discussed、communicate, communicated, communicatedのようにedをつける法則性があって覚えやすいですよね。
これが学校で私達が教わる唯一の特徴です。

一方で、不規則動詞はgo-went-goneのように全部バラバラなものから、
put-put-put, cut-cut-cutのように全部同じものまで法則性がありません。
で、学校では掛け算の九九のように暗記しましょうってなります。

ただ、覚えるのは大事なんですけどこれだけだと駄目なんです。
それは置いといて、次に2つ目の特徴を話します。

2.1音節

2つ目の特徴は、1音節の動詞がほとんどだってことです。
音節って概念は日本語では意識することがないですが、要はひとまとまりで感じられる音の塊です。

例えば、規則動詞のcommunicateだとcom・mu・ni・cateで4音節、discussならdis・cussで2音節です。
基本、外来語から来てるので、語根、接頭語、接尾語など感じでいうところの部首から成り立ちます。

一方で、不規則動詞はほとんどが1音節、つまり一拍で発音できる音が多いんです。
put、cut、let、run、come。
ね、1音節です。

実は、この1音節ってのが英会話において超重要なんです。

何故だと思いますか?
後で詳しく解説しますので、ちょっと頭に留めておいてください。

3.数が超少ない(VS意味は多い)

最後に3つ目は数が少ないってことです。

不規則動詞の数ってご存知ですか?実はたったの283個。
さらに言えば、実際の会話でよく使うのは70個くらいです。
少ないですよね。

一方で、規則動詞の数は分かってません。
でも、一説では60,000~100,000くらいじゃないかと言われてます。

更に、すごいのが数が少ないくせにね、不規則動詞は昔から使われてたのであらゆる場面で使われるようになっています。
まぁ、あれですね。
会社のお局さんで、経理も人事総務もするし、いざとなったら営業までしてくれる人みたいな感じです。

例えば、”make”って単語は日本語訳すると「作る」って学びます。
でも、実際の使われ方を見てると

I made many friends in my school days.
私は学生時代たくさんの友達を作りました。

I didn’t make it.
うまくいかなかった。

His death made us cry.
私たちは彼の死に涙した。

That makes sense.
それは筋が通ってるね。

He made fun of my mistake.
彼は私の間違いをバカにした。

You made my day!
良い一日になったよ!

こんな感じで、モノを作るだけじゃなく、状況だったり、出来事だったり、人だったりと様々なものに作用している時全般に使われています。

ここでまとめにはいります。

このオールマイティ感と登場回数の多さ。
でも、まぁ、時制が変わると変化がイレギュラーなちょっと一癖あるところ。
なんか似てませんか?

そう。

僕が最初に言った田舎のマイルドヤンキーのパパですよ。

普段は良きパパ。
近所のお年寄りの荷物を持ってあげたり、仕事をバリバリこなしたり。
車が故障したら直してくれたり。
一人何役もこなしてます。
そして、祭りがあれば神輿を担ぐ。
そんな人ですよ。

一方、都会に出てしまった出来杉君ね。
規則動詞は、使う場面が限られてます。
確かに大陸からやってきた育ちの良い単語で、変化も規則的だから一見、英語を学ぶ私たち、ノンネイティブには学びやすく感じます。
でも、ほとんどの単語は1単語に対して意味も少なく、一人一役的な使い方しかできません。

つまり、不規則動詞とは、変化が不規則で面倒で嫌われ者ですが、オールラウンダーで、一度馴染むと皆さんの最強のともになる動詞。
これが、不規則動詞なんです。

不規則動詞と規則動詞がどんな場所で使われるか?

なんかいろいろ言ってるが本当かよ。
そう思った人のために、不規則動詞と規則動詞がどんな場所で使われるかを直感的にわかるようにしました。

ビートルズの歌

I once had a girl
Or should I say she once had me
She showed me her room
Isn’t it good Norwegian wood?
She asked me to stay
And she told me to sit anywhere
So I looked around
And I noticed there wasn’t a chair

赤:不規則動詞、オレンジ:昔からの動詞、青:規則動詞

新聞の英語

次がね、ニュースの英語です。

新聞の英語

Stocks on Wall Street rebounded from early losses on Thursday to close higher, ending a losing streak that had stretched for four consecutive days and reflected growing concerns about the path for interest rates and the economy.

赤:不規則動詞、オレンジ:昔からの動詞、青:規則動詞

英語の不規則動詞の覚え方

では、ここで具体的に僕たちが不規則動詞とどのように付き合うべきかについてお話します。

まずは不規則動詞をまずマスターしましょう。
不規則動詞は、まずいくつかに分けることで覚えやすくしましょう。

基本、原型・過去形・過去分詞が一緒のAAA型、原型・過去分詞が同じABA型、過去形・過去分詞が同じABB型、全て違うABC型がほとんどです。

ネットにも表が結構ころがってますが、今回、僕の方でまとめて更に原型、過去形、過去分詞の時の例文付きの教材を作りました。
全部で87個なんですが、そのうち、圧倒的に会話で使われるものだけ20個を選んでまとめてます。
興味ある方は、LINE友だち登録していただいた後、メッセージで「不規則動詞」と書いて送ってください。
プレゼントします。

公式LINEの登録はこちら

で、学校では掛け算の九九のように暗記しましょうってなります。

この覚え方より、僕がオススメな覚え方があります。
それは、もう別物として覚えるってことです。

で、ここで覚え方のコツだけ言っておきます。
最初覚えるときは、学校の先生が言ってるように掛け算の九九のように覚えていいです。

でもですね。
これだと、会話する時「えっと、putの過去形はputだから」とか、リスニングしてる時ね、「He’s gotten fat lately.」みたいになるとhas gottenの部分がわからなかったりします。

で、僕はどうしてるかって話なんですけど数が少ないのでね。
現在、過去、過去分詞と別物だとして覚えてます。
どういうことかというと、会話の中で、例えば過去の文だから過去形にしよう、現在完了だったり受動態だから過去分詞にしよう、と頭の中で原型を変換するというプロセスすら会話では脳内の負荷があってもったいないわけです。

だったらね。
いっその事、もう別の単語だというくらいで覚えちゃえばいいわけです。
だって、使う数は100個もないわけだし、ホントよく使うのは20個ちょいです。
なら、原型はもう皆さん知ってるわけだから、過去、過去分詞を別物として覚えたとしても40個です。
見たことも聞いたこともない出来杉君単語を100個覚えるより遥かに使える40個ですよ。

僕はそうした結果、会話で不規則動詞ばかり使うようになりました。

そして、過去、過去分詞と意識せず別物として覚えてるの会話やリスニングで変換する手間がなくなり、話す時もアドリブで話せることが激増。
リスニングも、えっと、これはbrokenはbreakの過去分詞だから、みたいなことがなくなったので、リスニング力も劇的にアップしました。

このあたり詳しくは、こちらの動画で解説していますので、ご覧になってみてください。

まとめ

はい。
今日のまとめです。

今回は「規則動詞と不規則動詞の違いをめっちゃわかりやすく説明したるわ」ということでお話をしました。

今日のポイントは、不規則動詞を制するものは英会話を制す。
そして、不規則動詞は田舎のマイルドヤンキーのパパのごとく、一騎当千、どんな場所でも使える実はオールラウンダーだってことを話しました。

今日の記事を読んだ方はね。
今の英語力がどんなレベルであったとしても、この不規則動詞だけは絶対にマスターしたほうがいいってことがわかったと思います。
あれもこれもじゃなく、今、会話力を改善したい、リスニング力をアップしたい。
その視点で単語が課題と思ってる方は、不規則動詞を真っ先に復習してみてください。
一番効果が高いと断言します。

今日、僕が言ったことは、TOEICや英検などの試験勉強を通じて、単語学習を頑張ってきた人にはショックだったかもしれません。
俺が、私がやってきたことって無駄だったの?
そんな風に悲観しないでください。

こうした試験で学ぶ単語は、会話での登場機会は少ないですが、読み書きでは役に立ちます。
全然無駄ではないです。
ただ、スピーキング、リスニングだけじゃなく、リーディング、ライティングでもこれらの不規則動詞は必須です。
セットで学ぶようにしましょう。

はい。
ということで、今日も最後まで見てくれてありがとうございました。
これからも、みんなの英語学習のあるあるの落とし穴におっこちないよう、その対処法もたくさん紹介していきます。

それでは次回の記事でまたお会いしましょう。

今回の記事は、こちらの動画にまとめていますので、あわせてご覧になってみてください。