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【英語の動詞】「put」のコアイメージを例文・イラスト豊富に分かりやすく徹底解説!- 第28位

【英語の動詞】「put」の意味・使い方をコアイメージと例文で解説!- 第28位

こんにちは。
YouTubeではしゅみすけ社長の名前で主に独学で英語学習をされている方向けに情報発信をしています。本業では、「b わたしの英会話」という英会話教室の運営を行っています。

今回の記事では、英語の重要動詞「put」について、イラスト付きのコアイメージで解説します。「put」はさまざまなイディオムで使われており、イディオムによって意味を覚えることに苦労する方も多いでしょう。

しかし、コアイメージで「put」の本質的な意味を理解すれば、応用が効くようになります。この記事であなたの英語力をUPさせてくださいね。

なお本編動画では、海外ドラマ「フレンズ」で頻出する第1位〜55位までの基本動詞の詳細をまとめていますので、下記YouTube動画のリンクをご参照ください。

【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】

 

この記事では、「英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55」の企画第28位「put」のコアイメージをイラスト・例文付きでわかりやすく徹底解説します。英単語学習で、学習が煮詰まっている方は、この記事を通じて効率よくputの意味、本質を理解し、実際の会話、リスニングでも使いわけができるようになることでしょう。

【英語の動詞】「put」の意味・使い方をコアイメージと例文で解説!

「put」のコアイメージ
「put」のコアイメージ = 何かを別の場所を移動させる

基本動詞Top55、第28位は「put」です。
皆さん、おそらく「put = 置く」と習ったはずです。ですので、「put」という英単語を「物を置く」と表現するときにしか使わなくなっているかもしれませんね。

I put a clock next to the bed.
時計をベッドの横に置いておく。

このような例文が、多くの方が想像する「put」です。

しかし、これは「put」という単語の一側面を日本語にしたものでしかありません。

では、「put」の本質とは何かと言えば、それは「物体を動かす行為そのもの」なのです。物体を動かすとき、まず始めに物を取ります。

これは以前の解説に出てきた「get」や「take」です。

その後続く動作が「put」です。つまり、手に取ったものを移動させて、新しい場所に置いたりすることで手を離すまでの一連の行為。これが「put」の本質です。

このように理解していると、

Please put your name at the bottom of the list.
名簿の下にあなたの名前を書いてください。

名簿に書くような行為も、名前を書いて文字というものを名簿のなかで動かしている感じがしますよね。そこから「put your name」になっています。

「put on」「put off」の英語例文をご紹介

実際の会話では「put」単体で使うことはあまり無く、実際には、前置詞、副詞などとセットで使われることが多いです。例文を見てみましょう。

put on = 着る
You should put on your raincoat.
レインコートを着た方がいいですよ。

「put on = wear(着る)」と学校では教わりますが暗記する必要はありません。
レインコートに袖を通して、ボタンを留めて、最後に手を放す。このように物が移動する感覚の「put」と、人間と服が接触する感覚を意味する前置詞の「on」によって表現されています。

put off = 延期する
We need to put off the wedding.
結婚式は延期する必要がありますね。

こちらも学校で教わる句動詞で「postpone」と習いますが、理由は教わりません。しかし皆さん、コアイメージで捉えればお分かりになりますよね。「put」は何かを別の場所に移動させるイメージですが、決して、物に対してのみに使われるのではなく、結婚式という出来事やイベントにも使われます。

更に、離れていくイメージの前置詞「off」とセットにすることで、イベントが移動させられて離れていく感じから「延期する」と言う意味になります。

まとめ

いかがでしたか?

「put」のコアイメージは「何かを別の場所を移動させる」でした。学校で習った「置く」と言う一側面の意味だけではなく、「物体を動かす行為そのもの」をあらわすのが「put」の本質だと言うことがわかりましたね。

「put」の解説は以上です。

次の記事は、こちら「【英語の基本動詞】「try」のコアイメージを例文・イラスト豊富に分かりやすく徹底解説!- 第29位」をご覧ください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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