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英語の仕組みが分かれば【誰でも】英会話は簡単!|文法本いらず、英文法はこの3つだけで英語は話せる、聞けるようになる!

英会話上達の極意を徹底解説!英語が話せるコツはこの3つだけで十分!

Hey guys.
しゅみすけです。
本職は英会話教室の社長をやってます。

今日はですね。
英文法はこの「3つだけ」でペラペラっていう話をします。
ぶっちゃけ、これ、僕が英語学習者時代にやってたことなんですが、これだけで英語はそれなりに話せるようになるよ、っていうお話です。

まず、ここで皆さんに1つ問いかけをしたいと思います。

英文法をちゃんとわかってないと英語が話せない。
そう思って、英文法の本を何冊も買って家に積んでるだけの方、手を上げてください。

僕はYouTubeで話してるから皆さんがどれだけ手を上げてるかわかりませんが、かなりいるはずです。
中には、ここにあるような本(手にとって見せる、モザイクかける)を持ってる人もいるかも知れません。
これ、もう、電話帳やん。そう思います。

でもね。今、手を上げた人は、こんな悩みがあるのではないでしょうか。
だから、この動画を聞いていると思います。

①そもそもこんな電話帳みたいな文法理解しないと英語ができないのだとしたら、話せる人たちはみんなそんなに勉強できたの?
②TOEICや英検のテストに出てくる文法の穴埋め問題は解けるけど会話は全くだめ
③英語を話そうとすると日本語で考えてそれを英作文しようとしてしまう(けどうまく行かない)
④どう考えても自分より英語勉強してない人だけど話せる人がいる理由がわからない

どうでしたか?
聞いて、ぐぬぬって思った方。僕のこれから話すこと頑張って聞いてくださいw

まぁね、色々言いましたけど安心してください。
僕もかつては同じことで悩んでました。

でもね、とあることをきっかけに、僕のスピーキング、リスニングは劇的に改善しました。
この時期を今でもよく覚えています。

でね。実はですね。
この時期、僕、やらなかったことがあるんです。
なんだと思いますか?

そう、多くの人がやってるであろう文法の学習です。

だって、僕、気づいちゃったんです。
問題はそこじゃないって。

皆さん、どうですか?

文法、文法と言われ英文法はつらく、難しく、つまらない。
中学文法だけでいいって言う人いますよね。でも、それでも多すぎるし難しい。

そう思いませんか?

でもね。僕だけじゃないです。
英語が話せるようになった人の多くは、僕がこれから話す英語の本質を、無意識、直感で気づいた結果、とあることに慣れることだけに集中しています。
そして、その結果、英語が話せるようになっています。
ついでにいえば、聞けるようになってます。

これが英文法の本質です。

皆さんの周りにもいるでしょ。
自分より明らかに学生時代英語の成績悪そうなのに、英語話せる人。

あれですw。
ってか、僕もその一人だったかもしれません。

でも、そういった人を馬鹿にしちゃだめですよ。
だってね。そうでしょ。

本質に気づかないと、これから何年、何十年経って勉強を更に進めたとします。

文法は更に理解した。
知ってることも更に増えた。
けれども、英語を話せない、聞けない。

これは嫌ですよね。
でも、実際周りを見てください。

これがほとんどの日本人英語学習者にあてはまります。

ってことで、安心してください。

今回の記事では、英語の仕組みが分かれば【誰でも】英会話は簡単!ということで、英文法の中から英会話に本当に必要という視点から3つに絞ってお話します。中学文法全部勉強しましょう、なんて話はしません。これは言い換えるとね。英語。いや、言語ってなんなの?という究極にシンプルな問いに対する僕なりの答えでもあります。

僕、いつも言ってますよね。
知ってる知識と使える知識は別物です。

僕もかつては、皆さんと同じように、単語をたくさん覚えて、文法を全てマスターしないと英語は聞けない、話せないものだと勘違いしていました。

逆です。

会話で使われる単語とは何なのか。
文を作ったり文を理解するために必要な文法の本質とは何なのか。

これがわかった人が英語ができるようになるんです。

この記事を読み終える頃には、皆さんもこれから、英文法において、何をできるようにならなくてはいけないのかかが、分かるようになります。
そして、文法を知ってる人ではなく、使える人になります。

ってことで、皆さん準備はできましたか?
それでは、Let’s get into it!

今回の記事は、こちらの動画「英語の仕組みが分かれば英会話は【超簡単】!|文法本いらず、この3つだけで英語は話せる、聞けるようになる!」でも、解説しているので、ぜひチェックしてみてください!

英会話の上達で1番大切な本質とは?

それでは、これから紹介する英語の本質に基づいた文法。
3つポイントに分けて解説します。

ただね。最初のこの3つのポイントの話をする前に、大、大、大前提の話をします。

皆さん、なぜ、英語を勉強してるんですか?
何を今さら。と思うかもしれないけどもう一回思い出してみてください。

思ったことを英語で話せるようになりたい?
ネイティブの英語が聞けるようになりたい?

そうですよね。
でも、今、皆さんのやってる勉強ってどうですか?

多くの方は当初の目的を忘れて、単語や文法など知っている量を増やす勉強ばかりしてるのではないでしょうか?
あるいは、今はやりのシャドーイングやったり、オンライン英会話でネイティブとのクラスを受けてる人もいるかもしれません。

どっちもね。Noとはいいません。
でも、こうした学習以前のことがあります。

まず最初にそもそものことを考えましょう。
「話せる」「聞ける」とは何ができることでしょう?
どうですか?考えてみてください。

英語が話せる。
つまり、思ったこと、感じたことをすぐに英語という言語で文章にしてアウトプットできる。英語が聞ける。
これってつまり、相手が話している英語が音として聞けて、そして、文として理解できる。
以上なんです。

冷静に考えてみるとシンプルです。
そのために必要なことって何だと思います?

文章を作って相手に伝えるとき、そして、相手の文章を理解する時に絶対にできないといけないことがあります。何でしょう?

ずばり、「主語」と「述語」です
言葉って、主語と述語さえ合ってれば通じるんですよ。
あるいは、主語と述語さえ聞き取れれば相手の言うことも理解できます。
これは、英語でも日本語でも一緒です。

例えば、日本語を勉強しているアメリカ人がいたとします。
この日本語を聞いてみてください。

John:私は、明日の朝ね、フライトで東京に行ったんです。

どうですか?
明日の朝って言ってるののに、「行く」が「行った」で過去形です。

でもね。僕が指摘したいのはここじゃないんです。
皆さんはどうでしたか?この拙い間違っている日本語の意味理解できましたよね?

そう。
言語で一番大事な本質は、「主語」と「述語」を自分の伝えたいと思ってる文章の中にちゃんと入れること
これが話せるということ。

あるいは、相手の会話を聞く際は音を理解した上で、その会話の中の「主語」と「述語」を理解することです。
これが聞こえるということです。

この視点から見ると、英語という言語を使いこなす上で、文法の視点で本当に大事なのは突き詰めると3つに絞り込めます。
では、この3つとは何でしょう?
これが今日の記事の結論部分です。今から言いますので、まず、ちゃんと注意して聞いてください。

①英語の代表的な3つのパターンで文の組み立てができるようになること
②疑問文、否定文をつくれるようになること
③動詞を拡張して会話のニュアンスを足す

この3つです。

皆さんどうですか?
英語が話せる、聞けるようになって何をしたいんでしたっけ?

別にアメリカの国会で演説するわけじゃないですよね?
シェークスピアの本を読みたいって人も、ゼロじゃないかもしれないけど、ほとんどいないと思います。

普通に旅行で話せる、外国人観光客に聞かれたことがわかって切り替えせる、仕事で質問に対して適宜回答できる。
このあたりですよね。
ならば、細かなことはさておき、この3つが脊髄レベルで使いこなせるようになることが先です。

文法の本に出ている細かなことは後から少しずつ理解していけば問題ないです。
でも、この3つはもうね、体に染み込んでおかないとお話になりません。

英語が話せるコツはこの3つだけで十分!

ここで大事な視点を補足します。

今、僕が指摘しているのは、話し言葉と呼ばれるカテゴリに属します。
そう。言葉には、話し言葉と読み書きの言葉、つまり、口語と文語にわかれます。
特に、英語や日本語のように単語数が多い言語では、同じ言語であったとしてもかなり口語と文語では注意するポイントが変わってきます。

だって考えてみてください。

日本語でも文語は難しいですよ。例えば、子供を見てください。
日本語上手に話してますよね。
幼稚園の子だって上手に話しますし、小学生ならかなり上手に話します。

でも、まだ、子供なら話し言葉は上手でも、新聞を読もうとしたら知らない単語、熟語があって読めません。
多分、高校生になってからですよね。
新聞レベルの日本語を理解できるようになるのは。

そう、読み書きの言葉である文語を極めたいのなら、知ってる知識の量がどうしても必要です。
なので、学生時代お勉強好きだった人が有利かもしれません。

でも、皆さんが、今、英語でできるようになりたいことはなんですか?

・英語が話せるようになりたい。
・ネイティブの英語が聞けるようになりたい

この2つですよね?

ならば、これは話し言葉です。
話し言葉なら、使われる単語数は読み書きの言葉に比べて遥かに少なくて済みます。
文法も、複雑な構文などは使われることはほとんどありません。
ぶっちゃけですが、中学英語で十分と言う人多いですが、うーん。中学英語でも多すぎます。

僕が今お話した3つのポイントというのはまさにこの話し言葉、口語英語視点なんです。

大事なのでもう一度いいます。

ポイントは知ってる量ではありません
話し言葉としての英語で、相手に伝える、相手の言ってることがわかるために必要なことだけをしっかり体で使いこなせるようになることです。体で使えるようになることです。

見えてきましたかね。
では、いよいよここからです。まずは、1つ目ののポイントを解説します。

①3つの文のパターンをマスターする

「この3つだけで英語は話せる」。1つ目です。何かって?
英語という言語で文を作る、理解する時に必要な3つパターンをマスターすることです。

ズバリいいますが、これが一番大事です
残り2つも大事ですが、この1つ目をマスターすることから英語のすべてがはじまります。

さっき僕言いましたよね。言葉というのはストーリー、つまり、物語だって。
皆さんが単語を組み立てて作る文章がストーリーになってるから相手が分かってくれます。

また、相手が話すことがストーリーになってるからこそ、相手のことがわかるんです。

ストーリーとはなにか?
そう。さっき、大前提で話しましたよね。
覚えていますか?主語と述語です。

英語であっても日本語であっても大事なのは主語と述語が明示された文章を作れるようになること。
そして、相手の会話については、主語と述語を通じてストーリーを理解できるようになること。

これが最重要項目です。
しかも、どっちも会話です。瞬時にできないといけません。

文法の本を読むとね。仮定法だったり、動名詞、to不定詞だったり、いろいろと細かな文法が単元ごとにずらっと並んでますよね。
でもね。突き詰めて考えると大事なのはこの主語と述語を自分が作る文で明示できるようになること。
そして、相手の会話の中で理解できるようになることなんです。

なるほど。主語と述語か・・・。
でね。ここで、多くの人が見落としてることがあるんです。

なんだと思いますか?
それはね、日本語でも英語でもはたまた世界中どの言語であっても、ストーリーにしたいことの本質は一緒なんです。

どういうことかって?
そう。僕たち地球人が相手に伝えたいことのパターンって実はそんなにたくさんはないんです。

もしね、時間があったら自分の話している会話を分類してみてください。
ザクッと大きく分けると、僕たち地球人の言いたいストーリーはこの3つです。

①誰々が+~だ(ほにゃららだ)
②誰々が+~する(ほにゃららする)
③誰々が+●●を+~する(ほにゃららする)

以上です。
まず、本質を理解してもらいたいので日本語の例文で理解してもらいます。そして、その後、英語に移ります。

例えば①の誰々が+~だ(ほにゃららだ)。
これ、めちゃ、僕たち日本語でも使ってますよね。例えば、こんなやつです。

・あなたはいい人だ(です)
・あなたは生徒です(です)
・私はスタバにいます
・私は疲れている

といった文章です。
どうですか?よく使いますよね。
そして、語尾は「~です」「~ます」「~だ」といった状態を意味するのが特徴です。

次、②つめの誰々が+~する(ほにゃららする)です。
これも、よく使ってるはずです。

・私は10時間寝た。
・あなたは学校に行った。
・あなたは大泣きした。

~(ほにゃらら)するの箇所は動詞です。
寝た、行った、泣く、全部動詞ですよね。

そして、③つめです。
誰々が+●●を+~する(ほにゃららする)です。

これはどうでしょうか?

・私は英語を勉強する
・私はドアを開けた
・あなたは冬休みを楽しんだ
・あなたは5冊の本を読んだ
・私はお腹が痛い(英語的:私は腹痛を持っている(腹痛と一体である))
・私はシャワーを浴びた

どうですか?
言われてみれば、だいたいこんなかんじかなぁと思ったはずです。
では、この3つのパターンで紹介した日本語を英語に変えてみます。

①誰々が+~だ(ほにゃららだ)

・あなたはいい人だ(です)
You are a good person(guy).

・あなたは生徒です(です)
You are a student.

・私はスタバにいます
I am at Starbucks.

・私は疲れている
I’m tired.

②誰々が+~する(ほにゃららする)

・私は10時間寝た。
I slept for 10 hours.

・あなたは学校に行った。
You went to school.

・あなたは大泣きした。
You cried loudly.

③誰々が+●●を+~する(ほにゃららする)

・私は英語を勉強する
I study English.

・私はドアを開けた
I opened the door.

・あなたは冬休みを楽しんだ
You enjoyed the winter break.

・あなたは5冊の本を読んだ
You read 5 books.

・私はお腹が痛い(英語的:私は腹痛を持っている(腹痛と一体である))
I have a stomachache.

・私はシャワーを浴びた
I took a shower.

どうでしょう?
まだ、文が短いのでそんなに難しくなかったかもしれません。

でね。ここで注意点があるんですよ。

日本語でも英語でも、それぞれの文の中には、主語、述語、そして、目的語などがありました。
日本語と英語では、まず最初に何が違うでしょう?
そう。語順が違います(※基本的な語順)。

また、主語や目的語の決め方が日本語と英語では全く違います。
なので、同じことを言ってたとしても頭の中での処理の仕方が違うんですね。
日本語はどうでしょう?
主語なら「~は」「~が」をつけてましたよね。

あるいは、目的語はどうでしたでしょう?「~を」などがつきました。
これらは、格助詞と言われていて、いわゆるテニヲハを名詞の前につけることで何がこの文の主人公たる主語なのか、そして、目的語なのかが決まります。

一方、英語はどうでしたでしょう?
テニヲハがないですよね?

じゃ、どうやって主語や目的語を決めるのか。
ここが英語と日本語の発想の一番違うところです。
そう、英語では格助詞がない代わりに順番なんです。
文頭に来れば主語、主語の直後に来るのが動詞、そして、動詞の後ろにくるのが目的語、補語などといったように、順番でそれぞれの品詞の役割が決定します。

今ね実は、僕、めちゃ大事なことを言いました。
そう、英語の文を作ったり、聞いて理解するには、パッと会話のなかで主語と目的語や述語となる動詞を正しく並べることが大事ってことです。

日本語はテニヲハ、格助詞に慣れる。
英語は順番に慣れることです。

でもね、残念ながら、最初僕たち日本人には順番通り単語を並べて文を作る感覚があまりありません。
だって、「は」とか「が」が来ればどこでも主語にできるし、「を」を持ってきたらどこでも目的語にできちゃうからです。
あなたは5冊の本を読んだ、これ、順番変えてみましょう。
読んだ、5冊の本を、あなたは。これでも意味一緒ですよね。通じます。

一方、英語は品詞の属性と順番のみで何が主語、あるいは、何が目的語なのかを決めています。
なので、順番を入れ替えると文章が成立しなくなります。
見てください。

「You read 5 books. 5 books, read, you.」意味不明ですよね。
これが何を意味するでしょう?
そう、英語は順番とよく使う品詞(特に動詞)にさえ慣れてしまえばいいってことなんです。

これね、スポーツで言うと同じ球技でもサッカーと野球くらい発想が違うってことなんです。
だから、真っ先に慣れるべきはこいつです。
やり方が違うことに慣れるのってしんどいよなぁと思った人もいるかも知れません。

でもね、安心してください。
地球人のよく使う会話のパターンは3つです。
そして、英語は順番命の言語です。
日本語のように順番を変えても意味が変わらないような格助詞もありません。
ってことは、どういうことかわかりますよね・・・?

そう、文のパターンも基本3つだけ慣れればオッケーってことなんです。
じゃ、さっきの例文で見直してみましょう。

①誰々が+~だ(ほにゃららだ)/S=C

このパターンは、英語では、「誰々(S=主語)=(V=be動詞的な動詞)→なになに(C=補語)」という形を取ります。
いわゆる、SVCとか第二文型とか言われてるやつです。

あまり、文法用語を持ち出すと嫌になっちゃう人がいると思うので、一旦、文法用語は忘れてください。
要は、誰々=なになにの形になればいいんです。

これは、とても簡単です。
誰々の部分は主に名詞、特に人の話してる時は、I とかYouなどの人称代名詞がメインです。

次に、=の部分はbe動詞(もしくは、be動詞的な動詞)、そして、最後にくるなになに、つまり、補語の部分は、名詞や形容詞がきます。さっきの例文を見てください。

・あなたはいい人だ(です)
You are a good person(guy).

・あなたは生徒です(です)
You are a student.

・私はスタバにいます
I am at (in) Starbucks.

・私は疲れている
I’m tired.

どうですか?
be動詞が来て、その後ろに名詞(場所含む)や形容詞が来てますよね?

②誰々が+~する(ほにゃららする)/SV

次のパターンは誰々が~する。ってパターンです。
誰が(S=主語)→どうする(V=動詞)。英文法では、第一文型とかSV文型とか言われてるやつです。
先程の例文を見てみましょう。

・私は10時間寝た。
I slept for 10 hours.

・あなたは学校に行った。
You went to school.

・あなたは大泣きした。
You cried loudly.

どうですか?このパターンの共通項に気づきましたか?
そう、このこのパターンの特徴は、動詞が自分だけで完結するものだってことです。「sleep眠る」、「go行く」、「cry泣く」。

すべて自己完結型です。
他にも、「run走る」、「come来る」、「jumpジャンプする」、「leave去る」。
こんな動詞です。このパターンは後ろにいわゆる目的語が来なくても文が完結するが特徴です。

ただね。ここで難しく考えなくていいです。

だって、自動詞とか、他動詞とか学校の先生が言ってるの聞いて嫌になった人いませんか?
僕も実は、自動詞、他動詞とかずっと意味不明でした。

でもね、心配しないでください。
そんな僕も普通に、使い分けてました。
「どうやって?」って思いますよね。

そう、実は何も考えなかったんです。
だって、そんなこと考えなくたって、動詞の動作を見れば「I go you.」とか「I cry him.」とか変だなって思うじゃないですか。
あまり難しく考えないでいいです。

③誰々が+●●を(に)+~する(ほにゃららする)/SVO

3つ目は誰が、どうする、何を。いわゆるSVOとか言われるパターンです。
世界中の言語を語順ベースでカテゴライズする時、英語ならSVO、日本語ならSOV、あるいは、アラビア語ならVSOなどいいます。

ちなみに、SはSubject主語=誰が、VはVerb動詞=どうする、そして、OはObject目的語=何をです。

皆さん、考えてみたことあります?
なぜ、この3つの組み合わせで言語をカテゴライズするかを?

簡単です。
それくらいに、どの言語でもこの3つ目のパターンを一番良く使うからです。
そりゃそうです。
僕たち人間ですよね。一人だけで生きてるわけじゃないです。
何を意味するかって、僕たちの動作は殆どの場合、相手・対象となる人やものが必要なんです。

ってことで、英語でも会話をするときに一番使うのはこのパターンです。
さっきの例文を見てみましょう。

・私は英語を勉強する
I study English.

・私はドアを開けた
I opened the door.

・あなたは冬休みを楽しんだ
You enjoyed the winter break.

・あなたは5冊の本を読んだ
You read 5 books.

・私はお腹が痛い(英語的:私は腹痛を持っている)
I have a stomachache.

・私はシャワーを浴びた
I took a shower.

どうですか?
動詞が「study勉強する」、「enjoy楽しむ」、「read読む」、「have一体である」、「take主体的に取り入れる」といったすべて動作の影響が及ぶ相手が後ろにやってくる必要がありますよね。

この3つ目のパターンは、英文法では第三文型、と呼ばれています。
代表的な例文は、「I love you.」です。
私は、愛する。ここで終わると「誰を」?とツッコミしたくなりますよね。
そこで、目的語の「you」が付きます。

でもね。さっきも言いましたけど、別にどの動詞が自動詞なのか他動詞なのかとか暗記しなくてもいいです。
常識でわかる範囲で間違えることはありません。

基本、英語を上手に話せる人に共通しているのはこの3つのパターンだけは、もう、ネイティブと同じレベルで体に染み込んでるってことです。

逆に、単語とか文法の知識はかなりあっても、この3パターンが脊髄レベルで染み込んでない人は、毎回、文をつくるのに時間がかかってしまい英語が上手に話せませんし、聞くのも苦戦します。

ただこういうとですね、

英語を勉強してきた人の中には、いや、There is / There areだって使うじゃん。
It is +形容詞の仮主語の構文もあるだろう?

とか言う人がいるかも知れません。
でもね。大事なことは、本質、つまり、基本です。
基本を体に染み込ますのが第一。

そして、周辺のことはその次です。
なぜなら、基本が一番使うことだからです。
それ以外は後からでOKです。

車を運転する時どうですか?
ハンドル、アクセル、ブレーキは上手に使えないとまずいです。
それがこの3つのパターンです。

もちろん、それ以外もあります。
高速道路でしか使わないオートクルーズの機能とありますよね。
まぁでも、オートクルーズとか別に知らなくても別に運転困りませんよね。

あれと一緒です。
英語が話せる人は基本に忠実なんです。

どういうことでしょう?
もうわかりますよね。
この3つのパターンの中に、自分の言いたい物語・イメージをはめ込む。以上です。

思い出してください。
前回、リスニングの動画をアップしましたよね。
あのときの会話を見てみましょう。

I had an accident with the van.
I was wearing my seat belt.
No one was hurt.
But I think we(‘re) gonna need a new van.
I had a problem with the steering wheel.
The steering wheel broke?
It came off.

よーく見てください。
すべてこの3つのパターンです。

このことを踏まえた上で、これからいくつか文を作る練習してみることにしましょう。
ちなみに、ここでは、一緒に文章を作りますが時制は気にしないでください。
自分の会話であれば、過去形を間違えても全然通じます。

① 誰々が+~だ(ほにゃららだ)/S=C

まず、1つ目のパターンです。
1つ目のパターンは、主語=ほにゃららだ。このパターンを思いついた時に作る文章です。

ここで1つ、重要なことをいいます。
今回の練習では、主語は普段の会話を想定して、圧倒的に使われるであろう「I」と「You」だけで文を考えてみます。

なぜかって?
be動詞の文は、IだったらI am / I was、YouだったらYou are / You wereだけです。
これが会話だと圧倒的メイン。
それ以外のShe/Heや単数形の名詞なら She is / She wasなどもありますが、まず、口から滑るレベルで体に馴染むことが大事です。
なので、今回は初心者向けの動画のつもりですので、主語はIとYouだけで話をします。

まず、補語が名詞や場所のパターンです。

名詞
I’m a student.
I was a student last year.
I’m the president of XYZ Corporation.
I was the president of the XYZ corporation in 2005.
You’re an engineer.
You were an engineer.
You are in Yokohama.
You were in Yokohama.

次に、補語が形容詞のパターンです。

形容詞
I’m hungry.
I was hungry yesterday.
I’m tired.
I was tired last night.
You are drunk.
You were very drunk last week.

② 誰々が+~する(ほにゃららする)/SV

次、2つめのパターンは誰々が、ほにゃららする。です。
で、このほにゃららするの動詞が自動詞、つまり、相手となる目的語の要らない動詞のケースでした。

今回の練習は、さっきいいましたように、主語となる誰がの部分は「I」と「You」の2つに絞ってます。
ですので、皆さんが頭の中で瞬時に考えないといけないのは、基本、どの動詞を使うかだけです。
コツはその場面を思い浮かべながら、体の動きを表す動詞をそのまま使うことです。

そうすると、どうでしょう?

動詞出てきませんか?
もし、出てこない方は基本動詞がまだ慣れてないからだと思います。
この動画と合わせて、「【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】」という動画を見てみてください。
これで、バッチリになるはずです。

I dance.
I danced very well.
You laugh.
You laughed at me.
I sleep.
I slept well yesterday.

どうですか?
動作が自己完結する動詞ばかりです。
今回の例文は短めにしていますが、慣れてくると動詞以下どんどん補足して、長い会話にシていくこともできるようになってきます。
でも、まずは、ぱっぱと主語動詞まで思いつくことが大事です。

③誰々が+●●を(に)+~する(ほにゃららする)/SVO

次、3つ目です。
これが一番使うって言いましたよね。誰が、どうする、何をのパターンです。
ここも誰がは引き続き「I」と「You」です。
まず、しつこいですが、自分とあなたの世界だけに慣れましょう。
他の主語に慣れるのはその次です。

I get a job.
I got a new job last month.
I have a fever.
I had a fever yesterday.
I had a high fever yesterday.
I need your help.
I needed your help.

はい。皆さん、文章を作れましたか?

英語の基本はこの3つです。この3つを土台に会話を膨らませていく。
それが英語という言語の特徴なんです。

コツとしては、自分が言いたいことがあったら、英作するのではなく、このいいたい場面そのものをこの3つのパターンの枠組みの中で文にしてしまうってことです。
英会話が上手な人は、日本語の文を瞬時に英作してると思ってるでしょ?

そうじゃないです。
言いたいことをこの枠組みで文にするのが上手で早いだけなんです。

でも、学校英語の発想はこの真逆です。知ってる量を増やすことばかり。
だから、学校で英語の成績が良いタイプの人ほど会話は苦手。

逆に、暗記は苦手って人、学生時代英語を勉強してなかったスポーツ選手が意外と英語話せたりするのもこの本質に気づいているからです。

②否定・疑問文に慣れる(一旦疑問詞は忘れる)

「この3つだけで英語は話せる」。2つ目にいきましょう。
2つ目はずばり、先程の3つのパターンの文章を変形することです。

具体的にどう変形するって?
そう。僕たちが会話をする時、変えたいことってまずは肯定するのではなく否定すること。

また、肯定するのではなく聞くこと。この2つです。これを学校文法的な言い方でいうとどういうことになるでしょう?
そう。否定文と疑問文を作れるようになるってことです。

ただ、注意点があります。
瞬時に作れなきゃ意味ないよ。ってこと。
脊髄レベルで体になじませておこうってことです。

1つ目の文法テーマはなんだったでしょう?
まだ、覚えてますよね?そう、3つのパターンでした。念のため、もう一回3つのパターンを復習しましょう。

1つ目:S=C:誰が(S:主語)=(イコール:be動詞)なになに(C:補語)
2つ目:SV:誰が(S:主語)→どうする(V:一般動詞)
3つ目:SVO:誰が(S:主語)→どうする(V:一般動詞)→何を(O:目的語)

この3つでした。
これをまず否定文にする。そして、疑問文にします。

ただ、今回は僕は皆さんに極力、シンプルに。簡単に体に馴染ませることから入ってもらいたい。
なので、1つ目の3つのパターンの例文の時から、主語は「I」と「You」に絞ってました。
まず、この2つの主語が圧倒的に使うことが多いからです。

では、この2つの主語に絞って、否定文と疑問文を瞬時に作るようにしましょう。

①誰々が+~じゃない(ほにゃららじゃない)

先程の誰々が+~だ、を、誰々が+~じゃない、誰々が+~ですか?にするってことです。

やり方は簡単です。
さっき言ったように、ここでは、主語は「I」と「You」に絞ってます。
まずは、身近なことから。これができるようになったら、主語を増やして自分で練習してください。

まず否定文です。

否定文
I am +補語(名詞・形容詞) => I am not (I’m not)+補語(名詞・形容詞)
I was +補語(名詞・形容詞) => I was not (I wasn’t)+補語(名詞・形容詞)
You are+補語(名詞・形容詞) => You are not (You’re not/You aren’t)+補語(名詞・形容詞)
You were+補語(名詞・形容詞) => You were not (You weren’t)+補語(名詞・形容詞)
疑問文
I am+補語(名詞・形容詞) => Am I +補語(名詞・形容詞)
I was+補語(名詞・形容詞) => Was I +補語(名詞・形容詞)

この2つは自問自答なのであまり使わないですね。

You are+補語(名詞・形容詞) => Are you+補語(名詞・形容詞)
You were+補語(名詞・形容詞) => Were you+補語(名詞・形容詞)

どうですか?
主語が2つだけだととても簡単です。
でも、相手は会話です。

瞬時に話せる、聞いてわかることが大事です。
なので、まずは、この2つの主語のときの否定文、疑問文がさっきの肯定文同様瞬時に出てくるようにしましょう。
主語を増やしてあれもこれもと最初からしようとする人がいますが、それは、この2つがほぼ迷いなく瞬時に出てくることに慣れてからです。

さっきも言いましたよね。
文法・単語は知ってる数が大事なのではありません。
会話では、自分の手足のように使えるようになった単語や文法が大事なんです。
さっきの例文を否定文にしてみます。

名詞等
肯定:I’m a student.
=>否定: I’m not a student.
肯定:I was a student last year.
=>否定: I wasn’t a student last year.
肯定:I’m the president of XYZ corporation.
=>否定: I’m not the president of XYZ corporation.
肯定:I was the president of XYZ corporation in 2005.
=>否定: I wasn’t the president of XYZ corporation in 2005.
肯定:You’re an engineer.
=>否定: You are not an engineer.
肯定:You were an engineer.
=>否定: You were not an engineer.
肯定:You are in Yokohama.
=>否定: You are not in Yokohama.
肯定:You were in Yokohama.
=>否定: You were not in Yokohama.

次は、補語が形容詞の文です。

形容詞
肯定:I’m hungry.
=>否定: I am not hungry.
肯定:I was hungry yesterday.
=>否定: I was not hungry yesterday.
肯定:I’m tired.
=>否定: I’m not tired.
肯定:I was tired last night.
=>否定: I was not tired last night.
肯定:You are drunk.
=>否定: You are not drunk.
肯定:You were very drunk last week.
=>否定: You were not very drunk last week.

次、疑問文をやってみましょう。
疑問文は、主語とbe動詞を入れ替えるだけです。

名詞等
肯定:I’m a student.
=>疑問: Are you a student?
(会話でAm I a studentということはあまりないので相手に聞くようにyouにしています)
肯定:I was a student last year.
=>疑問: Were you a student last year?
肯定:I’m the president of XYZ corporation.
=>疑問: Are you the president of XYZ corporation?
肯定:I was the president of XYZ corporation in 2005.
=>疑問: Were you the president of XYZ corporation in 2005?
肯定:You’re an engineer.
=>疑問: Are you an engineer?
肯定:You were an engineer.
=>疑問: Were you an engineer?
肯定:You are in Yokohama.
=>疑問: Are you in Yokohama?
肯定:You were in Yokohama.
=>疑問: Were you in Yokohama?
形容詞
肯定:I’m hungry.
=>疑問: Are you hungry?
肯定:I was hungry yesterday.
=>疑問: Were you hungry yesterday?
肯定:I’m tired.
=>疑問: Are you tired?
肯定:I was tired last night.
=>疑問: Were you tired last night?
肯定:You are drunk.
=>疑問: Are you drunk?
肯定:You were very drunk last week.
=>疑問: Were you drunk last week?

はい。これだけ例文を読んだら大分慣れましたかね?
でも、実際の会話では肯定文を否定文にするわけじゃないです。

いきなり否定文。いきなり疑問文を作ることになるので、頭の中で瞬時に出てくる必要があります。

だからこそ、こうやって同じパターンの出だしを何度もやって慣れる練習をして、少しずつ補語になる名詞や形容詞を変えて、少しずつ、文を拡張したりしながら練習してくようにしましょう。

I was drunk.
I was super drunk.
I was tired.
I was pretty tired yesterday.
I was sad.
I was so sad to hear the news.

こんな感じです。

では、次。一般動詞の2つ目、3つ目のパターンを見てみることにしましょう。
これも、主語を一旦「I」と「You」に絞ることでかなり簡単になります。

否定文
I/You+一般動詞現在
=>I don’t + 動詞現在
I/You+一般動詞過去
=>I didn’t + 動詞現在
疑問文
I/You+一般動詞現在
=>Do I/you + 動詞現在
I/You+一般動詞現過去
=>Did I/you + 動詞現在

パターンは以上です。
さっきの3つの文のパターンの中で、一般動詞を自動詞のケース、他動詞+目的語のケースを分けていましたが、否定文、疑問文の作り方は一緒なのでセットで見てみましょう。

肯定:I dance.
=>否定: I don’t dance.
肯定:I danced very well.
=>否定: I didn’t dance very well.
肯定:You laugh.
=>否定: You don’t laugh.
肯定:You laughed at me.
=>否定: You didn’t laugh at me.
肯定:I sleep.
=>否定: I don’t sleep.
肯定:I slept well yesterday.
=>否定: I didn’t sleep well yesterday.
肯定:I get a job.
=>否定: I don’t get a job.
肯定:I got a new job last month.
=>否定: I didn’t get a new job last month.
肯定:I have a fever.
=>否定: I don’t have a fever.
肯定:I had a fever yesterday.
=>否定: I didn’t have a fever yesterday.
肯定:I had a high fever yesterday.
=>否定: I didn’t have a high fever yesterday.
肯定:I need your help.
=>否定: I don’t need your help.
肯定:I needed your help.
=>否定: I didn’t need your help.

どうですか?
しつこいかもしれませんが、実際の会話では肯定文を否定文にしたり疑問文にするわけではありません。

いきなり否定文、いきなり疑問文です。なので、ここでは、I don’t / I didn’t / You don’t / You didn’t までがするっと出てきてそのうしろの動詞がぱっと出てくるようになるまで練習することが大事です。

次、一般動詞の疑問文に行きます。

肯定:I dance.
=>疑問: Do you dance?
肯定:I danced very well.
=>疑問:Did you dance very well?
肯定:You laugh.
=>疑問:Do you laugh?
肯定:You laughed at me.
=>疑問:Did you laugh at me?
肯定:I sleep.
=>疑問:Do you sleep?
肯定:I slept well yesterday.
=>疑問:Did you sleep well yesterday?
肯定:I get a job.
=>疑問:Do you get a job?
肯定:I got a new job last month.
=>疑問:Did you get a new job last month?
肯定:I have a fever.
=>疑問:Do you have a fever?
肯定:I had a fever yesterday.
=>疑問:Did you have a fever yesterday?
肯定:I had a high fever yesterday.
=>疑問:Did you have a high fever yesterday?
肯定:I need your help.
=>疑問:Do you need my help?
肯定:I needed your help.
=>疑問:Did you need my help?

はい。疑問文、いかがでしたでしょう?
簡単ですよね。でもね。知っててもね。できない人だらけなんです。
ってのもね。さっきから言ってるように、知ってるのとできるのは違うんです。

だれでもね。時間をかければできることかもしれませんが、日本人の多くの方がこうした簡単なパターンでの組み合わせ、そして、否定、疑問文を作る際に瞬時に話す練習してません。

でも、もうわかりましたよね?
瞬時に話せないということは、黙ってることと同義です。

あるいは、こうしたパターンに慣れてないと、相手が早口で話してきた時、仮に簡単な英語でも聞き取れないことが多発するってことです。

みんなね、こうした本を読み進めることに時間をかけてますけど、まず僕たち日本人が慣れるべきはこの基本なんです。

だって、さっき言いましたよね。
文の作り方の発想が全く違うんです。日本語と英語は。

いわば、野球一筋。大谷さんのようなすごい人だって、いきなりサッカーやれって言われたら、理屈は分かってもスグに体は反応できません。
それが、今お話したことなんです。

ちなみに、疑問文ですが、慣れるまではひっくり返すのが頭が追いつかない。
そんな方もいると思います。
そんな場合は、肯定文で話して語尾だけ上げて質問系にすれば疑問文になります。

例えば、

Did you laugh at me?
俺のこと笑ったな?

と言いたかった時、スグに出てこなかったら悔しいかもしれません。
そんな時は、とりあえず「You laughed at me?」と語尾を上げることで疑問文になります。
話し言葉は、とにかく時間勝負ですから、慣れてないことは無理しない。

まずは、使い慣れた方法で瞬時にアウトプットする。これです。

③動詞を拡張して会話のニュアンスを足す

「この3つだけで英語は話せる」。3つ目です。
3つ目はずばり、助動詞などを使って動詞に彩りを添えて、会話によりニュアンスを足すことに慣れることです。

1つ目、2つ目は主語、述語に基づき文を並べるための話しでした。
なぜなら、日本語と違って英語は順番命の言語。つまり、並べる順番に慣れて瞬時に組み立てられるようになることが一番大事だからです。

でも、今までの会話ででてきた文章見てください。

I’m a student.
I am the president of the XYZ corporation.
You’re an engineer.
You laugh at me.
I slept well yesterday.
I get a new job.
I had a fever yesterday.

どうですか?
日本語的には「~だ」、「~する」といった状態・動作そのまんまを言い表しています。

でも、僕らってそんな単純な生き物じゃないですよね。
「~だ」じゃなくて、「~になりたい」だったり、「~する」のかわりに「~したい」「~できる」「~するつもり」「~かもしれない」といったように、「~だ」「~する」以外のことも話します。

特に海外旅行に行った時なんかは、ホテル、お店での店員さんとの会話など相手に頼んだりお願いすることだらけです。

仕事だってそうです。
そう、次に慣れるべきは、自分の会話にこうした「~したい」「~できる」「~するつもり」「~かもしれない」といったニュアンスを足すことなんです。

でもね。英語って良い言語ですよ。
さっきやりましたよね。英語は基本3つしかパターンがないって。

そして、このニュアンスの足し方は日本語より簡単です。どうするかって?
そう、動詞の前に必要な要素を足すだけなんです。それが助動詞です。
ここでは、本当に会話でよく使うものをまとめておきます。

want to (wanna)+動詞:~したい
need to +動詞:~する必要がある
have to+動詞:~しなければならない
must:~しなければならない/~に違いない
would like to:+動詞:~したい(丁寧)
can+動詞:~できる
be going to (be gonna)+動詞:~することになっている(すでに決まってる予定)
will+動詞:~するつもり(意志的)
should+動詞:~するべき
may+動詞:~するかもしれない

このあたりに慣れておけば十分です。

例えば、

I’m a student.

I want to be a student. 学生になりたい
I need to be a student. 学生になる必要がある
I have to be a student. 学生にならなければならない
I get a new job.

I want to get a new job. 新しい仕事をゲットしたい
I’m gonna get a new job. 新しい仕事をゲットすることになっている
I will get a new job. 新しい仕事をゲットする(何が何でも/意志)
I should get a new job. 新しい仕事をゲットすべきだ

どうですか?
会話内の動詞にニュアンスが加わることで、単純に動詞だけの文章より話し手の気持ちが入ってきますよね?

まずは、肯定文でしっかりと3つのパターンで文を作る際に、動詞の前にこうした助動詞を挟んで文章をつくることに慣れてください。
肯定文はそんなに難しくありません。

なお、助動詞のCan/Couldなどは、疑問文にすると依頼・許可という形で、海外旅行でよく使う様々な文を作る際に役立ちます。

例えば、

Can I have this? これ頂いてもいいですか?
Can I have a tall-size latte, please?  トールサイズのラテ頂いてもいいですか?
Can I pay by credit card? カードで払ってもいいですか?
Can you keep my baggage? カバンを預かっててくれますか?
Can you call a taxi for me?  タクシーを呼んでくれますか?
(※Couldを使うとより丁寧になります)

のような感じです。
どうですか?結構、いろんなこと言えますよね。

他にも1つ目の3つのパターンに慣れた上で、助動詞、なかでも、Can/Couldやwould like toあたりに慣れていれば、海外旅行でもアドリブでかなりの会話をすることができるようになります。

もっとたくさんのことを知識として知ってるのに、一向に話せない人とこの最低限のことだけはしっかりと使いこなして、旅行や仕事もなんとかなってる人。
どっちが、英語を使いこなすという上で、順番が正しいかはもう皆さん、わかりますよね。

なお、これらの会話をしっかりとできるようになるには、基本動詞だけはこの3つの文法同様に、体感レベルで使えるようになっておく必要があります。
そのためには、学生時代とはちょっと違う視点で、英会話必須の動詞に慣れておく必要があります。

詳しくは、「【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】」の動画一本でバッチリ使いこなせるよう解説しています。合わせてお聞きください。

まとめ

はい。今日のまとめです。

①英語の代表的な3つのパターンで文の組み立てに慣れること
②疑問文、否定文をつくれるようになること
③動詞を拡張して会話のニュアンスを足す

この3つでしたね。
すべて当たり前のことですが、英語の知識が豊富な方でも驚くくらいに、ぱっと文を作ることができないことばかりです。

はい。ということで、いかがだったでしょう?

今日も最後まで見てくれてありがとうございました。
これからも、みんなの英語学習のあるあるの落とし穴におっこちないよう、その対処法もたくさん紹介していきます。

また今回の記事は、こちらの動画「英語の仕組みが分かれば英会話は【超簡単】!|文法本いらず、この3つだけで英語は話せる、聞けるようになる!」でも、解説しているので、ぜひチェックしてみてください!

それでは次回の記事でまたお会いしましょう。

Bye guys!