こんにちは。
YouTubeではしゅみすけ社長の名前で主に独学で英語学習をされている方向けに情報発信をしています。本業では、「b わたしの英会話」という英会話教室の運営を行っています。
今回の記事では、英会話でもよく使われる「hang」の意味や使い方を、イラスト付きコアイメージと例文で分かりやすく解説しています。「hang」は前置詞と一緒に使われることが多いですが、コアイメージを理解すると応用が効くので、ぜひご覧になってください。
なお本編動画では、海外ドラマ「フレンズ」で頻出する第1位〜55位までの基本動詞の詳細をまとめていますので、下記YouTube動画のリンクをご参照ください。
【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】
目次
「hang」の意味・使い方をコアイメージと例文で徹底解説!
基本動詞Top55の第47位は「hang」です。
ご紹介する英単語も残り少なくなってきました。「hang」の順位は40位代後半ですが、実はよく使われる英単語です。
まず「hang」といえば、私たちがすぐ思い出すのが「ハンガー」ではないでしょうか。ハンガーは何をするものかというと、吊るしたり掛けたりしますが、これが「hang」のコアイメージです。
「hang」の英語例文をご紹介
吊るす、掛けるのコアイメージを思い浮かべながら例文をいくつか見てみましょう。
ジャケットをクローゼットに掛けました。
こちらは、そのまま「掛ける」と言う意味です。一番オーソドックスな「hang」の使われ方ですね。
続いては、
一旦電話を切って、またかけ直します。
この例文もよく使います。「hang up」は「電話を切る」を意味します。
なぜ「hang up」が「電話を切る」と言う意味になるのでしょうか。
それは、昔の電話をイメージすればわかるかもしれませんが、昔の電話機は壁に取り付いていました。電話を切る時に、壁にある電話機に受話器を掛けて切るようになっていました。ですから「hang up」で「電話を切る」と言う意味になったそうです。時代が経過し、携帯電話を使う現代になっても同様に使われています。
前置詞との組み合わせで使われる「hang」の例文をご紹介
実際のネイティブの会話でよく使われるのは、「吊るす、掛ける」という動作としての使われ方よりも、実は前置詞とセットにした使い方です。例えば、
明日の夜は空いていますか?遊ぼうよ。
このように「hang out = 遊ぶ」という意味や、
今諦めちゃダメだよ。頑張って!
こちらは、試練や大変な状況で落ちないようにしがみつくイメージから「頑張って」と言う意味になります。
「hang」はむしろこうした物理的な現象より、
hang in
hang around = ブラブラする(ハンガーがブラブラする感じそのまま)
このように、前置詞とセットで句動詞として使うことのほうが多い単語なのです。
まとめ
いかがでしたか?
「吊るす、掛ける」から派生して、「遊ぶ」「ブラブラする」と言う意味でも使われる「hang」の解説でした。
ご紹介する単語も残り少なくなってきました。
次の記事は、こちら「【英語の動詞】「bring」の意味・使い方をコアイメージと例文で徹底解説!- 第48位」をご覧ください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。