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【英語の動詞】「speak」の意味・使い方をコアイメージと例文で徹底解説!- 第52位

こんにちは。
YouTubeではしゅみすけ社長の名前で主に独学で英語学習をされている方向けに情報発信をしています。本業では、「b わたしの英会話」という英会話教室の運営を行っています。

今回の記事では、日常英会話でもよく使われる「speak」の意味・使い方を、イラスト付きコアイメージと例文で、分かりやすく解説しています。「spaek」は「say / tell / talk」などの「話す」という動詞との使い分けが難しいとの声をよく聞きます。

この記事で「speak」のコアイメージを学べば、使い分けも簡単になるので、最後までぜひお読みください。

なお本編動画では、海外ドラマ「フレンズ」で頻出する第1位〜55位までの基本動詞の詳細をまとめていますので、下記YouTube動画をチェックしてみてくださいね。

【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】

「speak」の意味・使い方をコアイメージと例文で徹底解説!

★イラスト無し

第12位、第13位、第14位で「say / tell / talk」という「話す系3巨頭」について解説しましたが、今回の基本動詞Top55の第52位は「speak」です。

これらの「話す系」の英単語は、カタカナ英語で身近なものから理解するといいですよと、以前の解説でお伝えしました。

「say」は「ハイチーズ」 = セリフに焦点
「tell」は「ストーリーテラー」 = 相手へ一方的に情報を伝えることに焦点
「talk」は「トークショー、徹子の部屋」 = 双方向

以上がコアイメージでした。それでは、「speak」は何だったか覚えていますか。「スピーカー」です。

「話す」という行為における、「どのような音(声)を発するのか」に着目したのが「speak」のコアイメージです。
お気づきでしょうか。「say / tell / talk」の3つは会話を意味していましたが、「speak」が意味するのは音です。内容や意味は関係ありません。機械のスピーカーのように、口から音が発せられているイメージを思い浮かべてください。

「say / tell / talk」のコアイメージは、「英語の基本動詞「say・tell・talk・speak」の違いや使い方をコアイメージと例文で徹底解説 – 第12位~14位」をご確認してみてください。

口から音が発せられるコアイメージを表す「speak」の英語例文をご紹介

「speak」の例文で真っ先に思い浮かぶのはこの例文ではないでしょうか?

I can speak Japanese, English, and French.
私は日本語、英語、フランス語を話します。

日本語訳は「話す」ですが、言語を話すとはどのような現象かと言うと、音を出すと言うことです。ただし、具体的にどのような台詞(セリフ)を言うのか、相手に話す内容などはこの時点では問いません。日本語や英語、フランス語という言語の音を発することができると伝えたいから「speak」になるのです。

次の例文をご紹介します。

Can I talk to Jennifer, please?
[電話口で]ジェニファーをお願いします。
Oh, I’m speaking.
えっと、私ですよ。

電話における代表的な会話です。
私(ジェニファー)はまだ何も言っていません。ですから、ジェニファーの開口一番は、「speaking」、つまり、ジェニファーの口から音が発せられていることをアピールしているのです。

I talked with Jennifer about the BBQ party tomorrow.
私とジェニファーは明日のBBQパーティーについて話した。

双方向で会話していますね。ですから、「talk」としての情報のやり取りが始まることが想像できます。

まとめ

いかがでしたか?
「話す系動詞」の「say / talk / tell」の3つは会話を意味していましたが、「speak」が意味するのは音でした。機械のスピーカーのように口から音が発せられているイメージで理解しましょう。ぜひ、第12位「say」、第13位「talk」、第14位「tell」についても復習してみてください。

次の記事は、こちら「「guess / suppose」の意味・使い方をコアイメージと例文で解説!- 第53〜54位」をご覧ください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

基本動詞Top55のまとめ記事はこちら >>