【英語の基本動詞】英単語「thank」のコアイメージを例文・イラスト豊富に分かりやすく徹底解説！

こんにちは。
YouTubeではしゅみすけ社長の名前で主に独学で英語学習をされている方向けに情報発信をしています。本業では、「b わたしの英会話」という英会話教室の運営を行っています。

今回は、英語の基本動詞「thank」の意味や使い方を、コアイメージ・例文でわかりやすく解説しています。「thank」は「ありがとう」のイメージが強いですが、実は日本人の理解が抜けている部分があります。

この記事で「thank」の使い方を完璧にマスターしていきましょう！

なお本編動画では、海外ドラマ「フレンズ」で頻出する第1位〜55位までの基本動詞の詳細をまとめていますので、下記YouTube動画のリンクをご参照ください。

【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】

この記事では、「英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55」の企画第21位「thank」のコアイメージをイラスト・例文付きでわかりやすく徹底解説します。英単語学習で、学習が煮詰まっている方は、この記事を通じて効率よくthankの意味、本質を理解し、実際の会話、リスニングでも使いわけができるようになることでしょう。

【英語の基本動詞】英単語「thank」の意味・使い方をコアイメージで徹底解説！

「thank」のコアイメージ=「人や物事に対する嬉しい気持ちや感謝の気持ち」

基本動詞Top55、第21位は「thank」です。「thank」と聞いてまず思いつくのが「thank you」というフレーズではないでしょうか。

それでは、その他に「thank」を使うとき、皆さんはどのような場面を思いつきますか？
実はこの「thank」にはもっと奥深い意味があります。

まず最初に、コアイメージを確認しましょう。「thank」のコアイメージは「人や物事に対する嬉しい気持ちや感謝の気持ち」をあらわすことですので、「thank」は日本語のイメージとほとんど同じです。

ただ、1つ私たちの理解として抜けているものがあります。それは何かというと、「thank」は漠然とした感謝だけではなく、感謝の気持ちの向かう先の対象がはっきりしていることなのです。

なぜ「thank you」なの？

それでは、皆さんの素朴な疑問。なぜ「thank you」なのか。

実は、「thank you」は略語で、「I thank you」が正しい文章なのです。つまり、「誰が、どうする、何を」の英語で一番使う「SVO文型」なのです。この「主語＋動詞thank＋目的語」、このパターンが「thank」の基本型だとわかると、さまざまな使い方ができます。

たとえば、

I thank my parents.
私は、両親に感謝しています。

「I thank you」は目的語が「you」ですが、この例文のように、目的語が「my parents」でも良いのです。私たちは主語を省いた「thank you」に慣れすぎているのでこうして主語にちゃんと「I」を持ってきて、「you」の代わりに「my parents」や「my friend」など変えて慣れていくと良いでしょう。

You can thank me later!
お礼は後でいいよ！

これもわかりやすいですね。実際、会話でもよく使います。

「thank you」の使い方を例文でご紹介！それ以外の言い方は？

ただし、海外ドラマ「フレンズ」シーズン１〜５の46時間分の会話をしっかり調べると驚きました。実際、主語を伴う「thank」は、なんと３回しか出てこないのです。それでは、「thank」は実際のネイティブの会話ではどのように使われるのでしょうか。

ズバリ、「thank you for名詞」、あるいは「thank you for 動詞ing」です。これが実際の会話でよく使う「thank」の正体です。

Thank you very much for this beautiful gift.
素敵なプレゼントをどうもありがとう。
Thank you for inviting me.
誘って頂きありがとうございます。
Thank you for trusting us.
私達を信じてくれてありがとう。

あるいは、「thanks for」で、

Thanks for telling me!
教えてくれてありがとう！
Thanks for not marrying Rachel.
レイチェルと結婚しないでありがとう！

この例文は、海外ドラマ「フレンズ」の登場人物で、レイチェルを好きなガンターが、彼氏のロスがレイチェルと別れた時つぶやいたセリフです。「not 〜ing」もよく使います。