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英語の前置詞Top50完全攻略! – コアイメージをイラスト化し使い分けが完璧になれるまで学べるように一覧でまとめました

この記事では、英語の前置詞の中でも登場回数の多いTop50を一覧でまとめました。

前置詞学習で重要となるコアイメージも、プロのイラストレーターに頼んでイラスト化しました。前置詞の使い分けが完璧になれるまで学べます。これから英語の前置詞を完全攻略したい方は、本記事とYouTube動画を参考に学べば一生困ることはありません。

僕はYouTubeを始めてから、いつか、前置詞についてはちゃんと話さないといけない。そう思ってました。

ただ実は、なかなか尻込みしてました。というのも、作るの大変なんです。解説動画だけだと消化不良な内容になる。かといって、イラストを作るもめちゃ大変。

なので、今まで先送りしてたテーマでしたが、前回、基本動詞をテーマとして扱った以上は、前置詞はセットで学んでいただく必要がある。責任持って前置詞についても作ろう。そう心に誓ってました。っていうのも、基本動詞とセットで理解を深めるべきはこの前置詞だからなんですね。

ということで、作る以上はこの動画1本で、皆さんが前置詞を学び直してもう一生前置詞では悩まない、忘れない、そして、使いこなせる。
今回は、僕もその覚悟をもって、この動画を作成しました。イラストもわかりやすくイメージ化することが上手な方に頼んで描いてもらいました。

ってことで、みなさんね。まず最初に質問です。
英語の前置詞はお好きですか?

いないですよね。
今の日本の英語学習の仕方では、前置詞が好き、得意ですっていうふうになることはまずありません。あるとしたら、相当な変わり者だと思います。

でも、前置詞を使いこなせたらどれだけ自分の英会話力の幅がひろがるだろう。自信をもっては話せるだろうか。そう考えたことがあるはずです。

例えば、皆さんもこんな疑問を感じたことはあるのではないでしょうか?例えば、

・ I go to Tokyo.

とかはすぐに言えるけど、どうして電車の車内放送では

・This train bounds for Tokyo

のように同じ行き先なのに「to」じゃなくて「for」になるのか?

あるいは、

・Let’s meet at the station.
駅で会いましょう。
・I went to bed at 9:00pm.
9時に寝ます。
・I looked at the boy over there.
向こうにいる少年を見ました。

なんで、同じ「at」なのに、「~で」「~に」「~を」と全然日本語訳違うのか。

僕も受験勉強から入った口なので、この気持ちは良くわかります。でも学校ではこうしたことを教えてくれませんよね。「とりあえず日本語訳しなさい」、で終了です。僕自身ですね。この微妙な状況のまま、アメリカの大学院に行きました。そして、外資系の企業4社で働きました。その間もずっと前置詞は難しいと思ってました。

とはいってもね。仕事なので、職場ではアメリカ人の上司、同僚も別に僕が前置詞間違ってても修正してなんてしてくれません。ってことで、僕自身、前置詞の本質を学び直そうとなったのは、自分が英会話教室を立ち上げてからのことですね。

なんでこんな話したかといとですね。英語を仕事で使ってたりしてる人でもね。みんな、当時の僕みたいな感じなんです。前置詞をちゃんと分かっててかつ、英語を話すのが上手な人ってのはほとんどいません。

でも、皆さん、きっと、こう思ったはずです。
前置詞を間違えると恥ずかしい。不安を感じる。そうなんです。初心者こそ、こうした小さな間違いが不安で英語を話すことが億劫になってしまいます。

だからこそ、前置詞の苦手意識は早いうちに解決しておく。これです。

それに、僕みたいな遠回りはしたくないですよね。1本の動画で僕が何年もモヤモヤしていたことを皆さんはショートカットできないか。そう思って作ったのがこの前置詞徹底攻略の動画です。

では、これから解説に入りたいと思います。なお、僕は、月に1本か多いときでも2本くらいしか動画をあげません。その代わり、上げるものは本当に英語学習者の方の役に立ちたい。そう思って、有料級のものを作ることを目指しています。

また、今日の動画で紹介する前置詞はその単語が内包している核心、コアとかいわれるイメージをイラスト化しています。このコアのイメージイラストも、リスナープレゼントであとで手に入れる方法をお伝えします。興味のある方は、この動画後半のどこかでプレゼントを得るための秘密の番号を2回ほど言います。なので、まずは、プレゼントのことばかり考えずに、この動画を聞きながらネイティブのよく使う前置詞を学んでください。

はい、それでは、皆さん準備はできましたか?

それでは、
Let’s get into it!

※詳細はこちらの動画「【イラスト付き/教材級】一生忘れない – 英会話でよく使われる前置詞Top50を完全イメージ化【総集編】」をご覧になってみてください。

日本人が英語の前置詞を難しいと感じる理由は?

じゃあ、これから解説に入りたいのですがその前にこの動画のトリセツをお話しておきます。
1回目に聞く方は、これからの学習の効率を左右しますのでちゃんと聞いてください。2回目以降の方は、ここはスキップして個別前置詞の解説に入ってもらってオッケーです。

まず、質問です。

なぜ、僕たち日本人は前置詞を難しいと感じるのでしょうか?
考えてみたことはありますか?

そもそもネイティブスピーカーも僕たち日本人と同じように、1つ1つの前置詞にいろんな意味があってわからない、使い分けが難しい、なんて愚痴を言ってるのでしょうか。そんなことはありません。

では、なぜ私たち日本人にとって前置詞がここまで難しいと思うのでしょうか?これを理解してから、解説を聞くとストンと腑に落ちて理解が圧倒的に早まります。

日本語には前置詞がない

最初の理由は、日本語には前置詞がそもそもありません。あれ「日本語って前置詞ってなかったっけ?」そう思った人も多いかもしれません。

当たり前のことですが、母国語である日本語ってのは私達にとっては当たり前すぎて、いろんなことに気づいていません。なので、英語と日本語の違いや比較を客観的にすることってほとんどの人にはないんですね。

格助詞と対応させようとするから分からなくなる

でも、ここでもう1つ疑問が湧いたはずです。じゃあ、前置詞がないのにどうやって、英語の前置詞が行っていることを日本語では表現してるのか?

これ、皆さん考えたことありますか?日本語では、前置詞がない代わりに、助詞、正確には格助詞などを使って和訳してます。

例えば主格の「~が」、「~は」、とか、与格の「~に」 、属格(ぞっかく)となる、「~の」、方向なら「~へ」、対格ならば、「~を」、などを使っています。例えば、「a friend of mine」だったら「私の友達」、「the discovery of America」なら「アメリカの発見」で、格助詞の「〜の」を使うことで表現してます。

ここまでご覧になって、勘が鋭い方はもう1つの疑問が湧いてくるはずです。日本語の助詞と英語の前置詞の違いは何なのってことです。

英語は厳密に名詞の関係性を表現する

1つ例を見てみましょう。引き続き、先ほど紹介した主格の「~の」を例に取ってみましょう。

皆さん、「~の」といえば日本人の大多数の方は英語では「of」だというふうに習ってきたと思います。確かに「the discovery OF America」、は「アメリカの発見」、「a friend OF mine」なら「私の友達」で「〜の」の訳で正しいです。

でも、頭「の」かさぶたならでょうでしょう?
かさぶたは「scab」、頭は、ここだと頭皮の感覚なので「scalp」で良いでしょう。「a scab “of” my scalp」だとどうですか?
なんか、変だと感じ取った方はその感覚を大事にしてください。正解は、「a scab “ON” my scalp」というのが一般的です。

もう1つだけやってみます。川の魚ならどうですか?
「fish “of” the river」ではなく、「fish “IN” the river」になりますね。

では、質問です。なぜ、こんな事が起きてしまうのでしょう?

英語の前置詞とは?

これを分かってからから学ぶと前置詞の理解はバク伸びします。ということで、そもそも前置詞とは何か?このおさらいです。

前置詞は、名詞や代名詞の前に置かれる品詞で、名詞や代名詞に対する関係を示します。大事なのでもう一度言います。「名詞や代名詞に対する関係を示します」。例えば、「a book on the table」だったら、テーブルの上の本ですし、「eggs in the refrigerator」なら、冷蔵庫の(中の)卵になります。

日本語は基本的に文脈でこの関係性を想像して理解してます。冷蔵庫の卵といえば、普通に考えて冷蔵庫の中やろ、川の魚といえば、川の中で泳いでる魚やろ、ってことです。

一方で、英語は、この関係性を前置詞を使って厳密に伝える言語です。わかりましたかね。この感覚が僕ら日本語が母国語の人にはないです。これが、日本人がどうしても前置詞に馴染めない理由です。

日本人が「英語の前置詞」に苦手克服する、とっておきの方法

でも、諦める必要はありません。ある程度この感覚を僕たちも持つことができます。ってことで、ここからは、どうすれば、前置詞を使いこなせるようになるのかって話ですが、結論はこれです。

ネイティブが頭の中で持ってる前置詞のコアイメージを理解する

それが、今日の動画で僕が紹介をするコアイメージです。

前置詞はもともと、空間物理的な関係を表現するために使われてました。「He is in my room.」といえば、彼が私の部屋の中という空間に物理的にいることがわかります。それが、時代の経過とともに、意味が拡張され様々な関係性においても適用されるようになります。

たとえば、「He’s in love.」ってのは、別にloveは物理的空間じゃないですよね。ですが、心理的な空間にまでこの「in」が応用された結果の表現なんです。

前置詞を理解するポイントは、この一番初めにその前置詞が誕生した時の空間物理的な感覚を理解し、それがどう応用されて、様々な場面で適応されているかを理解するってことなんです。

その鍵が、コアイメージとか核心と呼ばれるその前置詞の原初のイメージ図なんです。ネイティブは子供の頃からずっと両親の会話、テレビ、ラジオなどで膨大な会話を聞いてく中で、徐々にこのイメージ感覚を本能的に養っていきます。なのでネイティブは無意識のうちに誰でも前置詞を使いこなせるんです。

ただ、私達のようにノンネイティブが大人になってからでは、ちょっと無理ゲーです。なので、ここでイラストの力を借りて飛び級しようっていうわけです。

それでは、ここから皆さんに、ネイティブがよく使う順で55個の前置詞を紹介します。ここでは、前置詞のコアイメージをイラストを使って説明します。日本語訳の意味を覚える必要はありません。どちらかというと、表示されるイラストのイメージとその説明を頭の中に描いてください。

そして、解説の中で、僕は必ずこのイメージが派生した結果、他に拡張された使われ方も例文を豊富に加えて解説します。

なお、前置詞の紹介の順番としては前に出ている前置詞ほど大事なものです。前に出てくるものほど、拡張性が広く、実際に会話でも様々な場面で使われるものを紹介しています。特に1位~20位くらいまでは超必須前置詞です。

後半にいくに従って、少しずつ文語的な表現で使われるものもいれるようにしました。ニュース、ドキュメンタリー、TEDなどでもよく登場するあまり僕ら日本人が見かけない前置詞もいくつか入れているので、楽しみにしてください。

なお、覚悟していると思いますが、この動画はかなり長いものとなります。まずは、ここで一時停止して、お茶やコーヒー準備して一気に最後まで聞くのも良いでしょう。あるいは、今日は最初の10個くらい。明日は続き、という感じで何回かに分けて見るのもおすすめです。

どちらにせよ、1度見ただけでは完全にマスターはできないですから、何度かこの動画に戻ってきて定期的に学び直すことをオススメします。僕もそういう使われ方をしてもらうことを前提にこの動画を作成しています。

ですので、今、皆さん見てる動画右下に、保存ボタンがあります。これを押しておくと忘れずに戻ってきやすいのでおすすめです。2度目以降は、このトリセツは聞かずにそれぞれの前置詞本題から学んでもらってオッケーです。

また、動画途中で、今回作ったイラストをプレゼントするご案内をします。欲しい方は、動画を聞きながら告知をお待ち下さい。

それでは、こちらの動画「【イラスト付き/教材級】一生忘れない – 英会話でよく使われる前置詞Top50を完全イメージ化【総集編】」をご覧になってみてください。

まとめ

はい。ってことで、今日のまとめです。
実際の英会話での登場回数の多い前置詞を55個紹介しました。

今日の動画はね。前置詞を学ぶなら、この1本の動画ですべて網羅する、という覚悟で作りました。本気で英語を話したい、聞こえるようになりたい、そして、感覚的に使いこなしたい方は、1回と言わず何度と見直してください。1回の閲覧ではわからなかった発見が、2回目、3回目と閲覧回数を増やすごとに増えるはずです。

また、皆さんいろんな勉強されてると思います。
単語学習中の方、受験生の皆さん、英会話教室やオンライン英会話で英語学習中の方から、独学でオーバーラッピング、シャドーイングなどインプット学習などされてる方まで、前置詞は基本動詞と合わせて単語という視点では超重要です。

何千個という単語を覚えるより、基本動詞と前置詞、そして、その組み合わせとなる句動詞をこの動画、そして、前回リリースした基本動詞の動画とセットで学んでください。こちらのほうが遥かに、英語を話す、聞くという本質的な成果を求めている方には効果があります。

前回りリースした「【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】」もあわせてご覧になられてください。

いずれにせよ、最後までこの聞いた方は、間違いなく英語学習者として1つの殻を破ったと僕は確信しています。英語学習をはじめて間もない方。まだ、この意味することは完全にはわからないかもしれません。なんとなくわかったような、わからなかったような状態でこの動画を去ってしまうかもしれません。

ですが、今後、学習を重ねていくと、この前置詞の重要さに気づきます。定期的に戻ってきて、必要な前置詞だけ学び直すなど、辞書のように使っていただけると作成した僕も嬉しいです。

いずれにせよ、今回、皆さんが得たものは、徐々に今までの学習と繋がっていきます。そして、ストンと腑に落ちる体験が今後ポツンポツンと出てくることでしょう。お約束します。僕もそうでした。

まずは、しっかりとここまで聞いて頑張った自分を褒めてあげてください。お疲れ様でした。

今回の記事は、こちらの動画「【イラスト付き/教材級】一生忘れない – 英会話でよく使われる前置詞Top50を完全イメージ化【総集編】」で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

それでは次回の記事でまたお会いしましょう。

Bye guys!