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ドラえもん『のび太のふしぎ風使い』のあらすじとまとめ

ドラえもん『のび太のふしぎ風使い』のあらすじとまとめ

  • ドラえもんのふしぎ風使いのあらすじがしりたい
  • 大人が見ても面白い?
  • 原作との違い
  • 登場キャラを知りたい
  • フーコについてしりたい

本記事では、ドラえもん『のび太のふしぎ風使い』のこのような疑問にお答えします。

 ドラえもんから多くのことを学んできた40代です。原作を読んでから、街でつむじ風を見るとフーコを少しだけ思い出します。本作を見ると、余計に思うかもしれません。そういえば、最近つむじ風を見ないのは、あまり外を歩かなくなってきたからですかね。

ヌー

台風のフーコをベースにした作品で、古くからのファンだけど最近の映画を見るのは少し躊躇するという方には、現代版台風のフーコがいかに見どころ満載かを知ってもらえると思います。台風のフーコもさることながら、劇場版ドラえもんの良いところを詰め込んだ今作を、どのような形にせよ一度見ていただきたいです。

あらすじ

台風の子、フーコ

アジアの山奥、切り立った崖にアラシ族の聖地『神の眠りし場所』があります。族長のストームは、古代のシャーマン・ウランダーの棺を開けます。そこから2つのヒカリの玉が飛び出て、ひとつは狼に乗り移ります。

自宅の庭でラジコンで遊ぶスネ夫。どこからかやってきたボールから、小さな台風が飛び出てきます。捕まえようとしますが、逃げ出して街へ出ていきます。街ではジャイアンにのび太が殴られそうになっています。小さな台風はジャイアンを吹き飛ばし、のび太を助けてくれます。なぜかのび太に懐いた小さな台風はのび太についてきます。

ドラえもんの分析で、知能を持った小さな台風だと判明し、『フーコ』と名付けます。ママに見つからないよう隠しておきたいのび太は、【フリーサイズぬいぐるみカメラ】で、かわいい恐竜の着包みを作りフーコに着せます。

しずかの家にフーコを連れて行き、絶対におとなしくしておかないとダメだと伝えるのび太ですが、のび太がしずかのぬいぐるみと仲良くしたことにやきもちを焼き、フーコはいたずらをしてしまいます。のび太に怒られフーコは飛び出していきます。

夜になりひょっこり帰ってきたフーコは疲れて眠ります。のび太は広い場所で思いっきり遊ばせてあげたいと親心を見せます。ドラえもんも賛成し、しずかも誘い遊びに行こうと計画します。 <h3>風の民</h3>

どこでもドアで広い平原に行く3人とフーコ。フーコを何とか捕まえたいスネ夫は、ジャイアンを味方に引き入れのび太の家に向かいます。 平原についた3人とフーコは、岩場から吹いた突風に引き込まれ、ふしぎな場所にたどり着きます。 怪しい2人組に追われる少女を助けたドラえもん。2人組は遅れて突風に引き込まれたジャイアンたちとぶつかり逃げていきます。

少女の名はスンと言い、助けに来た兄のテムジン達と知り合います。彼らは風使いの一族『風の民』でした。 風の民は、風を使って生きています。仲良くなるのび太たちですが、スネ夫はフーコを連れて帰りたくて仕方ありません。

のび太たちは帰りますが、フーコは風の谷に残りたいと言います。いざという時のため、どこでもドアを置いたままにしておきます。

その夜、テムジンが空を散歩していると、井戸の中に光るものを見つけます。近づくと光る球体が割れて、黒いつむじ風が飛び出します。 スネ夫は空き地で狼に遭遇、身体をのっとられてしまいます。スネ夫に取り憑いたのは、ウランダーでした。スネ夫の記憶からフーコのことを知ったウランダーは風の谷に戻ります。

ヤークの教え

スネ夫が家に帰っていないことを心配したジャイアンはのび太の家に行きます。皆で風の谷にスネ夫を探しに行くと、フーコが近づいてきます。フーコに聞いてもスネ夫には会っていないといいます。

その時、スネ夫(ウランダー)に率いられたアラシ族がフーコを狙い、襲ってきます。ウランダーは魔法で濃い霧を発生させ、霧の中でフーコはさらわれます。ストームは、四次元ポケットも盗んでいきます。霧が晴れると、どこでもドアも壊され、ジャイアンも行方がわからなくなっていました。

連れ去られたフーコとジャイアンを助けに行こうとするのび太。四次元ポケットがないので、テムジンの助けを借ります。

夜になるのを待ち、テムジンの案内でアラシ族のアジトに忍び込みます。アジトを進んでいると落とし穴があり、のび太は落ちてしまいます。追手が来ているので、一度その場を離れるドラえもん達の前にアラシ族の兵士が立ちはだかります。万事休すかと思われましたが、アラシ族の兵士は、スネ夫をたすけるため潜入したジャイアンでした。

ジャイアンは、のび太のことも任せるように言い、テムジン達を先に逃します。穴に落ちたのび太がたどり着いた先には、フーコが牢に閉じ込められていました。のび太はテムジンにもらったアイテムでフーコを助け出します。

のび太たちを逃したジャイアンは、スネ夫を助けてあとで行くと言います。のび太とフーコは、ドラえもんたちの待つ長老の風車に向かいます。

のび太は洞窟を抜け出しますが、外は猛吹雪でした。寒さの苦手なフーコは、途中で力尽きます。フーコを抱き吹雪を進むのび太ですが、力尽き眠りそうになります。幻覚を見て意識が遠くなるのび太を何者かが救います。

朦朧とする意識の中で、風の民とマフーガの伝説を聞きます。その昔、ウランダーが魔力で生み出した怪物マフーガ。人々を苦しめるマフーガに立ち向かったのが、風の民の王・ノアジンでした。

のび太を救った山神ヤークは、のび太の心に直接語りかけます。マフーガと戦ったノアジンは、マフーガを3つの玉に分けて封印しました。ひとつはフーコで、もうひとつはアラシ族の手に渡りました。最後のひとつ、南の島にある剣で封印された残りの玉にフーコを決して近づけてはならないと、言われます。フーコを守れるのはのび太しかいないと言われ、のび太は決意を新たに、フーコを守ることを誓います。

マフーガの復活

帰り道のび太はウランダーに襲われ、フーコは攫われてしまいます。風の谷に戻ったのび太は、族長たちに相談します。族長は剣で封印された玉のある場所を知っていました。マフーガが復活を阻止するため、カンジンに風の船を準備するよう命じ、テムジンにも出発の準備をするよう命じます。

族長は風の民を集め、全員でブンブンを回します。族長の祈りで巨大な空中戦艦が浮上します。カンジンが操る風の船に乗り、南の島を目指します。

一足先に南の島に着いたウランダーは、玉の元に向かいます。1人で神殿に向かうウランダーをドラえもんは追いますが、足を踏み外しそうになった時、潜入していたジャイアンが助けます。剣を抜こうとするウランダーに、ジャイアンは飛びかかりますが、魔法で跳ね飛ばされて縛り付けられます。ジャイアンの歌で怯ませようとしますが、通用せず剣を抜かれてしまいます。

ウランダーはスネ夫から抜け出し、マフーガの玉は奪われてしまいます。フーコとゴラドもマフーガの玉に引き寄せられてしまい、マフーガが復活します。同時に、赤道上に超大型台風が発生してしまいます。

喜ぶウランダーですが、ストームが現れ四次元ペットボトルにウランダーを封印してしまいます。ストームの正体は22世紀の科学者で、マフーガを復活させ、汚れきった世界を浄化しようと、この世界に来たのでした。

マフーガを止めようとする風の民ですが、風の船もろとも吹き飛ばされてしまいます。ストームは、アラシ族も用済みと、見捨てて1人で戦艦に乗ります。ストームに見捨てられたアラシ族を風の民は助けます。
ドラえもんと合流したのび太は、取り返した四次元ポケットを渡します。ビックライトで巨大化したドラえもんは、マフーガに空気砲で挑みますが、返り討ちに遭ってしまいます。

かつてマフーガを封印した剣を持ち、テムジンとのび太はマフーガに挑みます。フーコの名を呼びながらマフーガに剣を突き立てたのび太。風の剣からの光がマフーガを貫き、フーコは人形に戻りますが、残る2つの玉が再びマフーガの姿になります。追い詰められたのび太とテムジンを見て、フーコは1人マフーガに立ち向かいます。

風の民とアラシ族もフーコのため祈りを捧げ、風の力を送ります。大きな爆発とともに空を覆っていた雨雲が晴れ、差し込む光とともにフーコが降りてきます。安らかな笑顔で眠るフーコをのび太は抱きかかえます。

逃げようとするストームの戦艦をジャイアンは空気砲で沈めます。タイムパトロールに捕らえられたストームは22世紀に連行され裁かれることになります。

別れの時が来て、元気出せよと励ますテムジンたちと別れ、日本に戻ったのび太たちはいつもの日常に戻ります。
道でつむじ風を見たのび太は、「僕のそばにはいつもフーコはいるんだから」と、フーコのことを想うのです。

登場人物

フーコ

知能を持った台風。スネ夫に発見されますが、のび太に懐きフーコと命名されます。元々は、マフーガを封印するための魔法の玉のひとつ。復活したマフーガを封じるため1人で闘いを挑みます。

テムジン

風の民の少年。異国からきたのび太たちを受け入れ、不思議な風の力でのび太たちを幾度となく助けます。

スン

テムジンの妹。アラシ族に襲われるところをドラえもんに助けられます。

ノアジン

古代の風の谷の王。マフーガと戦い、3つの玉に分けて封印し世界を救います。

ストーム

アラシ族の族長。マフーガを復活させるため、古代のシャーマン・ウランダーを復活させます。実はドラえもんと同じく22世紀から来た科学者で、ドラえもんが未来のロボットであることに気付き、どこでもドアを破壊したり、四次元ポケットを盗んだりし、無力化しようとします。マフーガを復活させ、世界を浄化しようと企む異常者です。

ウランダー

古代のアラシ族のシャーマン。魔法によりマフーガを生み出した人物。 風の民の王・ノアジンに封印されますが、ストームにより現代に復活します。実体がないので、スネ夫に憑依しマフーガを復活させますが、ストームから用済みとされ、四次元ペットボトルに閉じ込められます。

みどころ

原作で名作と名高い、『台風のフーコ』をベースにした作品です。フーコをぬいぐるみに収容するなどスタイリッシュにリメイクされています。フーコがマフーガと闘うシーンなどは、ドラえもん史上TOP5に入る感動の場面として知られているので、どのようにリメイクされているかはみどころのひとつです。

今回は、ジャイアンが1人でアラシ族に潜入したり、皆と合流せず単独行動する場面が多いのも見どころです。力押し一辺倒のジャイアンが、「ぼく、暴力には飽きたの」と、スネ夫に話すシーンが前半にありますが、後半の頭脳派な活躍の伏線だったのでしょうか。

まとめ

原作をベースに作り上げる今作のようなスタイルは、昔からのファンも取り込み、作品の幅を大きく広げる上手い手法だと感心します。原作『台風のフーコ』は短い作品ながらも、のび太との親子関係にも似た絆を描き、のび太たちを守るため大型台風に1人で挑み消滅するフーコの勇気を描き、多くの人の涙を誘いました。そこに、劇場版ならではの、テムジンのような異世界に住むのび太たちと同年代の友人との友情を盛り込み、ギガゾンビ以降定番となった未来の犯罪者を登場させ、内容的には盛り沢山です。

劇場版ドラえもんの美味しい所が詰まった傑作と言えるのではないでしょうか。

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