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ドラえもん『のび太のロボット王国』のあらすじとまとめ

ドラえもん『のび太のロボット王国』のあらすじとまとめ

  • のび太のロボット王国のあらすじが知りたい
  • 大人が見ても面白い?
  • 原作との違い
  • 登場キャラを知りたい
  • ポコとジャンヌについて知りたい
  • ロボットと人の共存についてしりたい

本記事では、ドラえもん『のび太のロボット王国』のこのような疑問にお答えします。

 ドラえもんから多くのことを学んできた40代です。最近iPhoneのSiriの進化に驚きます。特に「Apple Musicで、〇〇のプレイリストを再生」と、言う指示を的確にこなしたことには驚きました。このロボット王国を見て、進化するロボットと人間が今後仲良く慣れればいいなと思います。10年、20年後には、ロボット王国のような世界が実現しているかもしれませんね。

ヌー

ロボットが人間の道具なのか、友達なのか、そんなロボットと人間の共存について描かれています。科学の発展した現代でも起こりうる問題を提起しており、深く考えさせられます。この記事で大まかな概要を掴んでもらえますが、ドラえもんやマリアとの別れのシーンなどは実際に映画を見てもらいたいです。

あらすじ

遠い星から来たロボット

どこか遠い彼方の惑星で、作業用ロボットが次々と改造工場に連れ去られていました。母親に連れられ必死で逃げるポコと呼ばれる少年。吊橋の上に追いつめら、攻撃を受けて大怪我を負いますが、突然出来た空間に吸い込まれてしまいます。

のび太たちは、いつものようにスネ夫の新作オモチャを見せられています。今回はペットロボットです。ドラえもんにねだるのび太ですが、僕というペットロボットがいるじゃないかと、怒ってみぃちゃんとデートに行ってしまいます。

頭にきたのび太は、勝手に未来デパートのカタログでロボットをいくつも注文してしまいます。送られてきたロボットの中に、時空をさまようポコが紛れてのび太の部屋にきてしまいます。

ロボットたちはママに怒られ街中に出ていってしまいます。ドラえもんは慌ててロボットを返品しますが、ポコだけは残ります。

ポコの故郷

傷ついたポコを調べるドラえもんですが、地球のロボットではないことが分かります。ドラえもんにも治すことが出来ず、ポコを助けるためには、ポコの星に行かなければ行けません。危険を覚悟した上で、スネ夫以外は、ポコの生まれた星に行くと言ってくれます。ドラえもんは全ロボットを代表して涙ながらにお礼を言います。

時空間の迷路に入り込んだところで、ポコを追っていたロボットに襲われます。乗り気ではなかったスネ夫ですが、時空間の迷路でスネ夫はタイムマシンを操縦します。なんとかポコのいた惑星にたどり着きますが、不時着しタイムマシンは大破してしまいます。

その星の住民、ロボットの医者チャペックと、手伝いロボのクルリンパ、オナベに出会います。ポコが地球に行ってしまったのはチャペックの実験によるものでした。

この星は開拓星で、人間と共に暮らすうちにロボットが感情を持っていき、人間と同じ心を持つようになります。女王のジャンヌは『ロボット改造計画』を発令し、ロボットをただの奴隷として扱うようになります。

夜中に目を覚ましたのび太は、1人でママを探しに行こうとするポコを見つけ、必死で引き止めます。身体が治りきっていないポコは倒れてしまいます。

自分の養育ロボット、マリアを改造しようとしないジャンヌを責めるデスターですが、ジャンヌは首を縦に振りません。マリアはポコの母親です。自分はどうなってもいいので、ポコだけは見逃してほしいと頼み、ロボット改造計画は間違っているとジャンヌに訴えます。

西へ

チャペックの治療を受けるポコですが、皆が目を話したスキに、マリアを探しに宮殿へ向かいます。クルリンパの案内で宮殿へ向かう途中、ロボット兵に追われるポコを見つけ、助けることが出来ますが、身代わりにドラえもんは捕らえられてしまいます。

デスターに逆らったドラえもんは牢に入れられ、偶然マリアと出会います。ポコの無事を聞き泣き崩れるマリア。

マリアからジャンヌの生育歴を聞き、ジャンヌの父である前国王がロボットを救うため身代わりとなって亡くなった事件を聞きます。女王になったジャンヌに、デスターがロボットのせいで前国王が死んだと吹き込んだのです。

クルリンパから、ドラえもんが鋼鉄バトルに出場すると聞いたのび太とジャイアンは皆を連れて現地に向かいます。負けたら廃棄処分です。

鋼鉄バトル負け無しのコングファイターと戦うことになったドラえもんを見て、飛び出そうとするのび太を、ジャイアンが「チャンスを待て」と、制します。

コングファイターとの戦いで、2人に不思議な友情が芽生えます。ドラえもんたちの闘いが一区切り着いた時、皆が駆け寄ります。

のび太はジャンヌとデスターの元ヘ行き、「ロボットは道具じゃない。ドラえもんは友達だ」と、叫び、ドラえもんは涙します。ポコもロボット改造計画をやめるよう涙ながらにジャンヌを説得します。ポコを破壊しようとするデスターをジャンヌは制し、生け捕りにするよう部下に命じます。

コングファイターの協力もあり、なんとか逃げ延びてチャペックの家に戻ります。スネ夫は早く帰ろうと主張しますが、ジャイアンやのび太の説得に応じ一緒に戦います。チャペックの家に追手のドロイド兵が迫ります。西の方にある人面岩を目指して逃げろというチャペックの助言に従い、西を目指します。

デスターにそそのかされジャンヌも自ら西に向かいます。ジャンヌたちが迫りますが、嵐が起き、ジャンヌもデスターの策略にかかり崖から突き落とされます。従順なロボットを大量に作り、巨大なロボットを王国を作るのがデスターの真の目的でした。

新しい虹の谷

人面岩まで後一歩の所まで来ますが、人間は力尽きてしまいます。ドラえもん、ポコ、クルリンパは皆を運び、水を探しに行きます。ポコは力尽きて倒れているジャンヌを見つけます。ポコは幼い日の想い出を思い返しながら、1人でジャンヌを洞窟に運びます。

クルリンパの案内で洞窟の奥に進んでみると、遠くまで広がる草原を見つけます。そこではロボット排除命令に反対する人間とロボットが仲良く生活していました。

ロボットなんかに自分の悲しみが分かるかと泣き崩れるジャンヌを見て、ポコも涙を流します。村の人達とロボットたちに優しく見守られながらポコはジャンヌを介抱します。元気を取り戻していくジャンヌは、自分の間違いに気付き、父王の想いを知ります。ジャンヌは、マリアを助け真のロボット王国を作ること父王に誓うのでした。

ドロイド宮ではデスターが勝手に国王の座に座っていました。ジャンヌの命令も聞かず門を閉ざすデスターですが、最前線に立つジャンヌの前にドロイド兵は力を失います。

デスターの切り札でドロイド宮が変形し巨大ロボットになります。為す術なく逃げ惑う人々とロボット達。のび太は【なんでも操縦機】を持ち、鋼鉄バトルのスタジアムの壁画を巨大ロボットにして連れてきます。何とかドロイド宮の足を破壊することに成功しますが、のび太も倒れてしまいます。次は自分が行くと、ドラえもんはドロイド宮に乗り込み、マリアに会います。デスターを石頭で気絶させますが、ドロイド宮の脱出ロケットが起動してしまいます。

チャペックがロケットの軌道を調べると、惑星に衝突する起動です。通信が繋がり、ドラえもんに危険を知らせます。ドラえもんも分かっており手を尽くしますが、どうにもなりません。

諦めたマリアとドラえもんは、ポコ、ジャンヌ、のび太に最後のメッセージを送ります。打つ手なしかと思われましたが、ポコが伝送装置に繋がり、ドラえもん、マリア、そしてデスターもロケットから脱出することに成功します。手を取り涙を流すマリアとポコ、ジャンヌ。

虹の谷にかかった2本の虹を見て、ジャンヌは新しい虹の谷を作ることを誓います。ポコたちと別れて家に戻ったのび太たちは、改めてママに甘えるのでした。

登場人物

ポコ

ロボット王国の少年ロボット。女王ジャンヌの養育ロボ・マリアの息子で、ジャンヌとともに幼い頃過ごす。デスターに洗脳されたジャンヌを介抱し、元の優しさを取り戻させる。

ジャンヌ

ロボット王国の女王。養育ロボットのマリアに育てられます。父王が作業中ロボットをかばって亡くなっり、傷ついている時に、デスターに洗脳されロボットは人間の道具に過ぎないと思い込まされます。父王の意に反し、ロボットから感情を抜き去る『ロボット改造計画』を実行してしまいます。本来は優しい性格の持ち主のため、ポコにより間違いに気付いた後は国王として正しい道を進んでいきます。

チャペック

ロボットの医師で科学者。伝送装置を発明しますが、その実験に巻き込まれポコは地球に送られてしまいます。ポコを治療し、ドラえもんたちをサポートします。

デスター

ジャンヌをそそのかし、ロボット改造計画を主導するロボット王国の将軍。国王の王位継承権を持っており、虎視眈々とその座を狙っています。ジャンヌに『ロボット改造計画』を提案した人物。

マリア

ジャンヌの養育ロボットで、ポコの母親。ロボットをただの道具にしようとするジャンヌを必死に説得しようとします。

コングファイター

鋼鉄バトル無敗の英雄、ゴリラ型ロボット。ドラえもんとの戦いの中で、不思議な友情が芽生え、ドラえもんたちが逃げるのに協力してくれます。

みどころ

【ころばし屋】【バッキン箱】【ゴンスケ(21えもん】【注射ロボ】【ムード楽団】など、ひみつ道具として登場したロボットがふんだんに出てきます。

視聴者から募集したロボットも登場します。本作では、ロボットと人間の共存がテーマとなっており、ドラえもんとのび太、ジャンヌとポコ、という2組の関係で語られます。特に、デスターの洗脳に遭いロボットに不信感を抱くジャンヌを甲斐甲斐しく介抱するポコの姿は涙を誘います。

もう一つのテーマは親子の絆です。マリアとポコの関係を見て、母親の愛情深さに気付かされる点も見どころです。

まとめ

現代社会の大きなテーマの一つでもあるシンギュラリティの問題にも繋がる、人間とロボットの共存という興味深いテーマを扱っています。ドラえもんとの別れの場面など、泣き所もあり見ごたえがある作品です。

重いテーマをこどもにも考えさせる構成は、ドラえもんならではで見事です。ルンバやアレクサなど、人間の代わりをしてくれるロボットが普及しつつある今だからこそ、もう一度見直すべき作品かもしれません。

ヌー