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ドラえもん『新・のび太の日本誕生』のあらすじとまとめ

ドラえもん『新・のび太の日本誕生』のあらすじとまとめ

  • ドラえもん新・のび太の日本誕生のあらすじが知りたい
  • 大人が見ても面白い?
  • 原作との違い
  • 登場キャラを知りたい
  • 旧作との違いがしりたい
  • ギガゾンビとドラゾンビのことがしりたい

本記事では、ドラえもん『新・のび太の日本誕生』のこのような疑問にお答えします。

 ドラえもんから多くのことを学んできた40代です。現代の知識を持って過去に行き、神のように崇められるという、ギガゾンビのような野望も少し考えてしまったことがあります。今作を見て、そんな自分を恥じました。

ヌー

リメイクされた新・日本誕生ですが、旧作を見た人は違いを見つけることが出来るでしょう。あれ、このキャラ出てたっけと思われる方もいるかも知れませんね。

どれだけ科学が進歩しても、人間に必要な力はいつの時代も同じだなと考えさせられます。

家出をして、ペガたち3匹の親となり、親からの無償の愛に少しずつ気付いていくのび太。のび太と共に、見ている私達も気付かされます。親の愛情に気付いた時、人は大人になっているんでしょうね。

あらすじ

7万年前の日本へ

のび太は先生やママに叱られる毎日に嫌気が差し、家出を計画します。ドラえもんからひみつ道具を借り、家出生活を初めたのび太でしたが、持ち主のいない自由な土地など日本にはないことに気付きます。

他のメンバーも、それぞれ親ともめてしまい、家出をしてのび太と合流します。人がまだいないであろう7万年前に向かうと、そこは広大な草原が広がる緑豊かな日本でした。

のび太は、ペットを産み出すことが出来る道具で、遺伝子を掛け合わせ、空想上の生き物ペガサス、グリフィン、ドラゴンを誕生させ、ペガ、グリ、ドラコと名付けます。

夜になり星空を眺めていると、親が心配していることが気になり、家出を中断して一度家に戻ることにします。

翌日、再び家出するためのび太の家に集まると、押し入れから原始人の少年が飛び出しジャイアンと格闘になります。何とかジャイアンが勝利し、少年は気を失ってしまいます。

家出のことは内緒のはずなのに、のび太がメンバーを勝手に増やしたと勘違いしたジャイアンはのび太を責めますが、ママが登ってきたので急いでタイムマシンに乗り込みます。

精霊大王ギガゾンビ

ほんやくコンニャクで少年の名前がククルだとわかります。ククルの家族とヒカリ族は、クラヤミ族に襲われ、奴隷として連れて行かれました。助けに行きたいが、精霊王ギガゾンビには誰も敵わないので助けられない。どうしていいか分からないククルを皆は励まし、一緒に仲間を助けに行くと伝えます。

翌朝、ククルは1人で旅立とうとします。皆を危険に巻き込むことは出来ないというククルに、ドラえもんはタケコプターを渡します。人が空を飛ぶことに驚くククルに、これは風の魔法で、自分は精霊大王ドラゾンビだと名乗ります。

精霊大王と部下たちが味方になり、緊張の糸がほどけたのか、ククルは号泣します。

翌朝、目立つペガ達を村に残しヒカリ族の後を追います。クラヤミ族に連行されるヒカリ族を見つけ、ドラゾンビを先頭にクラヤミ族を撃退し、ヒカリ族を解放することに成功します。

ククルの両親と涙の再会を喜んだのもつかの間、ギガゾンビの手下・ツチダマが現れます。強力な衝撃波を操るツチダマでしたが、ひらりマントでドラゾンビがなんとか撃退します。 村を失ったヒカリ族を、しずかの提案で日本に案内することにします。置いてきたペガたちが見当たりませんが、早くヒカリ族を日本に連れて行かないと、追っ手が来るかもしれません。まずはヒカリ族を日本に案内することにします。

はじめての日本人

日本に来たヒカリ族は昼夜問わず働きます。しずかやジャイアン、スネ夫も懸命に働く人々を見て、手伝おうとしますが、のび太の姿は見えません。ペガたちを心配してたそがれるのび太を、ククルは励まします。飼っていた狼のロウがいなくなった話をします。

「動物には自分の主を探す力があるんだ」

3匹が無事戻ってくるように、犬笛をのび太に渡します。気を取り直したのび太は村作りに参加します。1日働き疲れ果てますが、便利な道具が出来る前は、大人もこどもも日が暮れるまで働いていたことを痛感します。

区切りが着いたところで一度家に帰ることにし、のび太はペガ達が戻ってきた時のため、ククルに餌を預けます。

心の友

ツチダマの破片の分析を頼んでいたドラミから連絡があり、ツチダマが特殊な形状記憶合金で出来ていることが分かります。

これまでよりも危険が増したことを皆に話すドラえもんですが、ジャイアンをはじめ、『心の友』ククルを救いたいという気持ちは一緒です。

ギガゾンビの常闇の宮を探して、砂漠や雪原を探索しますが、見つかりません。

吹雪に遭い洞窟に一時避難しますが、のび太の姿がありません。途中で遭難したのです。ドラえもんは救助ロボットに探索させます。雪の中に埋もれるのび太は、朦朧とする意識の中でも、ククルを助けることだけを考えています。

救助ロボットはツチダマに見つかり破壊されてしまいます。朦朧とする意識の中でのび太は、ククルにもらった犬笛を鳴らします。力ない音色ですが、ペガ・グリ・ドラコが笛の音を聞き空から駆けつけ、3匹の看病によりのび太は一命をとりとめます。

洞窟では偶然スネ夫が常闇の宮の入り口を見つけます。時間を止めて探索するドラえもんたち。【通り抜けフープ】で出口を確認に行ったドラえもんですが、なかなか出口にたどり着きません。たどり着いたのは、出口ではなくギガゾンビの部屋でした。

ギガゾンビの野望

タイムロックを解除したというギガゾンビの正体は、未来から来た時空犯罪者だったのです。

「私は犯罪者ではない。私は歴史を司る神なのだ」

ギガゾンビはタイムパトロールにも見つからない地下深くに基地を作り、亜空間破壊装置を製造しています。完成すれば、誰も時間を行き来できなくなり、ギガゾンビは神になるでしょう。

必死に戦うドラゾンビですが、23世紀から来たギガゾンビの道具は1世紀分進化しており、やられてしまいます。

捕まったドラえもんたち4人は、闇の精霊に捧げる生贄として、サーベルタイガーに襲われます。サーベルタイガーの牙がドラえもんに迫ったその時、グリとドラコが現れサーベルタイガーを圧倒します。ペガに乗るのび太に率いられたヒカリ族も加えて、ギガゾンビとの最後の戦いが始まります。

ギガゾンビの最後

ヒカリ族の奮闘もあり、闘いを優勢に進めますが、ギガゾンビは1人逃げ出します。ジャイアン、スネ夫にその場は任せて、ドラえもんら4人はギガゾンビを追います。追い詰められたギガゾンビは亜空間破壊装置を起動しようとします。

ククルが亜空間破壊装置に登り、内部から装置を破壊しようとします。阻止しようとギガゾンビが杖を振りかざしたその時、銃撃でギガゾンビは杖を落としてしまいます。クラヤミ族を倒し駆けつけたジャイアンとスネ夫でした。

再びギガゾンビと対峙するドラゾンビ。22世紀のひみつ道具では敵わないので、ククルが使っていた本物の槍を投げつけます。

「ニセモノの歴史が本物の歴史に勝てるわけがないんだ」

その時、タイムパトロールが登場し、ギガゾンビを逮捕します。時空犯罪の可能性に気付いたドラミが通報したのでした。ジャイアンたちから兄貴とは出来が違うとからかわれながら、タイムパトロールに送られヒカリ族とともに日本に戻ります。

ククルとの別れ

クラヤミ族も元の住処に戻り、ヒカリ族が襲われることもなくなりました。ヒカリ族の長老は、ドラゾンビに感謝の意を示し、皆で立派な国を作ることを誓います。日本誕生の瞬間に出会い、皆感極まります。

のび太は、命を救ってくれた犬笛をククルに返そうとしますが、

「のび太にあげるよ、その代り僕のことを忘れないでくれ」

と、友情を示すククルに、忘れるものかと誓います。

タイムパトロールの隊長が、ペガ・グリ・ドラコを空想サファリパークに引き取ると告げます。嫌がるのび太ですが、3匹にとって何が一番しあわせなのか考えないといけません。のび太は3匹をタイムパトロールとドラミに託します。

「未来のこどもたちに可愛がってもらうんだぞ」
涙ながらに別れを告げるのび太の肩に、ククルはそっと手をかけます。

現代に戻ったのび太の机の上には、ククルの犬笛が飾られていました。

登場人物

ククル

時空の歪みに飲み込まれ、現代にタイムスリップしてしまった、7万年前のヒカリ族の少年。中国出身ですが、ギガゾンビとの闘いの後日本に移住し、日本人の祖先となります。

ペガ、グリ、ドラコ

ひみつ道具でのび太が作り出した架空のペット。空想上の動物のため、いつの時代にも置いておくことが出来ず、空想サファリパークに引き取られます。

ドラミ

ドラえもんの妹。どうしてロボットに兄妹関係があるかというと、同じオイルを使っているから、同じ血が流れている兄妹という解釈になります。兄と違いしっかり者で常に冷静。兄のドラえもんのことをいつも心配しています。

ギガゾンビ

クラヤミ族を支配する精霊王。ヒカリ族をさらい、常闇の宮というクラヤミ族の都を造るための奴隷として働かせています。

正体は23世紀の犯罪者です。未来の道具を自分だけが持ち、タイムトラベルできなくして神のように振る舞うことを目指している異常犯罪者。

ツチダマ

ギガゾンビの下僕、23世紀の形状記憶合金で作られており、破壊されても自然修復する能力を持ちます。接着剤で攻撃されると身動き取れなくなり無力化します。

みどころ

家出したのび太たちが、7万年前で日本誕生の瞬間に立ち会います。ククルとのび太の友情、のび太が作り出した3匹のペットとのび太の親子愛が見どころです。

のび太が親として、3匹のペットに愛情を注ぐ姿は、のび太の優しさをよく現しています。別れ際には、3匹のために何が大事なのか、正しい答えを導く強さも見せます。この辺りが、しずかの父親に、「のび太ならしずかのことを幸せに出来る」と、確信させる一面なのかもしれません。家出やククルとの友情など、のび太の人間としての強さや優しさが随所に見られる作品です。

まとめ

はじめは怯えるだけだったククルが、勇気を持ってギガゾンビに立ち向かう場面や、のび太が家出を決意する場面、雪山で遭難して瀕死の状態になりながらもククルを助けに行くという場面、3匹のペットと分かれる場面など、大事な決断を迫られる場面が度々登場します。

大事な決断をする時は、自分が大事に思う相手のことを第一に考えること、それが正解を導くのだと教えてくれます。

本作を思い出して、相手のことを想うという、当たり前のことを自分が出来ているのか振り返ってみたいですね。

ヌー