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英語の基本動詞needとwantの違いとは!?違い・使い方をコアイメージと例文で徹底解説 – 第17〜18位

英語のneedとwantの違いとは!?使い方をコアイメージと例文で解説 - 第17〜18位

こんにちは。
YouTubeではしゅみすけ社長の名前で主に独学で英語学習をされている方向けに情報発信をしています。本業では、「b わたしの英会話」という英会話教室の運営を行っています。

今回の記事では、英語の「want」と「need」の違いや使い方を、コアイメージと例文で分かりやすく解説しています。

「want」と「need」は、使い分けで悩む人も多いですが、コアイメージを理解すれば大丈夫です。イラスト付きで解説しているので、一緒に英語力をUPさせていきましょう。

なお本編動画では、海外ドラマ「フレンズ」で頻出する第1位〜55位までの基本動詞の詳細をまとめていますので、下記YouTube動画のリンクをご参照ください。

【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】

 

この記事は「英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55」第17/18位「need/want」のコアイメージをイラスト例文付きでわかりやすく徹底解説します。英単語学習で、学習が煮詰まっている方はこの記事を通じて効率よく意味、本質を理解し、実際の会話、リスニングでも使いわけができるようになることでしょう。

では、Let’s get into it!

英語の「need」と「want」の違いとは!?使い方をコアイメージと例文で解説

「want/need」のコアイメージ
「want」のコアイメージ=「何かが足りない、だから欲しい!」(主観)
「need」のコアイメージ=「何かが足りない、だから欲しい!」(客観)

ネイティブが最初に覚える基本動詞Top55、今回は第17位「want」と第18位「need」をセットで解説します。

まず、「want」は何かが欠落している状況。そこから「欲しい」という感情が出てきます。これが「want」です。

そうすると、「needも一緒じゃないの?」と思う人も多いのではないでしょうか。確かに「必要である」というニュアンスでは「want」と「need」は似ています。しかし、少し違いを感じませんか?

「want」は自分のダイレクトな欲求です。つまり主観的な感じ。一方で、「need」は少し距離をおいた感じ。つまり客観的です。

これがコアイメージの違いです。

実際にマーケティング用語等で、「ウォンツとニーズ」と言いますよね。ウォンツと言うと、「本能的にモテたい」「痩せたい」「かっこよくなりたい」のような本人のダイレクトな欲求が感じ取れます。主観的です。一方、ニーズというのは、欲しい感情が少し制御されていて、距離感があり客観的に感じられます。

英語の「want/need」の使い方を例文でご紹介

この感覚の違いをベースに、これから例文をご紹介しますのでご覧ください。映画やドラマなどでもよく登場する会話です。

I want to talk to you./I want to talk with you.
I need to talk to you./I need to talk with you.

最初の「I want to talk」は主観的で、「自分が話したいことがあるから話そう」と受け取られます。セリフとしてはフォーマルな感じがしませんね。
次の、「I need to talk.」というのは、話しかける人が明確に相手に対して「話して解決したいことがあるから話そう」と伝わります。

これが「want」と「need」の一番の違いです。なので、

I want to date with you.

なら、主観的、本能的にデートを誘っていると感じ取れて自然ですが、

I need to date with you.

だと、何だか客観的にデートしたいの?と受け取られてしまい不自然な文章です。

I want a room with a nice view.
見晴らしの良い部屋が欲しいです。

部屋探しをしているときに使えるセリフです。このような場面では、主観的に要望を伝えています。だからwantを使います。

We need help.
助けが必要なのです。

客観的に、誰がどう見ても困っている、そんな状況をイメージできます。もし、あなたがそう言われたらどうでしょう?言われた側も断りにくい印象があります。

もちろん、「We want help.」でもいいですが、この場合、状況は無視して一方的に「自分が助けて欲しい」という願望を言っている感じです。

We really need to get on this flight.
私たちは本当に、この便に乗る必要があります。

この飛行機を逃したら間に合わない、そのことがお互いに明らかなことが推察されます。だから、客観の「need」が使われるのです。

まとめ

いかがでしたか?
「want/need」の解説は以上となります。

どちらの英単語も「何かが足りない、だから欲しい!」という共通のコアイメージですが、主観的か客観的で分けられます。さらに、カジュアルかフォーマルかという、伝え方・伝わり方に繊細な違いがあることがわかりました。

このコアイメージを踏まえて、「want/need」の使い分けができるようになりたいですね。

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またこちらの記事でも、英会話で使える基本動詞のコアイメージを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

基本動詞Top55のまとめ記事はこちら >>