日本中のオスマン帝国好きの人たちへ!
- オスマン帝国外伝シーズン4を見る前におさらいしたい!
- オスマン帝国外伝気のあらすじってどんな感じ?
- オスマン帝国のキャストにはどんな人がいるの?
世界80カ国以上で放送され、女性の人気を集めている『オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜』について、気になっている人は多いのではないでしょうか?
Nana
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」は、Huluで配信されているトルコドラマです。先日、最新のシーズン4の最終話の配信が終わりました。タイトルからは大河ドラマみたいなものが連想されますが、少し違います。
一言で言うならば、「トルコ版大奥」です(笑)。
サイト管理人:大山俊輔
史実をもとに制作されていますが、メインは女の戦い。
この記事では「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」をまだ見ていない方でも、ざくっとあらすじを理解しつつ、登場人物やキャストを紹介したいと思います。それだけですと、少し物足りない人のために一部ネタバレ注意な箇所もありますので、ゼロから見たい方はそこだけスキップしちゃってください。
それでは、どのようなドラマなのか見ていくことにしましょう!
目次
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」ってどんなドラマ?あらすじをご紹介!
あらすじ
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」はオスマン帝国第10代皇帝「スレイマン1世」が、統治していた時代のハレム(後宮)で起こる女の戦いを描いたドラマです。
ハレムは男子禁制で巨大なオスマン帝国の中で、よりすぐりの美女が集められています。その中で皇帝スレイマンから寵愛を受け、男の子を授かることがハレムの女性たちの目指す地位。
ただし、ひとりの皇帝に対しハレムの女性は何十人といます。
皇帝スレイマンをめぐって、ハレムではさまざまな潰し合いが繰り広げられるのです。
嫉妬に狂い毒を盛る者、殴り合う者、貶めようと卑劣な画策をする者。
しかも、このドラマの内容は史実をもとにされているので驚愕です。
優雅な淑女が集まると思われていたハレムの女性たちは、裏で壮絶な戦いを繰り広げていました。
そもそもオスマン帝国って?
「オスマン帝国」は、世界史の授業で耳にしたことがある人がほとんどではないでしょうか?
ドラマの背景であるオスマン帝国について、今一度おさらいしたいと思います。
オスマン帝国はかつて「オスマントルコ」と呼ばれ(現在は、「オスマン帝国」)、アジアからヨーロッパ、アフリカまで統治を広げていた巨大大国です。君主はトルコ系のイスラム教徒でしたが、広大な領土だったため多民族・他宗教国家でした。
オスマン帝国は、1299年〜1922年までの約600年間続きました。
長い歴史の中でも最も成功を収めたのが、「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」の主人公である「スレイマン1世」です。
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スレイマンは過去に難攻不落と言われていた場所に、次々と進行し侵略に成功しました。
この勢いにヨーロッパ全土は脅威を感じ、「協力せざるを得ない」と思い宗教改革が進んだと言われています。
スレイマンの死後も、36代皇帝まで続いたオスマン帝国ですが、第一次世界大戦を期に終わりを迎えました。
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」 – キャスト紹介
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」は、ワンシーズン48話〜90話以上あるのでシーズンごとにさまざまな登場人物が出てきます。
ここでは、メインキャストとなる人物をピックアップしてご紹介します。
スレイマン:ハリット・エルゲンチュ
スレイマンはオスマン帝国の第10代皇帝で、オスマン帝国の全盛期を作った人物です。
過去の皇帝が成し得なかった偉業を次々に達成し、ヨーロッパを震撼させました。
政治にも優れた才能を見せ、法制度を整えたことから「立法帝」との呼び名もあります。
皇帝に即位した頃から亡くなるまで、ヒュッレムをこよなく愛していました。
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ヒュッレム(アレクサンドラ):メルイェム・ウゼルリ
ヒュッレムは、オスマン帝国の最高権力者である皇帝スレイマンから最も愛された女性です。
元々は、ルテニア(現在のウクライナとポーランドをまたがる地域)の出身であったため、ドラマの冒頭では「アレクサンドラ」と呼ばれています。
奴隷としてスレイマンに献上されましたが、あまりの美貌にすぐにスレイマンの寵妃の座にのぼりつめました。
「ヒュッレム」という名前は、イスラム教に改宗するときにスレイマンから授かった名前です。
頭脳明晰でたくさんの人に陥れるための罠を仕掛けられますが、彼女がひれ伏すことはありません。
マヒデブラン:ヌル・アイサン
マヒデブランは、皇子ムスタファを出産した皇帝妃です。
マヒデブランはスレイマンが皇帝に即位する前に、寵妃として愛されていた人物です。
スレイマンの即位後にハレムに戻ると、ヒュッレムがスレイマンからご贔屓を受けていることが気に入らず、さまざまな画策でヒュッレムを陥れようとします。
イブラヒム:オカン・ヤラブク
イブラヒムは、スレイマンが皇帝になる前からずっと側で支えてきた人物です。スレイマンにとっては、兄弟のような存在。
大宰相という皇族を除いて、オスマン帝国で2番目に偉い地位に就き、特に軍事力のあった政治家です。
ヒュッレムをハレムに入れた人物ですが、ヒュッレムとは敵対することになってしまいます。
また、皇女ハティジェとの恋もみどころです。
ハティジェ:セルマ・エルゲチュ
皇女ハティジェは、スレイマンの妹の一人です。お上品さと、聖母のような優しさを兼ね備えた女性です。夫を亡くして以来、宮殿に移り住みます。
ヒュッレムが問題に巻き込まれると、いつも優しい言葉をかけて励ましてくれるハティジェ。
最初は中立な立場を保ちますが、優しいハティジェも少しずつヒュッレムを陥れようと躍起になります。
スンビュル:セリム・バイラクタル
スンビュルは、ハレムの女性たちに礼儀作法を指導したり、問題を起こさないよう監視したりする宦官という役職に就いています。
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」は激しい戦いが多いですが、スンビュルのシーンは、クスッと笑ってしまうようなコミカルな場面が多いです。
ヒュッレムが、スレイマンの寵妃になるための手助けをします。
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」 – みどころ
ここからは、「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」のみどころをご紹介します。
最後には“ちょっとだけネタバレ”も挟んでいるので、これから見る方はご注意を!
美女たちの嫉妬バトル
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」が世界中の女性を夢中にしてしまう理由は、スレイマンや皇子たちをめぐって繰り広げられる女同士の戦いです。
ハレムの女性たちは、皇帝に召されたことを自慢して挑発しあったり、嫉妬心から殺しあったりします。男同士のように力で勝負ではなく、裏で画策してやり合うのが、いかにも女性らしくて昼ドラのようなドロドロ感があります。
スレイマンの寵妃ヒュッレムは、たくさんの罠を仕掛けられますが、その度に「賢い!」と思うような方法で罠に対処していきます。
忠実に再現されたオスマン帝国時代
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」では、スレイマン1世が在位していた1520年代を忠実に再現されているところもみどころです。
ハレムのあるトプカプ宮殿は、現在もトルコにありドラマと瓜二つです。ドラマの中で、ハレムの女性が着ている衣装は、3万種類の布と25人のデザイナーが約2500着以上を制作しています。どれも色鮮やかで、目を引く衣装ばかり!ヒュッレムの冠も、肖像画をもとに冠を作成されています。
ちょっとだけネタバレ
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」で繰り広げられる数々の女のバトル。
思わず目を塞いでしまうような、残酷な戦いもあります。
ちょっとだけネタバレを含んでご紹介します!
ヒュッレムは、オスマン帝国の歴史上初の奴隷出身で皇帝と結婚した女性です。
自分以外にスレイマンと関係を持った女性は、遠慮なく排除していきます。
シーズン1〜シーズン4までずっと戦うことになる「皇帝妃マヒデブラン」とは、特に激しい戦いになります。
嫉妬したマヒデブランがヒュッレムを撲殺しかけたり、顔に火を放って大火傷させたり、痛々しいシーンが数々…
それに対しヒュッレムも、マヒデブランの一人息子である「ムスタファ」を裏で画策して処刑させます。
しかも、処刑を命令するのは実の父であるスレイマンという残酷さ…
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」では、想像を覆す残虐な戦い方をするのです。
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」 – まとめ
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
これから最新作のシーズン4を見る方には、キャストやストーリーを振り返ることができたのではないでしょうか。オスマン帝国の時代背景を知っていると、より楽しく鑑賞できます!
また、少しでも「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」が気になっている方の参考になれば、嬉しいです!ここでは語り切れないほど、魅力的な部分がたくさんあります。
ぜひ、チェックしてみてください。
Nana&大山俊輔