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リライトとは!? | 【効果絶大】古いブログ記事をリライトしてアクセスを増やす方法

リライトとは!? | 【効果絶大】古いブログ記事をリライトしてアクセスを増やす方法

ブログをはじめるとまずは100本書かなくてはならない。

そんな格言があります。
これは、決して間違ってないのですが気をつけなければいけないことがあります。

それは書いた記事をそのまま放置してしまってはいけないということ。
これでは、せっかく記事を書いても上位に出て稼いでくれるかは運次第です。

大山俊輔

本業は英会話スクール運営会社の経営。月間、30万PVのサイト運営と月額1000万以上のWeb広告運用をかれこれ10年以上やっています。

この記事ではブロガーにとってとても大事な「リライト」という作業について解説します。

過去に記事をたくさんアップしているのに、なぜか、サイトへのアクセスが増えない。そんな方でも簡単にリライトをすることで記事の上位表示を達成し、アクセスを増やすことができます。この記事では、アフィリエイター、ブロガーに人気のSEOツールのランクトラッカーとUbersuggestを使ってリライトすることで、サイトのアクセスを増やす方法について解説します。

ちなみに、実際に記事が爆発するとこんなことが起きますよ。
これは、とあるビッグワードでWikipediaを差し置いて1位になったときのGoogle Analyticsのリアルタイム画面です。

それでは、見てくことにしましょう。

目次

リライトとは?

リライトとは?

リライトとはわかりやすく言うと過去にアップした記事を再度編集し直す作業です。その狙いとは、あなたが過去に書いた記事を上位表示させるためであり、再度リライトで文章を編集することで過去の記事もお宝記事に変えることができるのです。

では、具体的にリライトとはどのようなことなのかを見てみましょう。

あなたのブログにやってくる人とは?

ブロガーのサイトへのアクセス流入殆どは「検索」からです。
つまり、サイトへ来る人たちは下記のような流れであなたのサイトにやってくるのです。

調べたい・興味があるテーマがある」(例:お正月太りでお腹をへこませたい)

「キーワードを考える」(例:「ダイエット」「腹筋」など)

「キーワードを検索する」

「そのキーワード上位5つくらいをチェックする」

ここでのポイントは「すべてはキーワードからはじまる」です。

多くの人は、書きたいことを思いついてそのまま記事を書いてしまいます。しかし、これでは記事が上位表示される可能性は運任せです。なぜなら、読者はキーワードで検索するからです。

つまり、キーワードがあってその後、検索結果があるわけでそこにあなたの記事がトップに出てくる必要があるのです。つまり、この戦いに勝った記事が上位に表示されてサイトへの流入を稼いでくれるのです。

アクセスがあって上位表示する記事とは?

では、上位表示される上にアクセスも稼いでくれる記事とはどのようなものなのでしょうか?

それは下記の5つの要素を満たしている必要があります。

  1. キーワードから設計された記事であること
  2. そのキーワードが一定の検索ボリューム(できれば月間1000回程度)あること
  3. 競合サイトに比べて質が高い記事であること
  4. サイトに力(ドメインパワー)があること
  5. ページの表示速度

1~3については当たり前といえば当たり前ですよね。

大山俊輔

読まれる記事とは何か?これを理解するのにオススメなのは、【読まれるブログの書き方 | たった1記事で10万人が訪れた記事のWebライティングとSEOを意識したテンプレート】の記事です。ぜひ、こちらも合わせてお読みください。
読まれるブログの書き方- たった1記事で10万人が訪れた記事のWebライティングとSEOを意識したテンプレート 読まれるブログの書き方 | たった1記事で10万人が訪れた記事のWebライティングとSEOを意識したテンプレート

さて、先程の1~5の中で、ブログをはじめた人が唯一できないことが1つだけあります。

それは、「4.サイトに力(ドメインパワー)があること」

ドメインパワーは地道につけていくしかない

ドメインパワーは地道につけていくしかない

ドメインパワーはサイトの運用歴や、どのようなサイトから外部リンクをもらっているかという要素で決まってきますので、ブログをはじめたばかりのサイトでは低いのが一般的です。これは、地道に良い記事をたくさん書いていき、SNSやほかのサイトからシェアされていくまで頑張るしかないです。

逆に言えば、ブログをはじめて間もない時期は、ドメインパワーが低くても上位表示が狙えるキーワードで記事を書くことが大事です。

サイトスピードについて

サイトの読み込み速度が速いことも実は重要になってきます。

そのために大事なことは、

  • スピードの速いサーバーを使う
  • サイトを重くするようなプログラムをなるべく組み込まない

の2つとなります。

スピードの速いサーバーを使うことはブログアフィリエイトをする方には必須の条件です。

特に一度ブログの運営をはじめてからは、サーバーの引っ越しは大変ですので自信のない方は確実にサーバーの速度が速くて運営実績のあるものが良いでしょう。ブロガーに人気があるのは、エックスサーバーと最近ではConoHA WINGが人気があります。「ワードプレスを使うならどんなサーバーがおすすめ? 初心者必見!おすすめレンタルサーバーと選ぶポイント徹底解説します!」の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。

【2020年時点では最強】ConoHa WING(コノハウィング)とはどんなサーバー? ほかのサーバーとの違いを解説します! 非公開: 【2020年時点では最強】ConoHa WING(コノハウィング)とはどんなサーバー? ほかのサーバーとの違いを解説します!

ワードプレスにはさまざまなプラグインがあるので便利なのですが、一方で、あれもこれもと入れてしまうと読み込みが遅くなってしまいます。もし、自分がワードプレス初心者でどのプラグインを入れればよいのかわからない方には「ワードプレスおすすめプラグイン10選!」の記事をご参照ください。

 

リライトが必要な理由

多くの人は、ブログ記事をアップするとそのままにしていますが、これでその記事が狙っているキーワードで上位表示されるかはアップしなくてはわかりません。

皆さんがよく見るすごいブロガーさんなんかは上位に表示される記事をイッパツで書けてしまう人もいますが、それはベテランだから。あなたが同じようにいきなり上位表示される記事を1回で書けることをは期待しないでください。

それでも、ブログはYouTubeより全然いいです。

なぜなら、YouTubeは一発勝負です。過去アップ動画をリライトするようなことはできません。

MEMO
ブログは過去にアップした記事を何度も再編集することで徐々にランキングを上げていくことが可能なのです。下手でも何度も手を打てるのがブログでありそれがリライトなのです。

ブログリライトの方法(ランクトラッカーとUbersuggestを使う方法)

ブログリライトの方法(ランクトラッカーとUbersuggestを使う方法)

さて、それでは具体的にリライトの方法を見ていくことにしましょう。ここでは、アフィリエイター、ブロガーご用達のツールであるランクトラッカーとUbersuggestを使った方法をご紹介します。

注意
この記事では過去にアップした記事がそれなりにあることを前提に、その中から伸びる可能性のある記事を見つけ出してその記事をリライトすることを想定しています。新規で記事を書く場合には、しっかりと記事投稿後、ランクトラッカーやGRCに登録してしっかりとランキングを補足していくことにしましょう。

Step1 : 伸びる可能性のある記事を特定する

では、はじめのステップとして伸びる可能性のある記事を特定することです。

これは、あなたが予備校の先生であなたのクラスから受験の合格実績を増やしたい状況をイメージしてみましょう。あなたが先生なら何をしますか?

① 今すでに成績の良い子=引き続き最低限フォローする
② ちょっと頑張れば名門校・中堅校に入りそうな子=手厚くフォロー
③ まったくやる気のない子=一旦放置

こんな感じですよね。

ランクトラッカーは②を見つけ出してくれるのです。

ランクトラッカーでキーワードとランクインページの特定の方法

ランクトラッカーでキーワードを探す方法

方法はとても簡単です。上記、画面キャプチャのように、ランクトラッカーの「キーワード調査」→「ランキングキーワード」であなたのサイトのドメインを入力してみましょう。そうすると、現時点でのランキングやランクインしているキーワードがでてきます。

ここで見ておくとよいのは下記の項目です。

これらの項目をチェック!
  • 検索数
  • ランキング(現在のランキング)
  • キーワードの難易度
  • 競合性
  • KEI

ランクトラッカー

大山俊輔

デフォルトでは上位50位にランクインしている記事しか出てきませんが、画面左の「ページのトップへ50」を「ページのトップへ100」に変更することで、上位100位までの記事を抽出することができます。

伸びる子(記事)を選ぶ方法

さて、ランクトラッカーでまず現時点であなたのサイトの中で伸びる子(記事)を選びます。

ここでは、下記の順番で見ていくといいでしょう。

  • 検索数が多いか(できれば1000以上はある)
  • キーワードの難易度が30以下である
  • 競合性が「低」である

基本この3つの要素を満たしている記事であれば、現時点のランクが何位であったとしてもリライト次第では十分にトップ10に入れることは十分に可能です。また大前提ですが、その記事が「流入後、直接・間接的にマネタイズ(課金)につながるか?」という点もちゃんと意識して調べるようにしましょう。

MEMO
なお、これらをすべてひっくるめてまとめてくれた指標がKEIです。KEIとは”Keyword Effectiveness Index”の略であり、日本語で言えば効率指数と言います。この数字が高いということは、上位表示の難易度が低くてユーザーを獲得できる可能性が高い、ということを意味します。

リライト記事の探し方

たとえば、この調査で「英会話 教室」「ズートピア」「世界一キライなあなたに」「マイ・インターン」の4つの記事が気になったとしましょう。私たちの場合は、本業では英会話スクールを運営していて、また、オウンドメディアの中で海外の映画を紹介しているコーナーがあります。

本来は英会話に一番関係のある「英会話 教室」の上位表示が一番商売に関係ありますがこれはすぐに上位表示は狙えない強敵の多いワードです。

ここではわかりやすくKEIが245,518ととても高い「マイ・インターン」という映画(ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイの出ている映画)でランクインしている記事をベースに説明していくことにします。

MEMO
設定でこれらの項目は自由に追加・削除、並び替えたりできますので上記の画面どおりとは限りません。

Step2 : 関連ワードをチェックする(Ubersuggest)

ここで、伸びる可能性のあるキーワードと現在のランクインページがわかりました。

つまり、このランクインページの記事を充実させれば記事が上位に上がってくる可能性があるということです。そのために必要なことは、このStep2の「関連ワードをチェックする」こととStep3の「上位サイトをチェックする」作業です。

なぜ、関連ワードが重要になってくるのか?

なぜ、関連ワードが重要になってくるのか?

ここでは、関連ワードをチェックする作業についての解説です。

なぜ、関連ワードを知る必要があるのでしょうか?

それは、関連ワードで記事を充実させることで上位表示しやすくなるからです。

例えば、マイ・インターンというキーワードは月間40,500検索ありますが上位表示は難易度が高くなります。なぜなら、映画名だけであればWikipediaやAmazon、Netflixなどの動画サイトでも商品紹介があり競合性が高くなるからです。

一方で「マイ・インターン あらすじ」や「マイ・インターン 名言」ではいかがでしょうか?

少し競合性が低くなりそうですよね?
Wikipediaと戦って1位になることは難しいですが、こうした周辺(関連)ワードであれば記事を充実させることで十分に上位表示を狙うことができるで、記事を充実させるとすればこうした関連ワードを知っておく必要があるのです。

Ubersuggestで関連ワードを探す方法

ここでは、Ubersuggestを使って関連ワードを探す方法を解説します。

Ubersuggestのサイトへ行く

上記リンクよりUbersuggestのサイトへ行きます

キーワードをタイプする

ubersuggestでキーワードとタイプする

ここで狙ってるキーワード(このケースでは「マイ・インターン」)を入力します。

Ubersuggestの見方

ubersuggestの見方

さて、ここでは「関連」のタブを押して関連ワードの一覧を抽出しましょう。そうすると、下記の項目に基づきキーワードの一覧が並びます。

  • キーワード(関連するキーワードの一覧)
  • VOL:月間検索数
  • SD(Search Difficulty):上位表示の難易度

ここでのポイントとなるのは、あなたの記事にこのテーマを追加することで記事の価値があがりそうなことと、かつ、競合性が低くそれなりの月間検索数があることです。

私たちの書いている「マイ・インターン」の記事は基本的に映画の中で登場する英語表現を紹介するページですが、例えば、映画のあらすじ、キャスト紹介、名言、プラダを着た悪魔(どちらもアン・ハサウェイ主演)といったキーワードが入っているとこうした関連ワードからの流入も見込めそうですよね。

これで、関連ワードのピックアップは終了です。

MEMO
なお、これらの作業と同じことはGoogle広告をしている方であれば「キーワードプランナー」の機能で行うことも可能です。ただ、Google広告をしていないと使えないのと、管理画面が重いです。Ubersuggestは手っ取り早く、素早く関連ワードを抽出できる上にクリップボード機能でコピペなどもできるので作業が早くオススメです。

Step3 : 上位サイトをチェックする

さて、最後にすることはライバルサイトをチェックすることです。

まずあなたが狙いたいキーワードが分かっているのでそのキーワードでググってみましょう。ググることで1位~5位くらいにあるサイトがどのような構成で記事が書かれているかを確認します。これで、相手のページにあって自分のページに欠けているトピック、構成などを特定するようにしましょう。

このあたりのことは、以前書いた下記の記事をご参照ください。

ウーバーサジェスト(Ubersuggest)を使ってブログ記事タイトルとh2見出しを決めていく5つのステップ ウーバーサジェスト(Ubersuggest)を使ってブログ記事タイトルとh2見出しを決めていく5つのステップ

Step4 : リライトを行う

最終ステップはリライト実務です。

リライトに関しては、下記のポイントから考えていくことにしましょう。

  • メインキーワード、関連キーワードをメモしておく
  • タイトル、メタデスクリプション、キーワードなどのタグ情報を整理する
  • 見出し(ヘッドライン)を充実させる
  • h2、h3タグに関連キーワードを入れた上で記事を加筆・修正する

メインキーワード、関連キーワードをメモしておく

まず、先程Ubersuggestで出てきた関連キーワードであなたが記事に追加したいと思ったワードをメモして残しておきましょう。今回、私たちの記事では抜けていた下記の関連キーワードを入れることにしました。

マイ・インターン 映画(3600/22)
マイ・インターンあらすじ(2400/32)
マイ・インターン キャスト(1900/19)
マイ・インターン 名言(720/19)
マイ・インターン ネタバレ(720/19)

※(月間検索数/難易度)

タイトル、メタデスクリプション、キーワードなどのタグ情報を整理する

次に、タイトル、メタデスクリプション、キーワードなどタグを修正します。

過去にアップした記事ですとSEOの知識が足りない時期に作業がなされていて、SEOにとって一番大事なタイトルタグや、メタデスクリプションの記載がやっつけ仕事の可能性があります。ここを修正するだけでも、実はかなり上位表示される可能性があります。

もし、あなたがAll in One SEOやYoast SEOなどのプラグインを使っている場合にはこの3つの情報を編集するボックスがあると思いますので、修正しましょう。

大山俊輔

最近ではキーワードタグはあまり意味がないと言われていて、ワードプレスの多くのテーマでは編集項目から外されている方向です。また、上記SEOプラグインも外せるようになっています。入れるかどうかはおまじないくらいの効果ですが、どの関連ワードを入れたかがすぐに分かるので入れたい方は入れておくと良いでしょう。
サイトの実例

例

現在の「マイ・インターン」の紹介ページです。

実際、見てみるとタイトルが「マイ・インターン“The Intern”」、また、h2タグを見ていても「◆Story of “The Intern”◆」と日本語を使ってなくてもったいない状況でした。

ちなみに、現時点のタグ設定はこのような感じでした。

古いタグ設定

先程検索した関連ワードがまったく入ってなくてもったいないことこの上ないですね。

注意
タイトル、メタデスクリプションは非常に重要です。Googleの検索結果としてでてくるスニペット(断片)はタイトルタグとデスクリプションタグを参照してGoogleが自動生成します。魅力的なタイトル、デスクリプションであればクリック率(CTR)が高くなるためGoogleはさらに上位表示してくれる可能性があります。一方で、現在上位に出ていてもCTRが低ければ、いずれ下位に持っていかれる可能性もありますので、面倒でもこの作業はしっかりと行うことにしましょう。

これを下記のように修正してみました。

新しいタグ設定

いかがですか?

かなり内容が変わりましたね。なお、キーワードは一般的に8個くらいまでと言われていますが、今回は主人公が大物が2人いますので9つになりましたが入れておきました。

見出し(ヘッドライン)の修正

見出し(ヘッドライン)の修正

SEOによる検索からの記事が読み続けられない理由の多くは、見出しの魅力不足です。

検索から流入した人は、記事のタイトルを見た後真っ先に見出しを見ます。ここで「この記事を読んでもあまりメリットがなさそう」と思われてしまったり「自分はこの記事を読みたくて検索したんじゃない」と思われてしまうとここで離脱してしまいます。

さて、過去にアップした記事の見出しは、読者の気持ちに応えているでしょうか?

そこで、上記の対比表のようにヘッドラインの部分を修正してみました。いかがでしょう?とりあえず、「新」の方ですともうちょっと先まで読んでみようかな?と思いますよね。

大山俊輔

★ここに記者情報追加★は記事を書いている人のプロフィールを入れると良いでしょう(なくてもいいですが、あったほうがいいです)。この記事を書いている人が、このテーマに詳しい人であることがわかると、読者に”オーソリティー”(信頼性)を与えますので読み進めてもらいやすくなります。なお、テーマによっては初期設定で入っているものもありますが、ない場合はSpeech Bubbleなどのプラグインを使うのも良いでしょう。

記事トピックの追加(h2+h3タグ)

次に、先程Ubersuggest、キーワードプランナーで特定した関連トピックで記事が抜けている場合は追加してみると良いでしょう。今回の例では、

マイ・インターン 映画(3600/22)
マイ・インターンあらすじ(2400/32)
マイ・インターン キャスト(1900/19)
マイ・インターン 名言(720/19)
マイ・インターン ネタバレ(720/19)

を狙って記事を書こうとしています。現在のページではh2タグで書かれていたのは、「◆Story of “The Intern”◆」「◆ One point English from“The Intern”◆」などローマ字でまったくSEO効果がなさそうな内容でしたので、下記のように変更することにしました。

記事トピックの追加(h2+h3タグ)

大分変わりましたね。

特に気をつけたのは、関連キーワードを必ずh2タグに入れたこと。また、「旧」ではローマ字になってますが、実際のキーワードニーズはカタカナですので修正することでした。

もし、h2タグでは入り切らない時はこの下のh3タグに関連ワードを入れるなどすると良いでしょう。

本文の追加

最後に本文の追加です。

本文の追加ではh2のタイトルに合わせて記事に肉付けをしていきます。必ず、h2で狙おうと思っていたキーワードが本文内にも入っていることを意識しましょう。また、h2タグだけで足りない場合、あるいは、h3タグに落とし込むことでおまけの関連ワードが狙えそうな場合は追加してみてもよいでしょう。たとえば、「マイ・インターン あらすじ」はh2カテゴリで入れていますが、おまけで「マイ・インターン ラスト」(検索数:320、難易度:13)はh3カテゴリに入れてみても面白いかもしれませんね。

こうして、肉付けをしていくわけですが常に記事では読者にとって読み進めていくメリットがあるよう価値を提供することを考えて書いていくようにしてください。このあたりのコツは、「ウーバーサジェスト(Ubersuggest)を使ってブログ記事タイトルとh2見出しを決めていく5つのステップ」の記事でも詳しくまとめていますので、あわせてご参照ください。

修正後の記事をアップする

以上の作業でリライトは終了です。

しっかりと、ワードプレスで記事をアップして更新されたことを確認してください。

内部リンクをつける

また、記事1本がしっかりしていても、それだけで上位にでるとは限りません。

Googleはさまざまな要素で記事のランク付けをしています。記事そのものが与える影響は大きいですがそれだけではありません。一番いいのは、その記事が外部のサイトからリンクをはられることですが、これは相手次第です。

となると、できることは自分のもっているサイトの中でリンクをつけることです。

たとえば、『マイ・インターン』ですと主演のアン・ハサウェイやロバート・デ・ニーロが登場する映画がありますよね。私たちのサイトでは、アン・ハサウェイ主演の映画『プラダを着た悪魔』の紹介記事がありましたので、こちらの記事からマイ・インターンのページへのリンクを付けることにしました。

こうして、記事の質と内部リンクからの援護射撃がつくことでこの記事が狙っているターゲットキーワードで上位表示される可能性が高くなりますよね。

おまけ – オファーを入れる人は入れよう

さて、あなたのページの課金ポイント(マネタイズ)はどこでしょうか?

アフィリエイターなら、その記事を通じて売りたい商品があるかもしれませんね。もしくは、この記事ページ自体で何かを売るつもりはないけれども、メインページに誘導したい方もいるかもしれません。

もし、記事を読んでもらうだけでおしまいでいいのならばそれでもOKですが、あなたがブログを通じてビジネスをしているのであれば、忘れずに末尾にオファーを入れるようにしましょう。このページの場合ですと、私たちのサービスであるb わたしの英会話の体験レッスン受けてみませんか?というオファーを入れるようにしています。もしくは、このページではオファーを入れずに、マネタイズのページは別にあるという方はそのページへのリンクを付けておくのも良いでしょう。

大山俊輔

注意事項としては、単にバナーだけつけたりしないことです。この記事と関係がしっかりとあって、流れとしてオファーページに自然に飛ぶことができるような文章を入れるようにしましょう。

さて、ここでリライトまで行いましたので今度はこの記事がちゃんと上位を維持し続けてくれるかをしっかりとフォローして上げる必要があります。次のセクションでは、SEO計測ツールであるランクトラッカーに戻って記事の改善状況をチェックしていくことにしましょう。

計測ツールに登録してフォローする

それでは、改善が終わった時点で終えてしまわない大事なステップを紹介します。

それは、計測ツールを使ってフォローするということです。

先程のリライト作業は、予備校の先生に例えれば伸びる子を見つけてその子に冬季集中講習を先生自らやってあげたようなものです。でも、その講習に効果があるかは模擬試験などを受けて効果を見ないとわからないですよね。

Webライティングではこの計測についてはランクトラッカーというブロガー、アフィリエイターご用達のツールで行えばとても簡単にできます。この記事を読んでいる人は、既にランクトラッカーについてもしっかり理解してますよね。

MEMO
計測ツールで代表的なのはランクトラッカーとGRCです。私は両方のツールを使ってきましたが、GRCは特定キーワードのフォローのみの機能となります。一方、ランクトラッカーは上位表示が狙える記事の抽出などまで包括的にできることからこれからブロガーをはじめる人はランクトラッカーをオススメします。
GRCとランクトラッカーの比較 【GRC10年ユーザー】ランクトラッカーに切り替えた4つの理由(ブログ初心者向け)

Step1 : キーワードを登録する

キーワードを登録する

まずは、キーワードを登録します。

「ターゲットキーワード」→「ランクトラッキング」→「キーワードの追加」からキーワードを追加します。ここで、カテゴリごとにタグ設定している方はタグを追加しましょう。

Step2: ランディングページ(狙ってるページ)のURLを登録する

ランディングページ(狙ってるページ)のURLを登録する

次に、ランディングページ登録をします。

キーワードを選択して右クリックしますとポップアップが出てきます。この中の「選択したキーワードをランディングページに割り当てる」で先程リライトしたページのURLを割り当てます。

Step3 : メモを残す

メモを残す

最後にメモを残します。

いつ、記事をリライトしたかの履歴を残しておくと後々、経緯がわかりやすいので便利です。これで、リライトおよび計測までの一連の作業は終了です。

Step4 : 定期的にチェックしてフォローする

受験生と一緒で記事も定期的にフォローしてあげることが大事です。

リライト後も定期的に記事のランキングの変動をチェックして上がってきたらしめたものです。もう少し様子を見て、トップ10に入らない場合は更に記事を上位サイトより充実させることでアップさせることができるでしょう。

リライト自体はすでに記事がありますので、大幅なリライトをしない限りはなれてくればここまでの作業は20分〜30分もあればできるようになることでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

ブログは1度アップしてしまえばおしまいではなく、その後も丁寧にフォローしてあげる必要があります。その伸びるかもしれない記事を見つけてくれるのがランクトラッカーであり、そのページの関連ワードを教えてくれるツールがUbersuggest(もしくはキーワードプランナー)です

特にブログを始めたばかりの頃は闇雲に記事を書いていますが、しっかりとSEOを意識した構成になっていないことも多いのでこのリライト作業で修正してあげるだけでも、かなり変わってくることでしょう。

ぜひ、この記事を参考にあなたのブログのアクセスを増やしてみてください。

大山俊輔