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【2020年時点では最強】ConoHa WING(コノハウィング)とはどんなサーバー? ほかのサーバーとの違いを解説します!

【2020年時点では最強】ConoHa WING(コノハウィング)とはどんなサーバー? ほかのサーバーとの違いを解説します!

若葉マークくん

  • いろんなブロガーがConoHa WINGというサーバがいいと言ってるけど
  • そもそも、サーバって何なのか初心者過ぎてわからない
  • どんなところが他のサーバより優れているの?
女性エンジニアって響きカッコいい!という理由でエンジニアになった凡人エンジニア。半年間プログラミングスクールで学習し、自社開発のweb制作会社で働いています。

ゆずっころ

レンタルサーバは数多くありますが、最近よく名前を聞くのがConoHa WING。以前は、VPSと呼ばれるサービスを提供していました。

ところが、2018年9月にWINGという一般向けのサービスが開始されたことにより、大幅な処理速度の向上、ワードプレスの移行をより簡単に行えるようになり俄然注目されるようにいなりました。

実際、ワードプレス移行が簡単になったことでサイト運営もしやすくなり、初心者でも扱いやすくなっています。
そこで、このエントリではブログ初心者向けにConoHa WINGのサービスについて解説していきます。

大山俊輔

本業は英会話スクール運営会社の経営。月間、30万PVのサイト運営と月額1000万以上のWeb広告運用をかれこれ10年以上やっています。ConoHa WINGについても、別サイトで利用していてそのスピードの速さにびっくりしています!

同じ価格帯とのレンタルサーバーとも比較しているので、サーバー選びの参考にしてみてください。

ConoHa WING(コノハウィング)の特徴

ConoHa WINGの特徴としては、国内最速の処理速度を謳っており、高速な読み書きの行えるストレージであるSSDが標準で採用されています。

また、これだけ高機能ながら、初期費用、最低利用期間なしで利用できるので、非常にリーズナブルなのも大きな特徴のうちの一つと言えます。ここでは、そんなConoHa WINGの代表的な特徴を何点か紹介していきます。

Nginxを使っている

Nginxを使っている

Nginx(エンジンエックス)とは、Webサーバーのうちの一つで、他に代表的なものにはApacheがあります。

ナンジャラホイ?といった方も多いと思いますが気にしないでください。また、中には、多少プログラミングをやったことがある人でしたらApacheは聞いたことがあるかもしれません。簡単に言うとApacheの処理速度などをより高速にしたものがnginxとなり、より高速かつ高負荷に強いです。

ITバックグラウンドじゃない人は「エンジンエックスのおかげで速い」とだけ理解してればいいですよ。

ゆずっころ

Nginxは大容量のデータ通信や大量の同時接続を耐えられるように作られているため、同時アクセスなどに非常に強いです。ただ、そこまでの処理速度を持っていながらも、メモリ消費がそこまで大きくないのも特徴といえます。

やっぱり速い!

ConoHAWINGはやっぱり速い!

WordPressでサイトを開設する際、はじめから完璧な状態でスタートすることはありません。

誰しも、はじめは知らないことが多いので不完全な状態からスタートして、徐々に経験を通じてより良いものになっていくからです。

しかし、1つだけはじめから失敗したくないことがあります。
それはサーバーとWordpressテーマの選択

これらは後から変えるのが大変ですから、はじめからしっかりと押さえておきたいものです。

特にSEOに影響を与えるのがサーバーの速度。
つまり、あなたのアップしたブログのページが相手のパソコンやスマフォのブラウザで読み込まれるときにかかる速度です。

実は、この速度に影響を与えるものには様々な要素がありますが、圧倒的に大事なのがサーバーの質です。
ConoHA WINGはこの速度が速いことで定評があります。おそらく、現時点では日本で提供されている様々なサーバーの中でも間違いなくトップクラスです。

大山俊輔

上の画像は、私達が新しくスタートするサービスでConoHA WINGを採用しましたがなんとPageSpeed Insightsのスコアがモバイルで92点、パソコンで98点でしたw

リザーブドプラン

通常のベーシック、スタンダード、プレミアムプランはそれぞれCPUやメモリは他の人と共有になっています。

ConoHa WINGでは、リザーブドプランというものが用意されており、一定数のCPU、メモリ割り当てが保証されているため、他の契約者の影響を受けることがなく利用することができます。

大山俊輔

本業でもレンタルサーバでたまに夜中にサーバ同居人が負荷の大きな作業していて、サーバ落ちたりすることありますが、これなら大丈夫ですね。

リザーブドプランの中には1GB、2GB、4GBと3種類用意されており、必要とする容量に応じて契約することが可能です。

リザーブドプランを利用することにより、トラブルに強く、安定したサイト運営をすることが出来ます。

ワードプレスを簡単に解説できる

ConoHa WINGはワードプレスの簡単インストール機能が標準でついているので、非常に簡単にワードプレスの導入を行うことが出来ます。

さらに、他のレンタルサーバーから移行してくる方向けに、かんたん移行ツールも用意されています。特に、初心者の方で他のサーバからサイトを引っ越すとなるとかなり大変ですが、この「簡単インストール機能」があれば安心して自分で引っ越し作業が行なえます。

また、かんたん移行ツールを使っても、自分で出来るか不安という方に向けて、ワードプレスの移行代行サービスが用意されているので、不安な方はこちらを利用しましょう。

値段が安い:月1,000円以下で様々なものが無制限で利用できる

ConoHa WINGにはベーシック、スタンダード、プレミアムの3つのプランがあります。

このうちのベーシックを利用すれば、これだけの機能を月1,000円以下で利用することができます。ただし、注意点としては、ConoHa WINGは3か月、6か月、12か月、24か月,36か月とパックが分かれており、このパックの期間の料金を一括前払いで払う必要があり、月単位での分割払いには対応していません。

さらに、月1,000円以下にするためには、最低でも6か月パックを申し込まないといけないので注意しましょう。詳しくは、「【ブログはじめての初心者向け】失敗しない!ConoHa Wingを使って超楽勝にブログを開設する方法」の記事をご参照くださいね。

【ブログはじめての初心者向け】失敗しない!ConoHa Wingを使って超楽勝にブログを開設する方法 【ブログはじめての初心者向け】失敗しない!超楽勝にWordPressブログを開設する方法(設定ガイド付き)

また、解約をする場合はいくつか簡単ですが手順を踏む必要があるので、その点も注意するようにしましょう。
ただし、そういった注意点を含めてもConoHa WINGは1,000円以下で様々なものが無制限で利用できるので、十分魅力的です。

どういったものが無制限で利用できるのか細かく解説していきます。

データベース無制限

まずは、データベースが無制限で利用できます。

これはどういう点で魅力的なのかというと、複数ワードプレスサイトを持ちたい場合などに、データベースは分けて使用したいとか、ECサイトを作成するときに、顧客や商品を取り扱うデータベースと、決済のデータベースと複数個で管理したいなど、サイト運営の幅が広がれば広がるほど、データベースの利用頻度も高くなります。その際に、1つのデータベースしか使えないと、非常に不便ですよね。

その点、ConoHa WINGはデータベースが無制限で利用できるので、気にせず好きなだけ利用することが出来ます。

ドメイン無制限

これも複数サイト運営したいときなどに便利なものになります。

マルチドメイン、サブドメインどちらも無制限で利用可能になるので、将来的に自分のサイトを複数持ちたい方などにはある意味必須になってくる部分と言えます。

自動バックアップ機能

この機能に関しては、他のレンタルサーバーでも利用できるところもありますが、ConoHa WINGでも利用可能です。

毎日自動で、サーバー上のデータをバックアップしてくれるので、万が一データが消失してしまっても安心です。もちろん自分でバックアップを取ることも出来ますが、その手間を考えたら、自動でバックアップを取ってくれるのは非常にありがたいですよね。

ただし、注意点としては過去14日分のデータからの復旧になるので、それ以前になると復旧が出来なくなる点です。もし、それ以上前のデータなどを残しておきたい場合は、自分でバックアップを取っておく必要があります。

WordPressプラグイン

この機能は、他でもあまり表立って書かれていませんが、すごく便利な機能となっています。

ConoHa WING独自のワードプレスで利用できるプラグインを提供しており、そのプラグインをインストールしてしまえば、自動でキャッシュのクリアが可能になるため、記事の投稿後も安心できます。

さらに、ワードプレスの管理画面上から、ConoHa WINGサーバーのWebに関する設定も行うことができるので、コントロールパネルとの行き来が不要になります。こういった便利な独自プラグインを提供してくれていますが、プラグインのインストールも複雑な手順を踏むことなく、非常に簡単にワンクリックでインストールできるため、初心者の方でも安心です。

そのほか転送量も一番リーズナブルな価格であるベーシックプランで6TB、SSD250GBがついてくるので、多少負荷のかかるサイトを運営していても、安心して利用することができます。

著名ブロガーもひと押しの安心感

著名ブロガーもひと押しの安心感

さて、こうした機能面からConoHA WINGがいいのはなんとなくわかりましたよね。

ただ実績としてはどうなの?というところですが、ブロガーとして成功しているこんな人たちもConoha WINGを使ったり、Conoha WINGに引っ越してよかったと言っています。

大山俊輔

ヒトデさんは私もブログからYouTubeチャンネルまでとても参考にさせて頂いていますが、「あれこれ既存サーバでサイトのチューニングするよりサーバ引っ越すほうが速いということがわかった」とおっしゃっていて説得力ありますね。

初心者ならすべておまとめのWingパックがおすすめ

ConoHA WINGがどうやら初心者にもオススメなのがイメージできたと思います。

当社では、メインサーバはまだ別のサーバを使ってるのですが、新規開設したサイトなどはすべてConoHA WINGにしています。

もし、あなたがブログをこれからスタートするのでしたら、サーバ選びははじめが一番重要です。安いからと中途半端なサービスに入ってしまうとあとから変えるのは大変です。特に、ドメインの取得やSSL対応、そして、ワードプレスのインストールなど一人で見様見真似ですすめるのも大変ですよね。

そんな方は無難にWingパックがオススメです。

「WINGパック」は、Conoha Wingのサーバ、独自ドメインがセットのプランで両方をConoha Wing経由で申し込むことでサーバ料金は通常より46%となります。

レンタルサーバーと独自ドメインがセットになった長期利用割引プランです。レンタルサーバー通常料金より最大46%オフ、なんと、一番安いプランですと国内最安値水準の月額640円から使えます。何からはじめたらいいかわからない、あるいは、ブログをはじめるけどやめるかもしれないし・・・という方はまずはWingパックで初めてみるのが安全そうですね。

まずは、無難にConoha Wingのサイトをチェックしてみる


今だと、ConohaWingのWingパックで申し込むとかなりお得になります。

ブログをはじめたばかりの人でしたら、Wingパックのベーシックで十分の機能です。また、Wingパックのベーシック12ヶ月ですと40%オフで月額720円、スタンダードの12ヶ月ですと67%オフになるようですよ。

Conoha Wing - Wingパックの割引
まずは、無難にConoha Wingのサイトをチェックしてみる

ただし、2年目からは通常料金に戻りますので、無理にオーバースペックにしてしまうよりは、無難なベーシックではじめておくのが良いのではないでしょうか。

ConoHa WINGサーバーと他サーバーとの違い

ここからは、似た性能で価格帯ものxserverとmixhostについて、ConoHa WINGとの違いを解説していきます。

他にもリーズナブルなレンタルサーバー等ありますが、性能や価格がConoHa WINGと全く違うので、そちらについては割愛します。

mixhost

mixhost

mixhostは初期費用無料で、一番スタンダードなプランで月880円ほどで利用できるレンタルサーバーです。

プランには、スタンダード、プレミアム、ビジネス、ビジネス+、エンタープライズの5種類が用意されています。スタンダードプランは最安で880円となっており、SSDは250GB、メモリ4GB、転送量目安4.5TB/月となっています。ドメイン、データベースはConoHa WINGと同様無制限となっています。

サーバーソフトはLiteSpeedを提供しています。ConoHa WINGのnginxと比べると、処理速度はより高速であると言われています。

ただし注意点としては、スタンダードプランだと、最低12か月以上のものを選ばないと、1,000円以上かかってきてしまうところです。ConoHa WINGは6か月以上の契約で1,000円を切ってくるので、始めやすさで言うと、ConoHa WINGの方が始めやすいと言えます。

自動バックアップ機能については、ConoHa WING同様14日分のバックアップをしてくれるので、そこまで大差はありません。

ConoHa WINGは810円で済むので、ConoHa WINGと比べると少し割高に感じますが、その分簡単インストールはワードプレスだけではなく、DrupalなどのCMSも簡単にインストールを行うことが出来ます。また、mixhostはアダルトサイトにも対応しているので、そういったサイトを開設する予定であれば、mixhostを選択するようにしましょう



xserver

xserverとは

xserverにはx10プラン、x20プラン、x30プランの3種類が用意されています。

ここでは価格帯の近いx10について、比較していきたいと思います。
ディスク容量は200GB、転送量は150GB/日となっています。

ドメインや、データベースはConoHa WINGと同様無制限となっています。Xserverの運営歴は11年となっており、レンタルサーバーの中でも昔から運営している会社です。

サーバーソフトはnginxを提供しているので、ConoHa WINGと同じです。

あまり機能面ではConoHa WINGと変わりませんが、10年以上の運営実績があるため、安定性の面ではxsereverの方が上と言えます。また、料金の支払い方法はConoHa WINGと違いクレジットカードの他に、銀行振り込み、コンビニ払いにも対応しているので、支払方法の幅は広いです。

ただし、xserverはプランの変更に最低月単位の期間が必要になってくるので、手軽さで言えば、こちらもConoHa WINGの方が手軽に始められます。

自動バックアップ機能に関しては、データベースのバックアップが14日、ファイルのバックアップが7日分となっているので、注意が必要です。



まとめ

今回はConoHa WINGについて解説しました。

ConoHa WINGは最近始まったサービスになっているので、運営の安定性などで言えばxserverの方がいいですが、mixhostやxserverと違い、プラン変更や、プランの価格で、非常に始めやすいサーバーであると言えます。

ただ、レンタルサーバーによっては期間限定などのキャンペーンにより、ConoHa WINGよりも安く始められることもあるので、レンタルサーバーを利用するときには、いろんなレンタルサーバーを覗いてみるのもいいと思います。

その際には、是非この記事も参考にして選んでみてください。

ゆずっころ&大山俊輔