こんにちは。
YouTubeではしゅみすけ社長の名前で主に独学で英語学習をされている方向けに情報発信をしています。本業では、「b わたしの英会話」という英会話教室の運営を行っています。
今回の記事では、英語の重要な基本動詞「bring」の意味・使い方を、イラスト付きコアイメージと例文で分かりやすく解説しています。「bring」は「運ぶ・持ってくる」などの意味がありますが、コアイメージを理解することでさまざまな使い方に対応できます。
この記事で「bring」のコアイメージを理解し、あなたの英語力を上げていきましょう。
なお本編動画では、海外ドラマ「フレンズ」で頻出する第1位〜55位までの基本動詞の詳細をまとめていますので、下記YouTube動画のリンクをご参照ください。
【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】
目次
「bring」の意味・使い方をコアイメージと例文で徹底解説!
基本動詞Top55の第48位は「bring」です。
「bring」といえば日本語では「運ぶ」と訳されます。
しかし、「Why did you come to Japan?」の代わりに、「What brought you to Japan?」は「なぜ日本に来たの?」と訳される文章があります。
ここに「bring」のコアイメージが隠れています。それは「あるモノをある場所へ移動させる」です。
「bring」のコアイメージイラストを見てみましょう。手に取ってあるものをある場所に移動させる行為は、何かを行う原因があり、そして、結果がありますよね。これが派生して、原因から結果につながる感覚の意味で使われます。
その代表的な言い方が、「What brought you to Japan?」なのです。
抽象的なものに対する使われ方をする「bring」の英語例文をご紹介
いくつか例文をご紹介しますが、「bring」は物理的に物や人だけではなく、抽象的なものに対しても使われることがあります。
彼は絵を描いて毎年かなり収入を得ている。
こちらは、「あるもの = お金」を、「ある人 = 彼にもたらす」と言う感覚です。
この話を聞いて私は泣いてしまった。
こちらも、「あるもの = 物語」が、涙を私の目にもたらしたと言う感覚を踏まえると、このような日本語訳になります。
ただし、こちらの解説では理解していただくために日本語訳もお伝えしていますが、実際にネイティブの会話を聞くときは、絵のお陰でお金がやってくる感じ、あるいは、物語によって涙が出ている感じがイメージして、瞬時に意味を理解ができるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
「bring」の解説は以上です。
あるモノをある場所へ移動させるという意味のみならず、抽象的なモノからもたらされると言う感覚を身につけて、「bring」を使いこなせるようにしたいですね。
次の記事は、こちら「【英語の動詞】「hit」の意味・使い方をコアイメージと例文で徹底解説!- 第49位」をご覧ください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。