働き方改革として政府が積極的に副業を後押ししているなか、実際に副業の解禁を進める企業が増えてきています。
そこで現在エンジニアとして働いているけど、副業してみようかなと興味を持つ人も増えてきているのではないでしょうか。
ゆずっころ
ただ、エンジニアといっても企業により勤務体系は様々で、副業を始めたいけど、本業が忙しくて、週にまとまった時間がなかなか取れない方にも出来る副業も紹介していきますので、是非参考にしていただけたらと思います。
目次
エンジニアが副業をするメリットとデメリット
ここでは、エンジニアが副業するにあたってのメリット・デメリットを紹介していきます。
エンジニアが副業というと、専門的なスキルを活かしてバリバリプログラミングするというイメージかもしれませんが、プログラミングだけでなく、以外とエンジニアの知識を活かす機会はプログラミング以外にもあるものです。今回はそういった点も踏まえて、紹介していきます。
プログラミングスキルのアップに繋がる
クラウドソーシングなどであがっている案件は、古いものもありますが、最近トレンドのプログラミング言語などを使用したアプリ開発もあります。
中にはAWSを使用した開発の求人等もあり、そういった案件の開発に携わることにより、本業では覚える機会のなかったスキルを身につけることができます。
特に最近はAWSの案件も増えてきていますが、実際AWSを使いこなせるエンジニアはまだまだ少ない状況です。なので、こういった機会を使って、新たな知識を増やしておくと、副業の仕事の幅も広がり、高単価で仕事の依頼を引き受けることができます。
プログラミング以外のスキルも身に着けることができる
これは副業の案件に開発などを選ばなかった場合になりますが、エンジニアの知識を活かす機会は開発案件だけではありません。
たとえば、身近なものだとライティングなども最近の副業の流行になっていますが、
記事を書くにあたって、例えばあなたが全くの異業種からエンジニアに転職したのであれば、未経験からエンジニアに転職したい方向けの記事を書くことができます。
そういったエンジニアに転職したときの知識を活かし、ライティングの副業をすることにより、ライティングの知識も身に着けることが出来ます。
特に本業でエンジニアをやっている方はライティングを勉強する機会はないと思うので、せっかく副業をするなら。プログラミングスキルだけでなく、もっと違う分野の知識も身に着けたいという方に向いているのではないでしょうか。
副業案件によっては、片手間で出来ない案件も数多くある
最後にこれはエンジニアが副業する際のデメリットにもなってきてしまう部分でもありますが、プログラミングを必要とする案件だと、高単価の代わりに、非常に長いスパンがかかるものもあります。そうなると、一つの案件に何か月もかかってしまいます。
フリーランスで活動している方であれば、問題ありませんが、副業にそれだけ時間を取られてしまうと、完全に消耗しきってしまいます。
基本的にアプリ開発になるので、一から開発という案件も多々あります。中には、リリースまでの納期がカツカツの案件もあるので、もしそういった案件に応募してしまうと、土日含め毎日何時間も副業に時間を取られ、本業がおろそかになってしまいます。
そうなってしまっては本末転倒なので、もしクラウドソーシングなどで案件を探す場合は、納期がどれくらい用意されているか、今自分がどれくらい副業に時間を割けるかを考えたうえで応募するようにしましょう。
副業をはじめるためにやるべきこと
副業のメリット・デメリットも踏まえた上で副業をやろうと思うけど、どうやって始めたら良いかわからない…。
副業で案件を取りやすくするためにやっておくべきことが知りたい。
そんな方向けに3stepで副業を始めるための方法をお伝えしていきます。
スキルシートの作成
エンジニアで働いている方は就職活動の際に、書いたことがある方もいるかと思いますが、スキルシートを書いておくようにしましょう。
その際に、副業の場合はほとんどオンライン上で完結することが多いので、スキルシートはデータにしておき、メールなどで送れるようにしておきましょう。
スキルシートを書くコツとしては、本業の方でどんな言語を使い開発しているのか、自分が携わったプロジェクトの期間やプロジェクト内容などを細かく書くようにしましょう。
また、思わぬところで役に立つこともあるので、プログラミングの知識以外にも持っているスキルがあれば記入しておくようにしましょう。
あとはプロジェクトの自分の担当工程を詳細に書くようにしましょう。インフラ系と開発系では工程が変わってくるためです。
ポートフォリオとなるアプリなどの作成
これは特にwebアプリ系の開発案件で求められることが多いです。
過去にオートフォリオを作成したことがあり、スキルや知識もその当時と特に変わらないのであれば、過去に作成したポートフォリオを使えばいいですが、少なくとも本業でエンジニアとして働いていれば、ポートフォリオ作成当時よりスキルや知識が増えているはずなので、以前よりもより良いポートフォリオが作れると思います。
何か月もかけてすごく手の込んだものを作る必要はないので、もしポートフォリオを過去に作ったことのない方や、ポートフォリオを作成してからだいぶ時間が経ってしまっている方は改めて作り直すのもいいでしょう。
また、すでに自分でアプリを開発していて、それを公開している方は、そのアプリを見てもらうのもいいでしょう。
エージェントやクラウドソーシングへの登録
スキルシートやポートフォリオの作成が終わったら、いよいよエージェントやクラウドソーシングに登録してみましょう。
エージェントサイトには、クラウドテックやWorkshipなどのサイトが人気が高いです。
クラウドソーシングは、ランサーズやクラウドワークスが有名で、誰でも聞いたことがあると思います。
どちらかといえば、エージェントサイトは、週2~3日などまとまった時間がとれる方におすすめです。
副業出来る時間が不定期な方はスポット案件の多い、クラウドソーシングがおすすめです。
エージェントサイトのWorkshipは週1~の案件もあるので、そこまで時間の取れない方でも登録しておくといいでしょう。
クラウドソーシングでは、どちらかというとクラウドワークスよりランサーズの方が案件数も高単価のものも多いので、おすすめです。
それ以外の稼ぎ方
今までは、エージェントサイトやクラウドソーシングを利用しての王道的な副業方法をお伝えしてきましたが、ここからはそれ以外の稼ぎ方も紹介していきます。
ただし、稼げる金額が非常に大きいかわりに、稼ぐためにはSNSアカウントの育成や人脈が必要になってくるので、初心者の方はまずは上記のエージェントサイトやクラウドソーシングを利用した方法をおすすめします。
プログラミングスクールの講師
これは、以下2つで紹介する副業に比べると、稼ぎはそこまで大きくなりませんが、自分の持っている技術を生徒に教えるので、今より知識を深めたいのであれば、スクールの講師が一番おすすめです。
何かしら教育についた方ならわかると思いますが、教育って非常に難しいですし、自分が理解しきれていなかった部分も出てきます。
それをきちんと生徒にわかるように教えないといけないので、しっかりと自分が勉強し、理解をしておかないといけません。
そういった点で、スキルを伸ばすことも目的とするのであれば、おすすめの副業といえます。ただ、講師というだけあり、実務経験2年以上などクラウドソーシングで応募するより条件が厳しくなってきます。
それなりにエンジニアとしてキャリアを積んできた方であれば、誰でも応募できるので、是非副業の視野に入れておくことをおすすめします。
さらに、オンラインタイプのスクールであれば、シフト制になるので、本業が忙しい方でも予定が組みやすくなっており、時給も高いので、毎月安定した収入が欲しいという方にもおすすめです。
オンラインサロンの開設
ここからは、SNSやブログなどを持っており、人脈も持っている方でなければ、なかなか稼げないので、初心者にはおすすめできませんが、エンジニアとして普段からブログをやっていて名を知られていたり、勉強会などに参加して、人脈を持っている方にはおすすめの稼ぎ方となります。
オンラインサロンは最近非常に多いので、1回は名前を聞いたことがあると思います。
エンジニアを目指す人をSNSなどで集めて、オンラインサロンを開設し、月会費を設定すれば、サロン会員が多ければ多いほど稼げるようになります。
ただし、前述したとおり、そこそこの有名人じゃないと、オンラインサロンを開設しても会員が集まらないので、もしサロンを開きたいのであれば、先にSNS、ブログ、Youtubeなどで、登録者数を増やすようにしましょう。
プログラミング教材の販売
最後に、プログラミング教材の販売について紹介していきます。
これはおそらく一番難易度が高いです。教材を作るため、並大抵の知識や実績だけではいけませんし、ブログやSNSなどもしっかりと育成した人じゃなければいけません。
ただし、これもオンラインサロンと同じで、大きく稼ぐことができます。
プログラミング教材といってもやり方は様々で、動画コンテンツにまとめて、それを有料販売する方法もあれば、noteなどを利用して、一つ一つに価格を設定していく方法もあります。
注意点としては、わからないことがあった場合に購入者が気軽に質問できる環境を整えておきましょう。
また、教材を利用する人が多ければ多いほど、質問対応に大量の時間を消費する可能性もあるので、副業として始めるには注意が必要です。
まとめ
今回はエンジニアの副業について紹介しました。
エンジニアはまだまだ不足していると言われているので、副業を始める絶好のチャンスといえます。
エンジニアとして働いている人の中には本業が忙しくて、それどころじゃないという方もいるかもしれませんが、今は週1~から可能だったり、好きなタイミングで副業可能なスポット案件も多いので、この記事を参考に副業の一歩を踏み出していきましょう。
ゆずっころ