ここ数年自由な働き方として、フリーランスの人気があがってきています。
- ただ、スキルがなくてもフリーランスになれるのか
- どうやってフリーランスのスキルを身に着けたらいいのか
- そもそもフリーランスに向いているおすすめのスキルってあるの?
など、様々な疑問が出てくると思います。
ゆずっころ
いきなり会社員をやめてフリーランスというのも不安ですよね。
今回は、フリーランスに焦点をあてて紹介しますので、一つでも多くみなさんの不安が解消されれば幸いです。
目次
スキルなしでもフリーランスになれる?
結論から先に言うと、スキル無しでフリーランスはおすすめしません。
どうしてスキルがないとフリーランスが厳しいのか?おすすめしない理由を紹介していきます。
実績を求められる
フリーランス案件では、スキルを持っていて実績のある方が優先されます。
これは自分が依頼する立場に置き換えて考えてみるとわかりやすいですが、スキルなし・実績なしの人と、スキルあり・実績ありの人から同じ価格帯で提案されたら、スキルあり・実績ありの人を選びますよね。
特に最近は、オンラインスクールなどが増えてきて、誰でも簡単に初歩的なスキルを身に着けることができるので、スキルを身に着けることへのハードルが下がっています。
そうなると、実績はまだしも、スキルは持っていることを前提としてとらえられるので、もしスキルなしで運よく案件をもらえたとしても、一か月二か月で契約を打ち切られたりしてしまう可能性があります。
単価が低くなりがち
スキルを持っていない人が、スキルを持っている人と差別化を図ろうとしたら、案件の単価を下げることになります。
元々の案件がすごく高単価で、スキルがないため単価を下げても、生活ができるだけの単価になればいいですが、クラウドソーシングを見てもらえばわかるように、一か月分の会社員の給与くらいを稼ごうと思うと、すでにスキルや実績をもっている方の提案で埋め尽くされます。
そうなると、もっと単価を下げないといけないことになるので、フリーランスだけで生計を立てていくのが難しくなります。
すると、スキルがないために会社員時代以上に働き、労力を消費してしまい、会社員時代の方がよかった…なんてことになりかねません。
競争率が高い
冒頭にもフリーランス人気が高まっていると書いたように、会社員からフリーランスへ転身する人が増えています。
そうなると単純に競争率が上がるので、周りの人との差別化が非常に重要になります。
さらに、それだけフリーランス人気が高まると、依頼する側の条件も自然と上がります。
スキルを持っていない場合、応募すら出来ないなんていうこともザラにあります。
そうすると、フリーランスだけでは生活ができなくなるので、掛け持ちでアルバイト等を始めないといけなければならなくなります。
そしたら何のために会社員をやめてフリーランスになったのかわからなくなってしまいますよね。
身に着けるべきおすすめのスキル
- スキルなしでのフリーランスが厳しいことはわかったけど、なんのスキルを選んでいいかわからない。
- そもそもどんなスキルがあるの?各スキルのメリットデメリットが知りたい!
そういった方向けにおすすめスキルの紹介をしていきます。
デザイナー
デザイナーは、主にホームページのデザインを作成したり、ロゴや画像の加工を行います。
デザイナーはフリーランスの中でも人気のあるスキルになります。
オンラインスクールでも、デザイナーに必要になる知識を学ぶことが出来、書籍なども豊富にあります。
さらに、デザインは覚えやすいスキルでもあるので、初心者が始めるスキルとしてもおすすめです。
デメリットとしては、最初にphotoshopやillustratorなど、デザインを始める上で必要なソフトが初期投資として必要になることと、パソコンがそれなりに高スペックのものが必要になることです。
デザインは、画像の加工がメインになり、内容にもよりますが、非常にパソコンのメモリを使うシーンが多々あるので、もし古いパソコンをお使いの方で、メモリが足りない場合はメモリの増設やパソコンの買い替えなど、初期投資が膨らんでしまうこともあります。
コーダー
コーダーは、ホームページの作成や修正などコーディングを行います。
こちらもデザイナーに続いてフリーランスに人気があります。
主にHTMLやCSSを使い、コーディング作業を行っていきます。
メリットとしては、Udemyなどの動画教材、スクール、書籍など勉強方法がたくさんあるので、自分に会った勉強方法を選べます。
また少し専門的な知識が必要なので、案件の単価が高額なものが多いです。
ただし、最近ではワードプレスなどを使ったホームページの作成も、主流になってきているので、ワードプレスの知識も必要になってきます。
デメリットとしては、初心者でも覚えやすいスキルのうちの一つですが、案件単価が高額のものが多いので、競争率が高く、周りとの差別化を図るのが大変になる事といえます。
プログラマー
プログラマーと一言で言っても様々ありますが、おすすめのスキルとしてはweb系のアプリ作成などを行うプログラミングスキルが、案件数や覚えやすさから言ってもおすすめです。
プログラミングも、デザインやコーディングと同じように様々な方法で勉強が出来るので、自分のライフスタイルにあった勉強ができます。
それ以外のメリットとしては、デザインやコーディングよりも高額案件が多く、案件の規模によっては単価100万~のものもあります。
また、競争率自体もそこまで高くないので、スキルさえ身に着けてしまえば、案件が取れないということはよほどのことがない限りありません。
デメリットとしては、より専門的な知識が必要になるため、スクールなどに通っても途中で挫折してしまいやすいことと、それだけスキル取得に時間がかかる点、スクール費用が高額になりがちな点です。
マーケター
もともと会社でマーケティング業務に携わっていた方はマーケティングのスキルを活かすのもおすすめです。
マーケティングのメリットとしては、マーケターがいない会社が多く、需要が高いことです。
またマーケターが少ないため、優秀な人材であれば高単価で案件を獲得することも可能です。
デメリットとしては、オンラインスクールではほかのスキルに比べ、マーケティングが学べるスクールが少ない点です。
スキルを身に着ける方法
ここからはスキルを身に着ける方法を具体的に紹介していきます。
今では様々な勉強方法があるため、自分のライフスタイルにあわせて、選んでいくことをおすすめします。
勉強法にあわせてどういった人に向いているかも紹介するので、是非参考にしてみてください。
書籍や、Udemyなどのコンテンツで独学で学ぶ
これは、自分のペースでスキルを学びたい人や、そこまでスキル獲得にお金をかけられない人に向いています。書籍などは数千円で購入可能なため、初期費用が安く収まります。
Udemyなどの動画コンテンツに関しては、キャンペーン中数百円で利用が出来たり、Progateなどを利用すれば、基本的な知識は無料で取得できます。
すべてパソコン上で完結できるため、自宅で空き時間に知識を身に着けることができます。そのため、主婦や会社員の方など、家事や仕事で忙しくて、空き時間に少しづつスキルを取得したい人に向いている勉強法と言えます。
ただし、全てを自分自身で管理していかないといけないので、きちんと自分自身で勉強のスケジュールを立てて、自己管理をしていかなければいけません。
自分自身をちゃんと律することが出来る人にとってはいい方法かもしれませんが、サボりがちな人にはあまりおすすめが出来ません、
また、書籍や動画でわからないことがあった場合に、気軽に聞けません。今ではサイト上で質問を投げかければ、たいていの返答はもらえますが、やはり人に対面で教えてもらう場合と比べると、理解には時間がかかってしまいます。
なので、もし独学でスキル取得を考えている方は、書籍だけでなく、書籍+Udemyなどのように複数コンテンツを組み合わせて勉強することをおすすめします。
スクールなどを利用して学ぶ
もし多少初期投資ができるのであれば、初心者の方には圧倒的にこちらをおすすめします。
スクールを利用すれば、スケジュールなど講師の方と相談することができるので、スケジュール管理に自信のない方にとっても向いています。
また、オンライン完結も可能なスクールもあるので、自宅に居ながら勉強することが可能です。
もちろんオンラインでも、通学でも学習していく中で、わからないことがあれば、プロの方に質問をして回答を得ることが出来ます。
デメリットとしては、スクール費用が独学に比べて高額になりがちな点です。
スクール費用を一括で払おうとすると、コースにもよりますが数十万円平均としてかかってきます。
ただし、ほとんどのスクールで分割払いが可能ですので、まとまったお金のない方でもスクールを利用することが可能です。
まとめ
今回はスキルなしでフリーランスは可能なのか?という点とおすすめのスキルについて紹介しました。
何回もいいますが、スキルなしでフリーランスはおすすめしません。
今は独学でスキルを身に着けることも可能ですので、スキルなしでフリーランスになるのではなく、会社に在籍中のうちにスキルを取得、簡単な実績でもいいので積み重ねたのちに、フリーランスに転身する方法が一番最終的に負担の少ない方法といえるでしょう。
ゆずっころ