WordPressのサイトを運営するならパーマリンク設定は重要です。
記事を投稿するよりも前に設定していないと後々面倒なことにもなります。
若葉マークくん
- パーマリンク？なにそれ？普通に記事書いちゃってるけど？
- パーマリンクなんて重要？後じゃダメ？
- 初心者でも手軽に設定する方法を知りたい
パーマリンクはブログ初心者は知らない方も多いと思いますが、初期設定でやっておくべきとっても大事な設定です。しかも、はじめにやってしまえば後々苦労することがありません。パーマリンクはURLの一部。URLは簡単に変更ができない繊細なもの。設定はWordpressの初期段階から行うことが大事です。
ゆずっころ
管理人：大山俊輔
この記事では、パーマリンクの初期設定の仕方について一番良い方法を解説します。また、既に間違った形でパーマリンク設定をしている方にはそこから軌道修正するための変更方法についてもまとめました。今回の記事を読めば、SEOにも強いパーマリンクの設定方法が分かります。
WordPressサイトに大事なパーマリンクについて理解し、設定していきましょう。
目次
パーマリンクとは？
パーマリンクとは、URLの最後の部分のことです。
「○○.com/?p=123」
上記の末尾がパーマリンクにあたります。
パーマリンクは、URLの一部なので、あとになって変更しようと思っても簡単ではありません。もちろん後々の変更は可能なのですが、できるかぎりやらない方がいいと言われています。
外部サイトにURLを貼り付けた時、上記のようなパーマリンクだと不審に思われてしまいます。アルファベットや数字や記号が並んでいるものよりも、分かりやすい単語が記されたものの方が記事内容も想像できます。
読者に怪しいサイトと認識されないためにも、パーマリンクの設定は重要です。
パーマリンクとは？
パーマリンクを独自に設定しよう！と思ってもなにをすればいいか悩みますよね。できればSEOにも有利なパーマリンクにしたいもの。以下では、パーマリンクを設定する上で知っておくべき３つのポイントをまとめました。参考に考えてみて下さい。
日本語にはしない
パーマリンクには日本語もいれられます。デフォルトの状態だと、記事タイトルが自動的にパーマリンクに表示されていることでしょう。しかし、日本語表記はおすすめしません。
ブログ上での表示は日本語で表示されるので分かりやすくいいのですが、他のサイトに貼り付けたとき、URLの表示はおかしくなります。
SNSでリンクを貼り付けることなどもあるでしょう。日本語表記が入っていると、外部リンクでの表示は
「https://blog.com/archives/%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%82%AD」
このようにアルファベットと記号や数字に置き換わります。これを見た読者は、怪しいサイトだ！と勘違いしてクリックしない場合があります。
ですから、パーマリンクは日本語では書かないようにしましょう。日本語以外なら、数字やアルファベットがそのまま表示されます。
初期段階から設定する
WordPressのサイトを作ったら、初期段階からパーマリンクを設定します。記事を投稿する前にやらなければ、あとあと問題がおきてしまいます。
パーマリンクはURLの一部です。記事投稿後、外部サイトやSNSにリンクを貼り付けている場合、途中からパーマリンクの変更を加えてしまうとその貼り付けていたリンクは使えなくなってしまいます。
SEOにも不利に働き、検索順位が落ちてしまう可能性もあります。
また、404エラーがでる場合もあります。エラーがでてしまうと記事ページに飛ぶことができず、読者も離れてしまうでしょう。
どうしても、途中からパーマリンクの経変更を加えたいのであれば、リダイレクトの設定をして、旧URLから新URLに飛べるよう仕組みを作りましょう。そうすればSEOの評価も引き告げ、読者も迷わずページにアクセスすることができます。
ただ、一記事ずつリダイレクト設定をするので記事数が多いと大変な作業になってしまいます。パーマリンクはできるだけ早期に変更を加えるのがおすすめです。
分かりやすくシンプルなものに
パーマリンクは、シンプルで誰が見ても内容が想像つくような分かりやすいものにします。SEO的にもシンプルなものが推奨されています。
Googleが発表している一文にも、
「サイトのURL構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で」
と書かれてあります。
＊Google search consoleの上級者向けガイドより
SEOにも強いパーマリンクは、シンプルな英単語やローマ字表記のものになります。例えば車の記事なら「kuruma」や「car」など。日本語ではない表記で、かつシンプルに書きましょう。
パーマリンクを設定する方法
WordPressのサイトを作成後、すぐにパーマリンクを設定する方法を解説。
SEOに強いパーマリンクは単語をシンプルに書くことです。それをふまえ、おすすめしているのは「投稿名」での設定方法。
以下では、パーマリンクの設定法と、サイト運営途中に変更したい場合の方法も解説していきます。
初期からパーマリンクを設定する方法
WordPressのサイトを作成後、初期のうちからパーマリンクを作成するなら下記の手順にうつります。
WordPress画面の左側の「設定」から「パーマリンク設定」を探します。
日付と投稿名をいれたり、数字ベースにしたりと、いくつかパターンが選べます。ここでは「投稿名」にチェックをいれましょう。
「変更を保存」ボタンをクリックして完了です。
カテゴリ名をいれる方法もありますが、あまりおすすめしません。なぜなら、運営途中でカテゴリ名を変更したくなった場合、URLも新しくなってしまうから。カテゴリ名はパーマリンクに加えず、「投稿名」だけにしておくと、あとになってカテゴリ整理も躊躇なくできるでしょう。
運営途中でパーマリンクを変更する方法
① 記事名とURLをメモしておく
いくつか記事が投稿された後、パーマリンクを変更する場合は、上記の設定をする前に現在のURLと記事名をメモしておきましょう。
② パーマリンクの設定をする
メモが出来たら、上記の手順でパーマリンクを「投稿名」にする設定を完了させてください。
③ 記事投稿編集画面にて、パーマリンクを記載する
一記事ずつ、投稿画面を開き、パーマリンクを新たに記載します。
投稿画面の右側に「パーマリンク」を編集する欄があります。
②で投稿名に変えただけでは、URLは日本語のパーマリンク表示になっています。これを一つずつ、ローマ字や英単語などを入れ込み、変更しましょう。
③リダイレクト設定
その次に、リダイレクトを忘れずに行います。
古いURLにアクセスした読者を新URLの記事に飛ばす仕組みです。
「Redirection」というプラグインを利用すると簡単にリダイレクト設定が行えます。
プラグインにて新規追加で「Redirection」を検索し、インストール後有効化します。
WordPressの左側の「ツール」から「Redirection」をクリック。
「Redirectionようこそ」と表示された画面を下へスクロール「セットアップの開始」をクリックします。
次の画面もとくにさわらなくてOK「セットアップ続行」のボタンを押して次にすすみます。
「セットアップ完了」→「完了！」をクリックします。
記事が一覧で表示されるので、それぞれに旧URLを設定していきましょう。
「編集」ボタンを押します。
「ソースURL」に旧URLを記入し、保存をクリックで完了です。これで、旧URLに読者がアクセスしてきても新しいページに自動で飛ぶようになります。
はじめにメモしておいた旧URLがあれば簡単に行えます。記事数がたまっている場合、いちいちURLを記載しなければならず、大変な手間となるでしょう。
パーマリンクの設定はできるだけ早期に完了させるのがいちばんですね。
まとめ
パーマリンクを設定するとSEOにも有利に働きます。デフォルトのままでは読者も遠のく可能性もありますし、Googleにもいい評価をもらえません。SNSでもリンクを貼って読者を増やしたいのに怪しいURLだとクリック率も落ちてしまうでしょう。
あとになっての変更も記事数が多くなるほど大変な作業となります。
早い段階からパーマリンクを設定し、SEOにも強い記事を目指てみてはいかがでしょうか。
ゆずっころ
