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Googleに新規ページをインデックスさせるテクニック

ブログを作っていると一球入魂の記事ってあります。

若葉マークくん

  • この記事は上位に出る気がする・・・
  • はやめにGoogleに気づかせたい
  • 何をしたらいいの?

上位に出るかはあなたの記事、ドメインのパワーと競合記事とのバランス次第。

ただ、その最前提としてはGoogleがさっさと気づいてインデックスしてくれることです。

大山俊輔

本業は英会話スクール運営会社の経営。月間、30万PVのサイト運営と月額1000万以上のWeb広告運用をかれこれ10年以上やっています。

そこで、この記事ではサイト開設後間もないサイトが速やかにGoogleにインデックスしてもらうテクニックを紹介します。必ずしも、インデックスされる=上位表示される、というわけではないですがすぐにGoogleに気づいてもらうこと自体は無駄ではないので、初心者の方はまず試してみてはいかがでしょうか?

Googleは気づくのに意外と時間がかかる

Googleは気づくのに意外と時間がかかる

まず、多くの人が誤解していることがあります。

それは、サイトを公開するとすぐにGoogleが気づいてくれてあなたのサイトが検索結果にでるという誤解です。しかし、実際は違います。Googleのロボットは世界中のサイトを回遊してインデックス(データベースに登録)していますが、一定のルールのもとに優先順位をつけて回遊しているからです。

特に新しく作成されたサイトでもしあなたのサイトがサイトマップの作成とGoogle Search Consoleなどの設定をしてない場合には、外部ページからリンクがない状態では数ヶ月以上もGoogleは気づかない可能性があります。

だからこそ、まずはGoogleに気づいてもらう必要があるのです。

注意:SEO対策をしたサイトがすぐに上位表示されるわけではない

仮にあなたが、SEO対策バッチリのワードプレステーマでサイトを開設した場合はどうでしょうか?

しっかりとサイトマップ登録とSearch Console設定もしていればきっとサイト自体はすぐにGoogleのロボットはしっかりと見てくれることでしょう。ただ、サイトの記事が上位に出てき始めるまでには早くても3ヶ月、長い場合には半年〜1年位かかることもあります。

大山俊輔

一説では、Googleの検索アルゴリズムに「サンドボックス」というものがあって、若いサイトよりも実績あるサイトの評価を高くする傾向があるからだと言われています。

これを覆すには、良い記事を書いてしっかりと権威や力のあるサイトから外部リンクを貰ったりSNSでシェアされるようになっていくしかありません。遠回りのように見えて、やはり良い記事を書くことが大事です。

注意:Googleが上位表示する流れ

ざっくりと流れを理解するとこのようになります。

  1. サイトをアップする
  2. Googleのロボットが気づいてインデックスする
  3. 他にも登録されたサイトとの様々な要素(内部・外部・その他)から順位が決定される

まず、大前提としては②の「Googleのロボットが気づいてインデックス」していることからすべてがはじまります。

ここからは、公開されたページがなるべく早めにGoogleにインデックスされるための方法を紹介します。

インデックス内部対策 – Googleにインデックスしてもらうためのテクニック

それでは、次にGoogleにインデックスしてもらうためのテクニックをご紹介します。

必須1 – Google Search Console経由で登録する

まず、間違いない方法はGoogle Search ConsoleでURLをマニュアル(手作業)で登録することです。ちなみに、この作業(検査)で登録されている場合には下記以降の作業は不要です。

この方法はとてもシンプルで、Google Search Console(サーチコンソール、ニックネーム「サチコ」)の画面に行き「URL検査」→作ったページのURLをタイプするだけです。うまくいけば、下記のような画面が出てきます。

Googleサーチコンソールに登録確認無事サイトがインデックス(登録)されていますね

もしSearch Consoleの登録がまだの場合
もし、あなたがWordpress初心者でサーチコンソールの設定がまだの場合には、「【画像付き】Googleサーチコンソールとは?WordPressユーザー向け登録・初期設定と使い方まとめ」の記事を参考にしながら設定をするようにしましょう。無料でできますので、必須作業です。
【画像付き】Googleサーチコンソールとは?Wordpressユーザー向け登録・初期設定と使い方まとめ 【画像付き】Googleサーチコンソールとは?WordPressユーザー向け登録・初期設定と使い方まとめ

必須2 – サイトマップ経由で登録する

通常、あなたのサイトがサイトマップを設定している場合には上記1の「検査」をしなくても速やかにインデックスされているはずです。

しかし、初期設定でサイトマップを設定していない人がいる場合には要注意です。Googleのロボットがあなたのサイトを巡回したときに「どういう構造のサイトなんだろう」という判断をすべてロボットに委ねる必要があります。

そうならないようにするための設定がサイトマップです。

もし、あなたのサイトのサイトマップが既にGoogle Search Consoleに登録されている場合は下記の画面で確認ができます。

Google Search Consoleに登録されているか確認する

もしサイトマップの設定をされていない場合
もし、あなたがWordpress初心者でサイトマップ登録をまだ行っていない場合は、「【画像付き】WordPressユーザー向け - サイトマップの作成方法」の記事を参考にしながら設定をするようにしましょう。無料でできますので、必須作業です。
WordPressユーザー向け - サイトマップの作成方法 【画像付き】WordPressユーザー向け - サイトマップの作成方法

おまけ – サイトマップをPingして強制的にサイトマップをクロールさせる

通常は、サイトマップを登録済みのワードプレスでは記事を公開するタイミングでPingがかけられるので不要ですが、マニュアルでする方法があります。その方法は、

「google.com/ping?sitemap=以下、あなたのサイトのサイトマップURL」

を入力してGoogleの検索窓でエンターキーを押しましょう。これで、あなたのサイトのサイトマップがPingされてGoogle側にあなたのサイトのクロールを依頼することができます。

無事に依頼が完了すると下記の画面がでますので、クロール依頼ができたことがわかります。

クロール依頼

インデックス外部対策 – 内部ページ・外部ページからリンクをもらう

さて、このコーナーでは別のサイトや別のページからリンクをもらうことでインデックスを促すとともに、ページの上位表示をしていくための方法をご紹介します。

内部リンクをつける

まず、一番簡単な方法は内部リンクをつけることです。

あなたがブログをはじめて1記事しかないサイトでない限りは、過去に何十、何百という記事を公開してきたのではないでしょうか?その中から関連するテーマで内部リンクをつけましょう。

たとえば、この記事では「Googleにインデックスさせる」ことをテーマにしていますが、その中には、Google Search Consoleやサイトマップについての記述がありますよね。そこで、過去に書かれたGoogle Search Consolの記事に向けてリンクを飛ばしていますし、また、Google Search Consolの記事からもこちらのページへリンクをつけることで内部リンク対策を行いました。

また、私は歴史好きなので歴史カテゴリがありますが、その中では例えば「ハンニバル」という古代地中海世界の軍人の記事があり、また、そこから彼が行った史上最大の会戦である「カンナエの戦い」の記事があります。これらの記事同士でも内部リンクをつけ合うことで、相乗効果が見込まれます。

大山俊輔

ポイントは、類似したテーマでリンクをつけることです。まったく関係ない場所からリンクをはるとGoogleが混乱します。

ブックマークする

はてなブックマークの使い方

次に身近な対処としてはブックマークです。

私の場合は個人で「はてなブックマーク」(通称「はてブ」)のアカウントをもっていますので、記事を公開したらすぐにはてなブックマークにも投稿した記事をブックマークしています。Google Chromeには「はてブ」の拡張機能がありますので、ボタン一つでブックマークしてくれて便利ですよ。

使い方はとてもシンプルで、「① ブックマークしたいURLに行く」 → 「② はてブプラグインをクリック」 → 「③ キーワード登録」 → 「④ 登録する」。以上です!

SNSで発信する

こちらも、ただでできるのでやっておくべきでしょう。

Facebook、Twitterなどであなたが上げた記事を発信しましょう。ポイントは、突拍子もなく「こんな記事を書きました」とリンクを付けるのではなくしっかりとあなたの友達・フォロワーに価値を提供するツイートをする過程でリンクをつけることです。

うまくいけば、サイトへのアクセスにつながるだけではなくその記事を「価値がある」と思った読者の中にはリンクをつけてくれる方も出てくるかもしれません。

外部リンクをもらう

海外のSEOマーケターは必ずやれといいますね。

特にあなたのサイトに力がない時はやってみる価値があるかもしれません。「こんな記事を書きました」ということを、類似するテーマのサイトオーナーさんにお伝えした上で紹介してもらえるよう依頼するのです。

ただ、これはあらゆることに通じることですが一方的にお願いしてはダメです。

しっかりと、サイトオーナーにもメリットがある理由をしっかりと書いて、ケース・バイ・ケースですがこちらのサイトから相手のサイトの特定のページを紹介するような双方にメリットのあるオファーをする必要があるでしょう。

インデックス対策 – その他

さて、インデックスして内部・外部リンクをつけたあとに行うことでは下記のとおりです。

インデックスされて、いきなりトップ10に表示されることは非常にまれであり、ここから継続的に記事やリンクを強化することで上位に表示されるようになるのです。面倒に感じるかもしれませんが、とても大事なことですのでコツコツとやっていくようにしましょう。

トラッキングツールで補足する

まず、すべきはトラッキングツールにあなたの記事を公開したことを登録することです。

どのキーワードであなたの記事を上位表示させたいのか?そして、どのURLなのか。こうした情報を登録します。世の中には実に多くのトラッキングツールがありますが、個人ブロガー、アフィリエイターであれば多くの方はランクトラッカーかGRCのいずれかを使っていると思います(私もランクトラッカーを使っています)。

まず、登録して徐々に順位が表示されていくか日々チェックしましょう。

リライトする

さて、次にリライトです。

もしあなたの記事がトップ50位以内に入り始めればしめたもの。Googleはあなたの記事を特定のキーワードで価値あるものと認め始めた証拠です。その後の工夫次第ではトップ20、そして、トップ10に入っていくことを狙うことができるでしょう。

ここで大事になってくるのがリライトです。

まず、トップ10位以内のサイトをチェックしてみてください。それらのサイトにあって、あなたのページに足りないものは何でしょうか?記事のボリュームかもしれませんし、網羅性かもしれません。足りない部分を相手のサイトより充実させる作業を行いましょう。それがリライトです。

Memo
もし、あなたがリライトをどのようにすればよいのかわからない場合には、「リライトとは!? | 【効果絶大】古いブログ記事をリライトしてアクセスを増やす方法」の記事を参考にしながら設定をするようにしましょう。ひとつひとつリライトの作業をまとめています。
リライトとは!? | 【効果絶大】古いブログ記事をリライトしてアクセスを増やす方法 リライトとは!? | 【効果絶大】古いブログ記事をリライトしてアクセスを増やす方法

内部リンクを整理し直す

さて、記事をアップした直後にはまだページ数が少なかったようなサイトも時間の経過とともに記事数が増えていることってよくあります。もし、しばらくの間、内部リンクを見直していないようなことがあれば、リライトなどのタイミングと一緒に内部リンクを見てみましょう。

その際の切り口は、

  • 似たテーマの他に書かれた記事がないか?
  • まとめた記事がないか?

など、自分のサイトをチェックしてある場合にはそれらのページからリンクをもらうようにしてみてはいかがでしょうか。

リライトの効果をさらに高めてくれる可能性があります。

まとめ

いかがでしたか?

今まで記事を書いて安心していた方は、その後にもやることがあることが分かったと思います。

あなたの書いた一球入魂の記事は子供のようなものです。しっかりと、多くの人に検索経由で見てもらって、そして、シェアされるようにすることも記事を書いたあなたの仕事です。

是非、この記事を参考にしてアップした記事を上位表示させるようにしてくださいね。

大山俊輔