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【英語の基本動詞】「meet」のコアイメージを例文・イラスト豊富に分かりやすく徹底解説!- 第31位

「meet」の使い方を例文・コアイメージで解説!「see」との違いは? - 第31位

こんにちは。
YouTubeではしゅみすけ社長の名前で主に独学で英語学習をされている方向けに情報発信をしています。本業では、「b わたしの英会話」という英会話教室の運営を行っています。

今回の記事では、日常英会話でよく使われる「meet」の使い方を、イラスト付きのコアイメージ・例文で、分かりやすく解説します

よく「meet」は「see」との違いが分からず、使い分けが難しいという声を聞きます。
ですが、「meet」と「see」のコアイメージを学べば、使い分けがしやすくなります。

この記事を最後まで読んで、あなたの英語力を高めてくださいね。

なお本編動画では、海外ドラマ「フレンズ」で頻出する第1位〜55位までの基本動詞の詳細をまとめていますので、下記YouTube動画のリンクをご参照ください。

【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】

 

この記事では、「英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55」の企画第31位「meet」のコアイメージをイラスト・例文付きでわかりやすく徹底解説します。英単語学習で、学習が煮詰まっている方は、この記事を通じて効率よくmeetの意味、本質を理解し、実際の会話、リスニングでも使いわけができるようになることでしょう。

「meet」の使い方を例文・コアイメージで解説!

「meet」の使い方を例文・コアイメージで解説!
「meet」のコアイメージ = 面と向かって会う

基本動詞Top55の第31位は「meet」です。「meet」というと皆さん「会う」と習いましたよね。しかしこの日本語訳で理解するのをやめましょう。

実際、ネイティブは日本語的な「会う」という感覚で「meet」を使うと思いますか?
実は、基礎動詞Top55 第11位で解説した「see」が、実際の会話では良く使われるのです。

ここで「meet」のコアイメージを見てみましょう。まさに面と向かって会う、つまり「face to face」な関係性が「meet」のコアイメージです。

「meet」と「see」の違いは?使い分け方法を解説

「see」を解説した時に紹介したイラストを覚えていますか?
「see」のコアイメージは全体像が目に入ってくる感じ。目を開いていたら、そこに自然と飛び込んでくる感じが「see」でした。

まだ「see」のコアイメージの記事を読んでいない方は、「英語の基本動詞「look/see」の違い・使い方をコアイメージと例文で徹底解説 – 第10位・第11位」をお読みください。

そこから転じて、「I see」と言うことをお伝えしました。更に、目に入ってくると言うイメージから派生して、「see」は知り合いの顔が目に入ってくるという感覚で使われます。ですから、「会う」となるのです。

イメージしてみてください。
「meet」は面と向かいあう感じですから、初めて会うときは「Nice to meet you.」となり、そこから、人間関係ができて普通に会うときは、「Nice to see you.」となるわけです。

これで 「Nice to meet you.」と「Nice to see you.」の違いがお分かりになったでしょうか?
「meet」は「初めて会う時や、アポイントを取った人と会う時」などと教わりますが、そのような覚え方をする必要はありません。

コアイメージで理解しましょう。

「face to face」なイメージを表す「meet」の英語例文をご紹介

この面と向かう、「face to face」な感覚を踏まえて例文を見てみましょう。

So how did you guys meet?
で、君たちどうやって知り合ったのよ?

ここの「meet」は面と向かって会うイメージから、初めて会ったことも意味します。つまり、出会ったと言うことです。

男女関係や友人関係で、第三者が出会いのきっかけを聞く時、ドラマなどでもよく出てくるセリフです。これが、一番定番と言える「meet」の使い方です。

この面と付き合うものは、必ずしも人である必要はありません。
例えば、

We met a goal / We met a target!
我々の目標を達成しましたね!

仕事などの営業成績などが対象でも「meet」が使えます。
あるいは、

I’m so glad that I could 「meet」 your expectations.
あなたの期待に応えることができて嬉しいです。

こちらは、映画でボスに部下がご期待に沿います。と伝える時に「meet」を使っています。ちなみに「expectation」は「期待」という意味です。
他にも、

I will do my best to meet the deadline.
締め切りに間に合わせます。

こちらも、同じく対象は「締め切り」となります。締め切りという対象と「face to face」で向き合う感じをイメージしてください。

まとめ

いかがでしたか?
「meet」といえば「会う」と言う日本語訳で学びますが、こうしてコアイメージを理解し、その派生する使い方がわかれば、仮に初めて知る使われ方で「meet」が聞こえてきたとしても、容易に意味を推測することができるはずです。面と向かって「face to face」な感じをぜひ覚えてくださいね。

「meet」の解説は以上です。

次の記事は、こちら「【英語の基本動詞】「hope/wish」のコアイメージ・使い分けを例文イラスト豊富に分かりやすく解説!- 第32/33位」をご覧ください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

基本動詞Top55のまとめ記事はこちら >>