こんにちは。
YouTubeではしゅみすけ社長の名前で主に独学で英語学習をされている方向けに情報発信をしています。本業では、「b わたしの英会話」という英会話教室の運営を行っています。
英語の重要動詞の中で「call」と「ask」があります。この2つの英単語は、どちらも「自分の声を相手に届ける」という点は同じですが、使い方が違います。
この記事では、「call」と「ask」のコアイメージをイラスト付きで解説し、例文も分かりやすくたくさん記載しています。
ぜひ最後までお読みになって、英語力をUPさせてくださいね!
なお本編動画では、海外ドラマ「フレンズ」で頻出する第1位〜55位までの基本動詞の詳細をまとめていますので、下記YouTube動画のリンクをご参照ください。
【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】
この記事では「英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55」の企画第22/23位「call/ask」のコアイメージをイラスト・例文付きで使い分けられるよう解説します。英単語学習で、学習が煮詰まっている方は、この記事を通じて効率よく意味、本質を理解し、実際の会話、リスニングでも使いわけができるようになることでしょう。
目次
【基本動詞】英単語「call / ask」使い方をコアイメージ・例文で解説!
基本動詞Top55、今回は第22位「call」と第23位「ask」をセットで解説します。
どちらも、日本語訳としては「呼ぶ、聞く、尋ねる」などという言葉が当てはまります。
ただ、人を呼ぶ時、「callなのかな、askなのかな?」と悩みませんか?
しかし、実際の会話でこのように悩んでいたら時間オーバーですよね。もちろん、ネイティブはこのようなことで悩みません。
それでは、ネイティブはどのように「call」、「ask」を使い分けるのでしょうか?
そう、コアイメージです。
「call」、「ask」それぞれの動詞が内包するイメージを持っているため、場面場面での使い分けが頭を使わなくてもできるのです。
「call」のコアイメージは「自分の声を遠くの相手に届ける」
「自分の声を相手に届ける」というイメージです。特に、「遠くの人に届ける」イメージをこのイラストから感じ取ってください。
「ask」のコアイメージは「近くの人に聞く」
「ask」は近くの人に聞いていますね。
「call」も「ask」も相手に届けるという点では同じです。でも、使い方は違います。
そのポイントは、「何を届けるのか」と「距離感」です。
「call」と「ask」の違いは「何を届けるか」と「距離感」
コアイメージのイラストを見てください。
「call」は自分の声を届ける感じで、「ask」はわからないことを近くの相手に届ける感じです。
さらに「call」のイメージを見ると、少し遠くに呼びかける感じがします。
電話をする時、「call」っていいますよね。callセンターとか。おそらく、電話が発明されたばかりの頃、使い始めた人たちは、この文明の利器が自分の声を遠くに届ける感じがしたのでしょう。だから「call」という動詞を使うようになったのです。
使用頻度の高いコア単語が大事なのは、こうして新しい概念が誕生すると、どんどん意味が派生していくと言うことです。
「call」を使った英語例文をご紹介
意味が発展して派生した「call」の例文をご紹介します。
友達は私のことをメグと呼びます。
これは、なぜ、「call」を使うのでしょう。「call」の「遠くの人に声を届ける」コアイメージのように、名前を呼ぶ時、友達が「メグ」って呼びかけているイメージが湧いたら、「call」のコアイメージが理解できたのだと思います。
後で電話します。
遠くの相手から声が届いていて、後でそれを相手に返すイメージです。
さらに、「call」とくっつく代表的な前置詞として「off」があります。
彼女は怖じ気づいて自分の結婚式を取り止めた。
なぜ、「call off」が「中止する、取りやめる」という意味になるのでしょう。
前置詞のイメージを理解していたら仮に意味を知らなくても類推できます。「off」のイメージは「離れていく」感じです。なので、「call=声を出して呼びかけて」、「off=離れていく」、つまり、「中止する」ということです。
私も句動詞を全部は覚えていませんが、この感覚があれば、英会話では文脈から想像することができます。
「ask」を使った英語例文をご紹介
次に、「ask」の例文で、実際にどのように使われるか見てみましょう。
お名前をお伺いしてもよろしいですか?
わからないことを聞いている感じがします。
質問させてください。
こちらもわかりやすい例文です。わからないことがあって、近くにいる相手にぶつけている感じがします。
彼女に彼氏がいるかどうか聞いてみました。
「ask」で多いのは「ask+人+if+主語+動詞」のパターンです。人に「if」以下のことがあるか聞く感じです。
「if she had a boyfriend」、彼氏が「いるorいない」、その二択の「わからない」クエスチョンを彼女に投げかけた感じです。
あと、最後に「ask」といえば、海外のドラマでよく出てくるのが「ask out」です。これは、デートに誘うと言う意味です。「ask=声をかけて」、「out=外に出る」、つまり、声をかけて引っ張り出す感じです。
『フレンズ』で、ロスが勇気を出してレイチェルをデートに誘うシーンで言っていました。
まとめ
いかがでしたか?
「call」と「ask」の解説は以上です。
「call」と「ask」のどちらの英単語も、「自分の声を相手に届ける」という点は同じですが、違いは「何を届けるか」と「距離感」でした。
「call」は「少し遠くから自分の声を相手に届ける」イメージ、「ask」は「近くの相手にわからないことを相手に届ける(尋ねる)」イメージで、この2つの英単語を使い分けてみましょう。
次の記事は、こちら「【英語の基本動詞】英単語「give」のコアイメージを例文・イラスト豊富に分かりやすく徹底解説!- 第24位」をご覧ください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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