Hey guys! しゅみすけです!
今日は、英会話で悩んでるみんなに向けて、少しおもろい話をします!
- 英会話できるようになりたいなぁ…
- ネイティブとキャッチボールみたいに話せたらなぁ…
- それむずくても、聞かれたこと分かって即レスで返したい
こんな風に思いますよね。
で、今の時代ね、情報溢れてますよね?
そうすると、
「瞬間英作文がええよ」とか「独り言がええよ」「日記やりなさい」とか言われていろいろ試したこと、ある人多いんちゃうかなと思います。
けど…
実際にやってみると、どうでしたか?
- なんか思ったほど話せへん
- とりあえず暗記したことはできるようになった
- でも、結局、言いたいことぱっと出てこない
- 日本語で考えてから英語にしてる…気がする
こんな感じになってませんか?
それ、ぜんぶ「あるある」だから大丈夫です。
というか、母国語が日本語で大人になってから英語に取り組む人は、それが最初は普通なんです。
今回は、その原因をしっかり解説して、さらに!
僕が提唱する――これ、
瞬間英作文ならぬ、 「直感英作文」 「直感アウトプット法」
っていう考え方を紹介します!
今まで、皆さんも色々アウトプット試してきたと思います。
中にはちゃんとお金かけて、ネイティブスピーカーと英会話した人も多いと思います。
でも、はっきり言いますが、独り言やネイティブ英会話より前に、この「直感英作文」「直感アウトプット法」をマスターしないとめちゃ失うものが多いです。
で、その理由もあとで話します。
また、今回はこの直感アウトプット法のやり方を事例を10個ほど紹介します。
いつかゼロから思ったこと、感じたことを英語にしたい。
そう思ってた方必見のシリーズになると思います。
ってことで、日本人にとって本質的な英会話マスター法とはなにか?その深層に迫っていきたいと思います。
Let’s get into it!
今回の記事は、こちらの動画「瞬間英作文より100倍効果的|英会話できる人がやってる「直感アウトプット法」解禁!」でもご紹介しているので、あわせてご覧ください。
目次
なぜ日本人は英語が苦手なのか?
まず、なんで僕らが英会話でこんなに苦戦するのか?
このことを真剣に考えたことのある人はすごく少ない。
これは、残念な話ですが、英語業界関係者でもそうです。
でも、僕はずっとこのこと、ばっか、考え続けてきました。
なぜなら、僕も最初、このこと言語化して他人に説明できないけど、気づいた口なんです。
で、それを20年くらいこの仕事やってますから、いろんなお客さん手伝ってく中で、仕組み化して、言葉にして説明できるようにしたんですね。
まず、僕ら日本人が英会話をかくも苦戦する理由。
ここから入ります。
で、その理由は超簡単です。
それは、日本語と英語っていう言語のOS(思考の仕組み)が全然違うからなんですね。
日本語のOSは「まとめ型」
じゃ、どう違うのかを見てみることにしましょう。
まず、日本語です。
日本語っていうのは、**“全体の思考をまとめてからじゃないと、口から出せない言語”*構造になってます。
たとえば…
「会社の近くの、」
「めっちゃ行列ができてるラーメン屋に、」
「久しぶりに会った高校の同級生と、」
「行ってきてんけどさ……」
どう?
まだ“何が言いたいか”わからないじゃないですか?
で、これが日本語って言語の自然な構造なんですよ。
- 主語がなくても意味が通じる
- 助詞(テニヲハ)で関係性を細かく調整
- 結論となる述語は、お尻(最後)に来る
つまり、聞き手はずっと「結論待ち」状態になる。
そういう言語なんです。
言い方を変えれば、日本語は「思考の完成品を提出する言語」。
そういう風に言えます。
まず頭の中で全体像を作って、それを一気に口から「納品する=出力する」そういう言語です。
実は、世界中のどの言語と比べても、かなり高度な処理してる。
実はこれが、僕たちが英会話するのを難しくしてる最大の理由なんですね。
英語のOSは「即アウトプット型」
で、次に英語を見てみましょう。
英語はもっとシンプル。
「主語(誰が)+動詞(何をする)」で、最初の5単語でだいたい意味が決まる。
たとえば:
He looked scared.
He was running.
He dropped something.
まるでカメラ回しながらカメラに写ってる場面の動きや状態をそのまま、実況するようなスタイルなんです。
日本語と真逆です。
つまり、英語はこういう言語なんです。
「ありのまま、見たもの・思ったことを、そのまま決まった順番にポンポン出してく言語」
そう、今風の言葉でいうと、英語って、まさに「レンダリング言語」なんです。
この日本語と英語の発想の違い。これが、僕らが英会話いつまでも出来ない理由です。
英語:状況に沿ってありのまま発話しながら構築していく
このことが意味することはめちゃ大きい。
わかりますかね?
そもそも、一度、日本語って枠組みでいったん文章を作ったり、あるいは、日本語のフレームでそもそも考えてしまってから英語に直そうとすると、情報が詰まりすぎて翻訳不能になっちゃうんです。
これが、日本人が英会話が難しいと感じる最大の理由です。
と同時に、僕らはこの日本語を英語にすることこそが、正解と勘違いしています。
日本人が英語でよくするミス2選
ここで、僕ら日本人のあるあるのケースを2つ見てみます。
よくある英語のミス①
たとえば…
「鏡が曇ってるんです。」
これ、一回でも日本語で考えるとどうですか?
「曇るって何て言うんやろ…foggy?steam?」
って迷って詰まる。
でも、直感英作文ならこう言える:
I can’t see my face in the mirror.
これでオッケーです。
だって、自分の「今」を英語にしてるだけやから。
よくある英語のミス②
次のケースはどうやろう?
「先週、急に上司から“辞令が出たぞ”って言われてさ、4月から大阪支社に行くことになったんよ…」
この情報量、英語の1文にするのムリゲー(笑)
ま、やったとしても、
こんな文章になっちゃう。
これ、英会話上手な人ぜったいしないし、そもそもネイティブもこんな英語はなさないです。
喜ぶのは多分、学校の英語の先生だけ…。
でも、直感英作文ならこうなります。
例えばですけど、
He said, “You’ll work at the Osaka branch.”
I was shocked. But I had to accept (take) it.
状況をそのまま順番に、主語+動詞でレンダリングするだけ。
日本語と英語の違いに気づくことが大切
これが、「直感英作文=ZPF的英会話法」の第一歩なんです。
- 日本語は、頭の中で“完成品”を作ってから発話する言語
- 英語は、“今起きてること”をそのまま出していく実況型言語
- だから、日本語→英語の変換は、翻訳というよりOSの切り替えが必要
なぜ「瞬間英作文」や「独り言英語」はうまくいかないのか?
ここで、ちょっとあるあるの話を見てみます。
多分、僕の記事を読んでいる人の中にも、よくあるであろう、アウトプット学習法ね。
- 瞬間英作文
- 独り言英語
- 英語日記
このあたりね。
やってみた人、かなり多いんちゃうかな?そう思います。
で、僕のスタンス言っておくと、こうなります。
- やり方間違えなかったら効果ある
- でも、ほとんどの人はやり方間違える
で、やったことある人ね。
こう思ったことないですか?
- 色々頑張ってみたけど、瞬間には出てこない
- 暗記した文章は言えるけど、ゼロから文をその場で作ってる感じはしない
- 一度、日本語で考えて、それを英語に変換する…って作業になってる
- 英作しようとすると、毎回、難しい単語・構文に迷って止まったり、辞書チェックしてばかりになる
どうですか?いくつか、思い当たりませんか?
なぜ、こんなこと起きるのか?
さっきまでの僕の説明聞いてたらなんとなく想像つきますよね。そう、その正体は……
“すでに日本語OSの枠組みでまとめられた情報”を、ムリヤリ英語に変換しようとしてるから。
これです。
瞬間英作文の落とし穴とは?
例えば、瞬間英作文ね。
これって、結局のところ、「完成された日本語の文」を、
「はい、英語でどうぞ!」
って投げられてるだけなんですよね。
つまり、「もう完成しちゃってる日本語OSのファイル」を、英語のフォーマットに後から変換してる作業なわけ。
独り言英語の罠とは?
あるいは、独り言ね。
これも、大体の人は、気づかないうちにこうなります。
「今日は祖父の一周忌です。」
さて、こうやって日本語で思考してしまうとどうですか?
多分、ほとんどの人は、
「Today is… えっと、祖父のgrandfather’sかな?一周忌ってなんていうの?」
みたいな感じで止まります。
なぜか?
それは最初に、日本語という言語の枠組みで文を組み立ててしまった時点で、自分の表現の幅を既に限定してしまうんよね。
つまり、英作文、って「変換」作業から始まってまうわけです。
これだと、たとえば、祖父の一周忌”first anniversary of my grandfather’s death”みたな表現が出ないと文を作れないと錯覚してしまうわけです。
下手すると、辞書を引いて「ああ、一周忌はfirst anniversary of one’s death”というのか。勉強になった。」と喜んでしまう。
でも、これは、終わりのない戦いなんです。
なぜか?
このまとめ型の日本語で思考した時点で、常に英作しようとするとあなたのわからない単語や表現が出続けるからです。
一回、片付いても、また次のわからないが永遠に続く戦い。これを日本人の英語学習者の多くはループしてるんです。
でも、瞬間英作文にせよ、独り言にせよ、うまくいかないのはあなたのせいじゃない。あなたの、
英語の問題じゃない。
単語力の問題でもない。ちょっとあるかもしれないけどね。
理由は、あなたが先に日本語の枠組みで伝えることを思考してしまった。
これが問題なだけなんです。
瞬間英作文や独り英語の代わりに何をすれば良いのか?
じゃあ、どうするか?
ここですよね。
この事実に気づくだけで、「あ、今までのやり方が難しいのは当然やったんや」と肩の力が抜けるはずです。
ポイントはなにか?
英語は、主語動詞の言語です。
ありのままの出来事、状態をそのまま実況中継する。
そして、実況中継する時に、極力、英語の代表的3パターンである、誰が(主語)+どうする(動詞)、誰が(主語)+どうする(動詞)+誰を・何を(目的語)、そして、誰が+be動詞+~だ(補語)。
この3つの枠組みに落とし込むこれだけで、あなたの英会話のアウトプットは変わり始めます。
直感アウトプット法・事例を英文で紹介
ここからが本番です。
僕のいう「直感英作文」を事例を通して見ていくことにしましょう。
直訳的英語
Japanese people have a strong sense of responsibility
イメージ:仕事を最後までやりきる
直感英作文の場合
Japanese people always finish their work.
Japanese people keep their promises.
Japanese trains are always on time.
直訳的英語
He has a good memory.
イメージ:忘れない、数字を覚える
直感英作文の場合
He remembers numbers well.
He never forgets what he hears (what he said).
直訳的英語
I feel languid today. It’s really dull today
イメージ:寝不足/何もやる気が出ない
直感英作文の場合
I didn’t sleep well last night.
I don’t feel like doing anything today.
直訳的英語
He can’t read the air.
イメージ:彼っていつも変なこという、いつも自分のことばかり話す
直感英作文の場合
He always says the wrong things.
He always talks about himself all the time.
直訳的英語
The payment is over there.
イメージ:相手、払う、あっち
直感英作文の場合
You can pay (the bill) over there.(指差す)
直訳的英語
My circumstances didn’t allow me to join.
イメージ:具体事情→不参加
直感英作文の場合
Sorry, my boss called me yesterday and I will have a conference call with him this Saturday. So I can’t go to the party with you.
直訳的英語
I’m not dissatisfied with my current company, but I decided to change jobs considering my future.
イメージ:嫌いではない→考えた→決めた
直感英作文の場合
I’m OK with my job. But I’ve been thinking about my future, and yesterday, I decided to change, and I will talk to my boss tomorrow.
直訳的英語
I hope they will take hold of victory.
イメージ:日本の野球チームが好き!今、頑張ってる。No1になってほしい!
直感英作文の場合
I love the Japanese baseball team! They are doing well. I hope they will win the match tomorrow and become No.1.
直訳的英語
He’s an annoying guy, but I can’t really hate him for some reason.
イメージ:①彼がいつも自分のことばかり話している、②みんな嫌になってる、③けど自分はそんなに嫌じゃない)
直感英作文の場合
He talks about himself all the time, and everyone doesn’t like him, but I like him a lot. (I think he’s a good guy.)
直訳的英語
There was a time when my work was drastically reduced due to the coronavirus pandemic, and my life was barely making ends meet.
イメージ:仕事が止まる→お金がない→苦しかった
直感英作文の場合
During the pandemic, my work almost stopped.
I had no money.
It was very tough at that time.
まとめ
はい、いかがだったでしょう?
僕が紹介する、直感英作文、直感アウトプット法に慣れてくると、驚くほど、英語は楽しく、スムーズに、簡単になります。
この直感英作文、メリットがたくさんあります。
こんな感じの体感を得てくることになるでしょう。
実は、英会話上手な人が無自覚にやってることなんです。
僕自身が英語学習者だった時、英語上手な人を観察してて、そこから、試行錯誤してるうちにできるようになりました。
大人になればなるほど、母国語である日本語の影響強くなるから、ちゃんと、仕組みを理解したうえで、意図的に正しいクセを付ける必要あるんですね。
で、このことって多分気づくには、日本語と英語を相対的に比較して始めて言語化出来ます。
僕も、色んな人お手伝いしながら、ああ、そういうことか…となるのに十年以上かかってます。
直感英作文がこれができるようになれば、「言いたいことが言えない…」ってストレスは間違いなく減っていきます。
諦めずに、一緒に英語を楽しんでいきましょう!僕も皆さんを応援しています!
ということで、しゅみすけでした。
また、次回の記事で皆さんとお会いできますこと、楽しみにしています!
Bye guys!
See you in the next one!