GRCってツールも聞くんだけど、結局、どっちがオススメ?
10年GRCにお世話になっていた私が両方のツールを使った結論としては・・・・。
ブロガーとして副業や生計を立てていこうという方はランクトラッカーだけで良いと思います。
大山俊輔
そんな私も2010年から2020年までGRCにお世話になってきました。
というのも、私の周囲のマーケターがいわゆるオジサマたち(私もですが・・・)が多くて、SEOツールと言えばGRC一択だったんです。
ところが、最近では有名ブロガーの方たちがしきりにランクトラッカーを勧めています。
例えばこの人。
ちなみに使ってるSEOキーワードツールはこちら。MACユーザーにおすすめ→【Mac向け】SEO検索順位チェックツールなら、 RankTrackerが神 https://t.co/A0vaCPFUYt
— マナブ@バンコク (@manabubannai) October 30, 2016
マナブログのマナブさん。
2016年から使ってるんですね。
そこで、私も副業ブロガー社長をはじめましたので使い始めました。ランクトラッカー。
このエントリでは、なぜ、一般ブロガーが使うならランクトラッカーがベターなのかについてまとめました。
目次
ブロガーならランクトラッカー一択
結論、ブロガーさんならランクトラッカーだけ見てればいいです。
私は、今も本業でGRCを使ってますので両方使ってますが、使えば使うほどランクトラッカーのUIに体が馴染んできました。
ランクトラッカーとは?
ここで、まず、ランクトラッカーのことを全く知らない方に最低限の知識を。
ランクトラッカーは、SEO PowerSuite社が手掛けるSEOツールのメインプロダクトです。
ちなみに、本社はベラルーシにあるようです。
今、政治で大変そうな場所ですね(笑)。
多くの方はブログをはじめると、サイトアクセス数、キーワード、ランディング(着地)ページなどの情報を知りたくなります。
それも当然です。アクセスが増えなければ、アフィリエイトやアドセンスなどの収入は生まれません。
もし、こうした情報を毎回Googleで手作業で検索して調べると・・・・。
日が暮れてしまいます。
そこで登場するのがランクトラッカーやGRCといったツールなんです。
GRCとは?
一方、GRCは日本の有限会社シェルウェアさんが提供するSEOツールです。
私たちの会社も10年お世話になっていますがこれだけの年月ずっと使ってきたツールはGRCさんくらいかなと思います。
それくらいに、動作が安定していて順位の確認も分かりやすいからです。
私もランクトラッカーを使い始めるまでは、自社サイトと私個人のサイトを登録して日々順位チェックをしていましたが、全く不満もありませんでした。
ランクトラッカーの方が優れている点
それでは、実際両方のツールを使うようになってからランクトラッカーが優れていると感じた点を5点ほどまとめておきます。
- 競合調査が神
- 登録キーワードが無制限
- 全て1ツール内で自己完結する – サーチコンソール&キーワードプランナーを一元管理
- Mac/Windowsの両方対応
以下に、それぞれについての解説を行います。
競合調査が神
私が両方のツールを使ってランクトラッカーが間違いなく勝っていると思ったのは競合調査機能です。
本業でGRCを使う時は、目立ったキーワード(主にビッグワード)で登録していますが、同じ処理を競合サイトのURLも登録することで行っています。
例えば、「英会話スクール」というキーワードで自社URLと競合URLを登録する。
こんな感じです。
確かに登録キーワード数が少なくてライバル数も少なく相手が会社であればこのやり方もありかもしれません。
なぜなら、事業会社にとってのSEOとは、
② それに基づいたキーワードがあって
③ それに対してのSEOを行う
という順番だからです。
一方で、ブロガーの場合はどうでしょうか?
たとえば、「プログラミングスクール」というキーワードで上位を取ろうとすれば、
② 競合調査を行い
③ それに基づいた記事を作成し
④ 解析してリライトを行いながら上位表示を狙う
という順番になります。
ランクトラッカーであればGRCと同じように事前に登録して競合と自分のサイトの比較が出来るのはいうまでもないですが、他にも、気になるサイトのURLを入れるだけでこんな情報を知ることもできます。
・ 競合が上位表示しているキーワード
・ 狙ってるキーワードで競合関係にあるサイト一覧
従来は、こうした機能はSimilarwebやahrefs(エイチレフス)などウェブマーケティング会社が使ってるようなツールでしか確認することができなかった情報です。
また、GRCは残念ながらこれらの機能はないのです。
ブロガーはキーワードにはじまりキーワードに終わるくらい記事を作成するときにはキーワード調査をすることが重要になってきますk。
単に、URLとキーワードを登録して後はずっと順位をチェックするだけならGRCで十分ですが、ガチで競合サイトを調べて上位表示を狙うならばランクトラッカーに軍配が上がります。
登録キーワードが無制限
次のポイントは登録キーワード数です。
ランクトラッカー(プロフェッショナル版)はキーワード登録に制限がありません。
一般的にランクトラッカーを検討するブロガーが選ぶのはプロフェッショナル版。
これに対抗するGRCのプランはスタンダードかエキスパート版になることでしょう。ちなみに、私は会社の事業ではエキスパートを使っています。
ベーシック | スタンダード | エキスパート | プロ | アルティメット | |
月払い料金 | 450円/月 | 900円/月 | 1,350円/月 | 1,800円/月 | 2,250円/月 |
年払い料金 | 4,500円/年 (2ヶ月分お得) |
9,000円/年 (2ヶ月分お得) |
13,500円/年 (2ヶ月分お得) |
18,000円/年 (2ヶ月分お得) |
22,500円/年 (2ヶ月分お得) |
URL数 | 5 | 50 | 500 | 5,000 | 無制限 |
検索語数 | 500 | 5,000 | 50,000 | 500,000 | 無制限 |
上位追跡 | 5 | 50 | 500 | 5,000 | 無制限 |
リモート閲覧 | - | 利用可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
CSV自動保存 | - | - | - | - | 利用可 |
こうしてみてみると、プロフェッショナル版でURLは500、キーワードは50,000が上限登録数となります。一見、GRCでも大丈夫なのではと思うかもしれませんが、ブログをガチでやりはじめると全然足りません。となると、アルティメット版もありますがこれだとランクトラッカーの124ドルよりも高くなってしまいますし、他の機能面で見劣りします。だったら、はじめからランクトラッカーでいいんじゃね?となります。
全て1ツール内で自己完結する – サーチコンソール&キーワードプランナーを一元管理
地味にランクトラッカーを使い始めて新鮮だったのが登録と同時にサーチコンソールとAnalyticsと連動するように設定を促されることでした。
GRCでは単純にツールがGoogleの順位をチェックするだけですが、ランクトラッカーではこうしたGoogleのツールと連動することで検索ボリューム、関連キーワードの提案などをワンストップサービスで行ってくれます。
従来なら、わざわざブラウザに飛んでサーチコンソールやキーワードプランナーを開いて調べていたことが一つの画面でできてしまうわけです。
Mac/Windowsの両方対応
最後はOSです。
GRCは以前はWindowsだけでしたが現在は一応Macにも対応しています。
一方で、ランクトラッカーはMacのみでしたが、最近ではWindows、LinusとメジャーOS全てに対応しているようです。
私は自宅で作業する時はMacですが、仕事先に持ち運ぶラップトップはWindowsです。
常に持ち歩くPCに入れるのでランクトラッカーがWindows対応してくれて助かりました。ただ、最近のブロガーさんでしたらMac率の方が高いのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まだまだ、私もランクトラッカーを使い始めて日が浅いので使い始めて気づいたことを簡単に列挙させていただきました。
今後、更に使いこなしていきながらこの記事も拡充させていきたいと思います。
ありがとうございました。