大山俊輔ブログ ー 脳科学による習慣ハック・歴史・経済のサイト

仕事生産性改善 – Facebookで他人のことが気になる人はFacebook Eradicatorとりあえず追加しよう

Facebookの使いすぎに要注意

ハビットマン/大山俊輔

本業は英会話スクール運営会社の経営。習慣デザイナーとしても活動してます。Facebookついつい見ちゃいますか?

さて、今もFacebookついついみちゃう。
そんなオッサン・オバサンチームは多いのではないでしょうか?

私もFacebookが本格的に日本に上陸したばかりの頃、かなりハマったのを覚えています。

メールが登場する前の友達(小学校や高校時代)というのは、Facebokがなければ恐らく一生そのまま音信不通になっていたかもしれません。

あるいは、中学生時代にホームステイしたアメリカのホストファミリー。
これも、Facebookのおかげで繋がりを復活できた例です。

Facebookのおかげで、切れていたかもしれない縁を戻せるようになったのはとても良いことですが、使い始めてしばらく時が経過すると別の問題も発生し始めました。

それは、他人のことが気になってついつい見ちゃう。
そんな症候群です。アメリカではFOMO(Fear of Missing Out)として社会問題化しているそうです。

FOMOとは? FOMOってどんな意味? - やってる?FOMO対策?

このエントリでは、「Facebook Eradicator」というアドオンを紹介します。

スマホのアプリはないので本ツールはパソコンでの仕事をしている時用のものですが、とてもパワフルで、ついつい、他人の動向が気になるという誘惑を断ち切ってくれます。Facebookとの付き合いは程々にいいところどりしたいですね。

意外と日本でも使われているFacebook

このエントリを書くに際して、少し気になったので日本でのFacebookの普及度をチェックしてみました。

未だにFacebookの利用率は高い
出典:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/

調べてみると、20代も意外と利用していますね。
確かに、私達のスクールでも意外とご入会する前に見ていた媒体など聞いているとFacebookというお客さまいらっしゃいます。

スタッフに聞くと、

「え、まだFacebook使ってんですか?」

という声もちらほらありますが(笑)。

おそらくFacebookのデータ見たら気になる人もいると思いますので、ついでにインスタもみてみました。

インスタの普及度

ほぼ、Facebookと拮抗していますね。

お客さまを見ていても、上の世代はまだあまり使ってないですが、40代、50代は普通に使われていますので、この数値は肌感覚と一致します。となると、あとはどうやってFacebookのいいところは活用しながら、承認欲求やフィードアルゴリズムによるドーパミンの分泌過多による脳疲労を低減するか。

その時のオススメがこのFacebook Eradicatorです。

MEMO
ドーパミンと脳の関係については「メールの毒を減らす方法~オペラント条件付けの罠から抜け出る方法」の記事もあわせてご参照ください。
メールとオペラント条件づけ メールの毒を減らす方法~オペラント条件付けの罠から抜け出る方法

Facebook Eradicatorとは

Facebook EradicatorはGoogle Chromeのアドオンです。

このまま検索していただければスグにインストールできますよ。もし、Firefoxを使っている方はNews Feed Eradicatorというアドオンがありますので、こちらでも良いでしょう。

インストールが終わりFacebookに行ってみると・・・。

Facebook Eradicator

フィードが名言に変わりました。
たまたまですが、この言葉、マヤ・アンジェロウのものですがとても素敵な言葉ですね。

Facebook Eradicatorのメリット

Facebook Eradicatorのメリットは何でしょう?
これは、Facebookのデメリットがすべてひっくり返る感じです。

Facebookのデメリット

まず、Facebookの代表的なデメリットと言えば下記のようなことが最近指摘されています。

・ 自己承認欲求を際限なく刺激してしまう
・ フィードアルゴリズムにより脳にドーパミンが過剰分泌される
・ フェイクニュース、ネガティブな投稿に疲れる
・ FOMOにより他人のことが気になってしまう

こうしたデメリットは本来Facebookが実現しようとしていた世界観でもある「世界中の人をつなげる」ことの副作用でもあります。

フィードの問題(フィードアルゴリズム)はパソコンよりスマホ版でより大きいですが、自己承認欲求、フェイクニュース、ネガティブ投稿や他人のことが気になるFOMOなどはパソコンでFacebookにアクセスしていても同じです。

同じ課題はインスタグラムでも言われてますよね。以前、石田ゆり子さんがインスタをやめたというニュースがありますが、まさにフィード型のSNSの課題でもあります。

Facebook Eradicatorでしたら、こうした問題がすべて解消します。

私の場合、仕事の関係でメールの代わりにメッセンジャーを使ったり、あるいは、広告運用などのときにもやむを得ずFacebookにログインします。

以前はそのたびに友達のドヤ顔写真が出てきてはそそくさと閉めていたものですが、今は名言しか出てきません。名言しか出てこなければ、イラッとしたり、羨んだり、そういう感情が沸き起こる余地がまったくないので仕事に集中して、終わればスグにログアウト。

これがFacebookとの良い付き合い方ではないでしょうか?
もちろん、たまに動静が気になるときはその人の画面だけ見れば良いのであって、他の無駄なフィードに目を通す必要はありませんよね。

今の時代、テクノロジーはどんどん発展しますので、Facebookも更に賢く滞在時間を増やすための工夫をしてきます。

Facebook EradicatorはうまくSNSと付き合うためのアプリの一つとして入れてみてはいかがでしょう?

ハビットマン(大山俊輔)