こんにちは。
YouTubeではしゅみすけ社長の名前で主に独学で英語学習をされている方向けに情報発信をしています。本業では、「b わたしの英会話」という英会話教室の運営を行っています。
英会話でもよく使われる「give」は、重要な基本動詞のひとつです。「give」は「与える」という意味で覚えている人も多いと思いますが、それでは応用が効きません。
この記事では、「give」のコアイメージをイラスト付きで解説し、たくさんの例文を記載しています。コアイメージを理解することで、応用が効くようになるので、ぜひ最後までお読みくださいね!
なお本編動画では、海外ドラマ「フレンズ」で頻出する第1位〜55位までの基本動詞の詳細をまとめていますので、下記YouTube動画のリンクをご参照ください。
【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】
目次
【英語の基本動詞】英単語「give」の意味・使い方をコアイメージで徹底解説!
基本動詞Top55、第24位は「give」です。
「give」というと、「与える」という日本語訳で覚えている人が多いのではないでしょうか。ただ、これが「give」という超重要単語を私たちがうまく使えない理由でもあるのです。
実際、日本語訳を見てみると、「与える」「提供する」「渡す」「貸す」「譲る」「売る」「許す」「認める」などがあります。中には「車に乗せる」と言う意味もあり、こんなにたくさん覚えていたらキリがありませんね。
そこでいつものコアイメージを見てみましょう。「give」のコアイメージは「自分の中から取り出す、離れていく」ことです。その結果、「与える」という意味になることもあります。
でも、これは「自分の中から取り出す、離れていく」のいち側面でしかないということです。
「give」を使った英語例文を分かりやすくご紹介
例文を見てみましょう。
私はそれをあなたに与える。
これが、「自分の中から取り出す、離れていく=与える」という形で僕らが学校で教わった「give」です。
では、この「自分の中から取り出す、離れていく」イメージが発展すると、実際ネイティブはどう使うでしょうか?
例えば、
時間をください。
「a second」は秒という意味ですが、これも、相手の中にある時間の中から秒だけ取り出してもらう感じです。これも「give」の代表的な使い方です。
電話するよ。
彼女は出産した。
車のっけてあげるよ。
チャンスをください。
電話する、出産する、車に乗せるなど与えるという日本語訳とはかなり違う形で使われていますが、これも「自分の中から取り出す、離れていく」というイメージがあれば、仮にはじめて出会う内容だとしても類推できます。
まとめ
いかがでしたか?
「give」のコアイメージ「自分の中から取り出す」から発展して、ネイティブはさまざまな使われ方をしていることがわかりました。
ちなみに、日本語でもよく使われる「give up」は、自分のところから取り出して上に投げ捨てるイメージで、諦めたときの感じが漂いますよね。
それでは「give」の解説は以上となります。
次の記事は、こちら「【英語の動詞】「work」のコアイメージを例文・イラスト豊富に分かりやすく徹底解説!- 第25位」をご覧ください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。