ロスジェネ世代、またの名を就職氷河期世代。
2000万人という膨大な人口を抱える世代であり、受験戦争を経験し社会人になる直前に大不況になった世代。
社会人になってからの日本は、デフレ転落、経済の低成長、そして、雇用の不安定化と自分たちの父親の世代と全く異なる景色が広がった時代です。
- 団塊世代の父母とは話が合わず
- バブル世代からは理解されず
- そして、新卒採用が改善した2010年代以降世代にも自己責任扱いとなる
当然、個人の責任に帰結すべき問題も数多くありますが経済については間違いなく失政の結果です。
民主主義国家である日本では、これは、日本人全ての責任だと言えるでしょう。
大山俊輔@ロスジェネ社長副業中
私自身は比較的こうした世の中の流れに背を向けて、新卒での就職はしないで1年海外でプータロー。
そして、就職活動を海外で行うことで、日本の新卒問題を回避しました。
その後は、証券会社、保育系ベンチャー企業、そしてベンチャーキャピタルで働いた後今の会社を創業しました。
ちょうど2020年で15期目です。
創業初期は、何度か倒産のピンチに陥りましたがなんとかそれをしのいでそこそこの規模まで育てました。
しかし、2020年にはこのコロナ騒動で再びピンチです。
このことは、決して起業するか否かに関わらず誰にでも起きうる状況です。
今30代後半から40代に差し掛かったロスジェネ世代にとって、日本経済は常に停滞していました。
小康を保った2010年代中盤という時期もありますが、基本は常に低成長で、定期的に山一・拓銀ショック、リーマンショック、東日本大震災などにより環境が激変しました。
政府はやったフリ、ということで、就職氷河期世代向けのプログラムを導入しますがこれで仕事が安定するのはごくわずか。
受験戦争で狭き門を経験し、そして、再びここで篩いにかけられるというのもなんだか・・・。
ですよね。
こうした状況を鑑みて、ロスジェネ世代向けのポータルサイトを作ってみようかなと思うようになりました。
- お上には頼らない
- 1円でもいいから自分で稼ぐことからスタートする
- 国に、企業に頼らないでもいい収入源を作っていく
こうしたことをテーマにしたメディアにしようと思っています。
今、非正規雇用で先行きに不安を抱えているロスジェネ世代の人たち。
あるいは、今はラッキーで正社員のポジションだけど、これから黄昏研修はじめ将来確実に収入が削られることがわかっている人たち。
そして、私のように起業したものの大変な人たち。
こうした人たちに有意義な情報を提供して、自分で一定の収入源を確保する。
そんな、ロスジェネ世代向けの自給自足・サバイバルのためのメディアです。
私自身、本業の英会話スクールの運営では「恋と仕事に効く英語」など月間30万PVをつくるオウンドメディアを作ってきた経験があるので、それも無駄にはならないのではと期待しています。
今、企画中ですが多分つくります(笑)。
大山俊輔