大山俊輔ブログ ー 脳科学による習慣ハック・歴史・経済のサイト

タコは国産のほうがやっぱり美味しい件

タコのジェノベーゼ

タコのジェノベーゼ

こんにちは。大山俊輔です。
なんか雑談ですが普段私達が食べているタコってどこのものか気になりませんか?
 
 
そんなことを思ったきっかけは、梅雨シーズンに明石に行くタコ釣り。
やっぱり、自分が釣ったタコはうまいんです。
いや、別に贔屓してるわけじゃなくて。
 
 

日本で流通してる国産タコは4割弱

実際、私達がスーパーで買うタコはほとんどが海外産です。
そのほとんどが、モーリタニアとモロッコ。スペインの下の北アフリカ〜モーリタニア。
アフリカのタコ
 
スーパーなんかで見てみると今はほとんどがモーリタニアじゃないですかね。
よく地図見たら、これ、全部かつてのスペイン領サハラ。
基本、アフリカ、サハラ、といいますがこれらのエリアは旧マグリブでアラブ圏。人種もほとんどがベルベルとアラブの混血です。
ちなみに地図にもある西サハラは私が生まれた頃からずっと紛争地域でまだ未解決。ここのタコも入ってきてるかもしれません。
 
 
ちなみに、最近、スペインのタコの爆買いはこのエリアのものです。
日本勢を押しのけてるらしい。旧宗主国パワーでしょうか。
タコ漁を広めたのは日本人なんですけどね。
 
 
かつては、私もこのモーリタニア産のタコで十分うまいって思ってたんです。
国産の本当にうまいのに出会うまでは。
 
 
ちなみに、現在、日本国内で流通してる国産のタコのシェアは4割弱とのこと。
多分、この数値にはマダコだけじゃなく、北海タコ(ミズダコ)やイイダコも含むんじゃないかな?と思います(調べてません)。
 
 

タコの釣り方

タコテンヤ
 
 
私も2回しかしたことないですが、こんな仕掛けです。
タコテンヤといって、古来から日本にあった釣りの方法らしい。
 
 
タコテンヤにいわしをぐるぐるに巻いてあとは推定に垂らします。
例えば、自分の釣りに行った明石海峡ですとだいたい水深が15〜30メートル。
そこにタコテンヤを落として、あとは、弱りかけたいわしのふりをしながら竿をうごかします。
 
 
そこにタコが食いついてきて釣ります。
普通の魚とは違う釣りで面白いですよ。
明石でタコ釣り
 
 

国産タコの見分け方

昔は海外産のタコのほうが美味しく見えたんです。
国産と海外産のタコ
だって色みてください。
海外産のほうが美味しそうです。
 
 
でも、恐らくこの色はホントの色じゃないですね。
だってスーパーのタコ見てください。ミョウバンが入ってます。
ミョウバンは色出し用に入ってると思われます。
 
 
ちなみに国産はそのままのがほとんど。(スーパーだとたまにミョウバン入れてます)。
なので、小豆色というかワイン色というか独特の色なのでしょう。
 
 
私は実家が兵庫県なので実家に帰るときは明石のタコを。
そして、東京にいるときは湘南方面によく遊びに行きますのでついでに帰りしにHayama Station(葉山ステーション)で葉山、佐島や横須賀のタコを買っていきます。同じ国産のタコでも、やっぱりスーパーまで流通すると保存などの問題もあり少し味が落ちますが、ここで買うタコは私が自分で釣ったタコと同じくらい美味しいです。
  
葉山ステーション
http://www.hayama-station.jp/
  
それでつくったのがこれ。
タコのジェノベーゼ

  

葉山ステーションで買ったタコ、ジェノベーゼのもとを使ってトッピングにセロリとカラスミパウダーを混ぜたタコのカルパッチョです。
この味は、以前、江ノ島にありましたGabbiano Enoshima(ガビアーノ エノシマ)のシェフ、石綿 潮さんに教わった味付けを真似したものです。
  

めちゃ美味しいですよ!