大山俊輔
世間はクリスマス。
私達の会社のある渋谷道玄坂もイルミネーションが10数年ぶりに復活してきれいです。
ところで、クリスマスイブとなる24日にうちのサイトのアクセスが妙に遅かったのです。
とはいえ、鯖落ちしたわけじゃないので、気にしてなかったのですが、翌25日にコーヒー飲みながら、Google Analyticsのリアルタイム解析を見ていたら、朝方なのに200人前後のアクセスが。
昨日のサイト訪問数も見てみたら数万ものセッションが。
あの、うち、中小企業なんです。。。。そこまでのセッションに耐えうるサーバ契約してないっすよ。
という感じです。
これで思い出したのが9月のグレタ砲。
国連でスウェーデンのグレタさんが”How dare….”と大人に対して言った発言。その良し悪しや反応はさておき、どうも、どこかのニュースサイトか朝のテレビ番組でこの表現が紹介されたそうです。
で、”How dare + 意味”のキーワードでうちのスタッフが10年以上前に書いていた文法解説の記事が1位になってしまっていて、サイトがパンクしてしまいました。
今回も実はクリスマス系の記事が犯人でした。
サイト内にオウンドメディアを持つのが良いのか、ドメインを分けたり、サブドメインを分けたほうがSEO上良いのか。このあたりも気になるところですが、いずれにせよ、月数1万円ちょっとのサーバですから、この規模のセッションに耐えられません。
となると解決策は2つだけ。
解決策1:更に高いサーバにする
解決策2:AWSなどの従量課金のサーバにする
ですよね。
ただ、残念ながらどちらも中小企業には現実的じゃありません。
だって、コストのほうが大事ですから。
ましてや、AWSにしてこういう突発的なアクセス爆発に対応したところで、そのアクセスが売上につながらないセッションでしたらアマゾンを儲けさせちゃうだけです。
となると、実は当社が取ったのはこの1と2とは異なる対策です。
それは、
解決策3:何もしない
です。
ピークは半日〜1日ですので、その時間は広告配信を少し落としておきました。
そうすれば、嵐も過ぎ去ってそのうちもとに戻ります。
もし、解決策1や2の対処をするとしたら、うちがテレビや雑誌にどんどん取り上げられて「わたしの英会話」のファーストコールの指名ワードでのアクセスが爆発するときか、「英会話」のような超ビッグワードが何故か1位になったときでしょうかね。
そんな日が来たら、多分、商売ウハウハでしょうね。
一方で、クローズドで社内で使ってるお客さまやスタッフ用のシステムはすべてAWSで運用してます。こちらは、突然爆発することもないので、比較的コストも安定していて使い勝手も良いです(ただ、たまに料金が高ぶれすることがあります。ここは、まだ検証必要そうです。)
いずれにせよ、サイトセッション爆発が繁忙期ではないクリスマスで良かったです。
それでは!
大山俊輔